早朝にSunnyに行って、明日からのMossachi大会に向けて、小淵沢の馬術競技場への馬運と入厩。とりあえず、入厩した後は、僕は駐車場で、お仕事モード。
今日は、慶應大学で開催されている第15回サイバーセキュリティ国際シンポジウムに、駐車場に停めた車の中から参加。今年は、水曜日にも一つパネルディスカッションをモデレートしたけど、今日は、パネルディスカッションのパネリスト一つ、キーノート一つ、さらにパネルディスカッションのモデレータと午前中だけで三つのセッションにリモートで参加。
その後、時間を空けずに、某省の標準化関係の検討会で、こちらも発表をする立場でこれもリモートで参加。全く、ネットって便利だけど、人使いが荒くなるよね。
この会議の後、明日の大会のブリーフィングにリアルで参加して、夜は小淵沢のホテルに投宿して、参加者懇親会。馬の大会の入厩日にこれだけ仕事が重なるのは、初めてだわ。
今日は、早朝にSunnyで、Aliceと一鞍練習してから、通常の勤務時間に在宅で午前も午後も国プロ関係の評価会議に参加。しかし、なんで日本のこの類の評価って、主観的過ぎるのだろう。欧州との共同研究の評価だと、加点、減点する時には、ちゃんと具体的な指摘ポイントを示すことが求めらる。これに対して、日本の場合は、本当にエモーショナルというか抽象的で空気なのが辛い。
しかも、なんだか対象となる課題の話しと、制度の話しがごちゃごちゃで、かなり呆れてはててしまった。
夕方は、Wi-Fi Alliance のスタッフからの相談事案があって、電話会議。ある意味、これは日本の産業には良いことなと思うので、ちょっと積極的に協力しようか思うので、日本のWi-Fi関係者の人よろしくね。
夕食の後、夜はIEEE DTS WGと、IDSAの会議。しかし、毎週とか隔週で、夜遅い時間の国際会議が複数あるのは、そろそろ年齢的にキツくなってきたわ。
日にちが変わる前に会議が終わったので、昨日詰んで絞った柘榴と、アムステルダムで手に入れたグラスでジャックローズ。やはり、生柘榴は最高だわ。
午前中は、慶應の三田で開催されている第15回サイバーセキュリティ国際シンポジウムのパラレルセッション。データ取引市場をトラストアンカーとして捉えるコンセプトをテーマに、JDTF,DPFJ,RRIのメンバーとのパネル。
しかし、トラストとかDFFTとか言うのは簡単だけど、日本語的には信頼、信用、保証、セキュリティで、ニュアンスが変わるから、言葉の解釈を明確にしてからディスカッションしないとねといつも思う。
午後は、SIP3期スマートモビリティのシンポジウムで、またパネルディスカッション。モビリティデータの話をモビリティ関係者だけでしても、利活用は広がらないから、もっとクロスドメインでワイガヤすればいいのにねと思う。
夕方、あずさ号で11日ぶりに山梨戻った。不在の間に猿が来たらしいけど、幸いに庭に二つほど残っていた柘榴は無事だった。今年は、合計で8個も採れた。残念ながら一つは、虫にやられてたけど、他はそれなりの実なり。とりあえず、今日も、一つ絞っておいたけど、今日は疲れているので明日飲もう。
朝は、病院で前立腺癌の検診。今回も特段のPSAの再上昇はないけど、まだ完治とか寛解とは言ってもらえない...。
一件、病院の後リモートで某自治体とオープンローミング系な打ち合わせ。色々と、共通の知人の名前が出るのが楽しいというか、懐かしい。
午後は、国際標準化に関する某省系の会議。しかし、標準化の会議というよりは、座談会的で、何かが決まるわけではないのが、とて違和感がある。一応参加している人は、標準化会議とかに参加している、または参加したことのある人なんだけど、これじゃ標準化人材は育たないかなと不安になる。
この後、某社でマーケッティングチームとの会議。ビジネスモデルの話とかは、他でも出るけど、みんなピクト図とかビジネスキャンバスとかは使っていないんだよね。最近は、無料のアプリとかもたくさんあるのにね。
途中でラーメンを食べて帰宅して、夜はWi-Fi Broadcast のミーテイング。IEEE802ほど議事運営が厳密ではないけど、決まることは決まるし、進む。こういう点が、国内のなんちゃら作業班とか検討会とは雲泥の差だわ。
夕方の成田に定刻より20分くらい遅延して到着。いつものようにVisitJapanで入国手続きが楽なのはありがたいけど、成田は久しぶりだわ。
成田から京成スカイライナーで、都内に移動。それにしても、不思議なのは空港内の入国審査や税関エリアから、京成のホームまで、日本はなんでこんなに案内のスタッフが沢山いるのだろう。
僕は、それなりに色々な国々に出張しているけど、この異常な景色は日本にしかない気がする。日本語の壁問題なのかという気もしたけど、英語以外の言語圏でも、こんな光景はない。
これって、明らかに人材派遣会社系のビジネスにベンダーロックインされているのではないだろうか?
顔認証だとかデジタルIDとか頑張っても、結局はこういう対応をしているのって、全く生産性が上がっていないと思うのは僕だけ?
都内に戻って、知人とお鮨屋さんで一献してから帰宅。
朝、知人にホテルでピックアップしてもらい、車でSFOに移動。日曜日の朝で渋滞もないので、ちょっと早く着きそうだから、空港手前のBurlingameに寄って、ちょどだけ散歩。しかし、テスラの自動運転もいいけど、パーキングでの自動駐車は楽でいいなぁ。
BurlingameのBevMo!を久しぶりに覗いたら、先週アムステルダムで見たAK-47じゃないけど、ショットガン型のデキャンタのテキーラが売っていて、さらにその横にはカウボーイハット型も。 テキーラって、こういうの多いね。
SFOについて、ラウンジに入ったら、ちょっと混んでいて、お隣の席には、ものすごく背が高くて体が大きくて、日焼けした男の人が。しかも、連れの綺麗な女性は逆にとて細身で小柄という組み合わせ。二人お揃いの高級ブランドのキャリーケースを持っていて、何か見るからにカタギじゃないよね的なペア。
でも、なんか見覚えがと思って、チラ見したら、大魔神佐々木投手と奥様の榎本加奈子さんだったわ。それにしても、お二人とも年齢を感じさせないのがすごいなあ。
昼過ぎのフライトで、成田に向けて出発。
午前中は、A社のオフィスで、C .E.O.との打ち合わせ。彼とは、いろんな意味で見てる点も、感じている課題も、なすべきことも話が通じる。でも、この感覚は、きっと日本側のレガシーな人には。理解できないかもしれない。
とりあえず、近況報告と今後のTodoの意識を合わせて、駐在している日本人スタッフと3人で、飲茶のランチ。しかし、すごい混んでるわ。
一旦ホテルに送ってもらい、社外取締役をしている会社の代表にピックアップしてもらい、彼の自宅で夕方からBBQ 。なかなか、素敵なロケーションで、気候も良くて気持ちよいBBQ。
横でつけていたテレビでは、ドジャースが山本投手の完投で勝利という、なんとも頼もしい結果だった。
ホテルに送ってもらい、早めに就寝。しかし、この時期のアメリカの住宅は、Halloweenの飾りが多くて、結構夜に見るとドキッとするよな。
朝食をホテルでとってから、St.Pancrasまで歩いて、地下鉄とヒース路エクスプレスで、LHRまで移動。時間的に余裕があったけど、ディスプレイにCゲートに行けと出ていたので、そのままラウンジに入らずにCゲートのあるターミナルに移動。
ところが、このターミナルには、ラウンジもなければ、お土産物屋もほとんどない。スタパがあったので、スタバで仕事をしながら、出発まで過ごしてしまった。
SFO行きのBAは、エアバスA380は、後ろ向き席で、隣の女性が離陸までずっと電話しててうるさい。しかも、到着前に席を戻そうとしたら動かなくて、男性のCAが一生懸命隙間から手を入れて引っ張って戻したけど、完全なアップライトポジションにはならない状態だったり。
今回は、SFOからUberでサンノゼに移動して、ホテルにチェックイン。夜は、いつものサンノゼの仲間とオイスター。
それにしても、ここ数日ネットで見ている日本の政治絡みのニュースは、いろんな意味で変化を感じるなぁ。
連日、現地時間の早朝に日本とのWeb会議があって、今日も早起き。もっとも、ホテルがちょっと街の外れにあることもあるし、昔ほど飲まなくなったので、毎晩早くに寝てるから問題はない。
参加しているWi-Fi Allianceの会議では、Passpointのデモがあるんだけど、やはり今ひとつ実装がダメな端末もある。それより何より、みんなFILS入れてくれればいいのにねと、先日某大学の先生に言われたので、公式に会議の場で発言しておいた。
昼前にちょっと抜け出して、市内のAntiekcentrum Amsterdamを覗きに行ったら、間口から想像できないくらい中が広くてなかなか楽しい。そんな中、グラスの気になったのがあって見てたら、店番の女性が鍵を取ってきて、ショーケースから出してくれて値段を確認。えっ?本当という価格だったので、思わず購入。
1900年前後のグラスって、ガラスの歪みも気泡も、厚さや大きさも微妙に揃ってないのが味がある。6脚で55Euroなのを50Euroにしてくれたんだけど、本当は50x6=300という可能性もあるな。ここは、小さなお店が沢山並んでいて、混んでない平日とかは、全部のお店に店番の人がいるわけではないみたい。なので、対応してくれた女性は、もしかしたら間違えたんじゃないかという気がしなくもない。まぁ、一応僕は僕で6脚の価格だよねと確認もしたけど。
この後、少し歩いて見つけたシーフードレストランで昼食。ここもなかなかユニークで、しかもリーズナブルで、ちょっと今日は当たりだったわ。
ホテルに戻って、Wi-Fi Allianceのスタッフの相談事にちょっと対応してから空港に移動。旅程の関係で、ロンドンで一泊なんだけど、ロンドンも寒いわ。
今日もWi-Fi Allianceの会議だけど、昨日僕のグループは終わったので、今日は関連する他の会議に出席。しかし、午後からはIEEE NesComのリモート会議。実は、現地にはIEEE NesCom のメンバが僕以外にも何人もいて、みんな同じような仕事のこなし方をしている。
そういえば、そんな標準化仲間の人で、前のIEEE802.11のチェアだったDorothyが今年の選挙で2027 SA president electに選出された。IEEE SA のプレジデントは、選挙で選出されると1年間はPresident Electとして活動する。まぁ、これは研修期間みたいなもので、その後1年間がPresidentの活動になる。
彼女は、僕が議長をしたIEEE 802.11aiの立ち上げ時に、とても貴重なアドバイスをくれたベテランで、その後も色々と相談に乗ってくれている。日本の参加者にも、馴染みの多い人なので、来年にSASBで来日したらお祝いしたいなと目論んでいる。
今日は、もう一つ正式に2019年から議長を務めてきたDTS WGが、IEEE SA Emergent Technolohy Award 2025に選ばれたことが正式に発表された。詳細は、以下DSAが主導したデータ取引システムの国際標準化活動が、IEEE SA 新興技術賞を受賞の発表にあるけど、とても名誉なことだし、おそらくは日本発では、前例がないことではある。
国際標準化は、産業界にとても大きな意味を持つし、実際にGDPの成長との相関性もデータとして示されている。課題として、若手人材がいないという愚痴は、いつも耳にするけど現役を離れて久しい人や、国内委員会でしか発言しないようなベテランは、人材育成を阻害していることに気づいていないよなとつくづく思う。
僕は、やって見せて、やらせて派なので、こういうアワードとかも、まずちゃんと前例を作ることで、若手の人にその存在を知らせることが重要だと思っている。
今回は、僕個人ではなくDTS WGというワーキンググループを対象として推薦されたので、MLBの大谷選手じゃないけど「Team Effort」だよね。