今日は、終日の在宅勤務で、Web会議の隙間にひたすら事務仕事。来年の1月に神戸で開催されるIEEE802 Wireless Interimに絡んで、Visaが必要な人に対するInvitation Letterの処理にかなり時間を費やされる
それにしても、圧倒的にお隣の国から参加者が多くて、2011年時と比べると、5倍近くになっている。しかも、トランプ政権を見越してなのか、最近はWi-Fi Allianceに対抗した業界団体を立ち上げて、そことのリエゾン関係を先週のバンクーバー会議で提案してきた。
技術や標準化においては、保護政策的なことをしていたのでは、市場は成長しない。でも、前のトランプ政権の時には、アメリカは、標準化会議への参加を規制した実態がある。
というわけで、また今後同じとが起こるかもしれないけど、来年の一月の会議は、まだ平気だろう。
とはいえ、Invitation Letterは出せるけど、流石にGuaranteeまでは出せない。まぁ、Guarantee Letterは、ビザ申請要件じゃないはずだけどな。
昨夜の、Apple Watchの心拍数アラートは、その後出てないので、今夜は「海に眠るダイヤモンド」をTverでまとめ観しながら、機内販売で購入した翼知などを堪能。
2週間出張していたら、家の周りがすっかり秋景色になっていて、庭が一面欅の落ち葉で埋まっていた。
時差ボケで早朝に目が覚めてしまったので、イングリッシュマフィンを焼いてから、Sunnyに。Fさんと色々と練習メニューを検討して、まずは丸馬場で、短鞭の使い方。軽い合図というか扶助としての使い方を教わるけど、何しろ普段使わないので、なかなか感覚が分からない。
午後は、馬場で僕とFさんが順番に騎乗して、ビデオ撮影。360°カメラだと、撮影後に確認するのには、少し編集に時間がかかるのは、こういう時には向かないな。それにしても、Aliceは、はて今日は一体何なの状態だったかもしれない。
夕方、たかねの湯で、久しぶりに温泉に浸かって、旅の疲れと汚れを落とす。出張中に乾燥肌でかなり辛かったのだけど、昨日の夜にクリームを塗って、ケアしたらかなり楽になった。やはり、日本は湿度が高いことを実感。
夜は、軽く飲みはじめたら、Apple Watchから心拍数が高いというアラートが出た。元々、心拍は高いのだけど、こんなの今まで出たことない。ちょっと時差ボケもあって、疲労が残っているのかもしれないので、早めに就寝。
夕方の7時少し前に、無事に羽田に帰国。流石に2週間の出張は長かったな。しかも、初日のフライトキャンセルとか余計だったし。しかし、深夜便じゃないので、ずっと窓の外が明るいフライトというのも、久しぶりかもしれない。夕日が雲の隙間で下の方に見えるというのも、なんか新鮮だったわ。
羽田からは、乗り継ぎがイマイチで、結局は21時のあずさになったので、帰宅は深夜前だった。流石に、ちょっと疲れて、今日は即寝落ちすることにした。
IEEE802 Plenaryは、無事に午前中で802.11 Closing Plenaryも終了。いよいよ、次は一月に神戸でのInterimなんだけど、神戸までどうやって行くのが良いかと、やたら聞かれるので、案内スライドを作って、最後に説明。
しかし、神戸は神戸でも国際会議場のあるポートピアは、やっぱりアクセスが決していいとは言えないなぁ。あと、羽田や成田から神戸も新幹線に乗るまでとか、新幹線で新神戸で降りた後とか、それなりにセグメントがありすぎる。しかも、スカイマークのHPは、なぜか国外IPアドレスから予約ページ開かないし。
バンクーバーの手荷物検査って、ものすごく時間がかかる。液体物をチェックするなら、最初から液体物は外に出すように指示すればいいのに、それをしないから多くの荷物が引っかかていたわ。
今朝は、現地時間の5時からIEEE DTS(Data Trading System)WGのミーティングからスタート。このWGでは、最初の仕様書でIEEE 3800-2024の策定が終わって、今は出版の準備に入っている。このIEEE 3800は、あくまでアーキテクチャと用語定義なので、さらに細かい仕様を策定するためにP3800.1というプロジェクトが始まった。
こう書くと、そうなんですね....って素通りしそうだけど、実は”P”が付くか付かないかは、大きな意味がある。Pというのはプロジェクトのことであり、標準仕様を策定したりするプロジェクトの設置を求めるPARがNesComという委員会経由で承認されるとプロジェクトがスタートし、最終的に仕様書がRevComという委員会経由で承認されると、このPARというのは消滅する。
つまり、現時点ではP3800というのは、もう生きていないことになる。一方で、これを策定するために設置された作業班がDTS WGだ。そこで、P3800.1というプロジェクトが承認され、その作業班としてDTS WGが指定されているので、DTS WGは引き続き存続する。
というわけで、今朝の会議はDTS WG の会議ということになる、そこで行う作業がP3800.1となる。あー、ややこしい。
でっ、実はデータ取引市場とデータスペースの関係や接続などについての標準化も必要なので、IEEE3800-2024をデータスペースに接続するための標準策定プロジェクトを組成する必要がある。
こうなると、いよいよ標準化の人材が足りないぞ....誰がやらないかな一緒に。
早起きして眠いけど、今日も夜までひたすら会議で、流石に疲れたので、夜は日本からの参加者仲間らと、ステーキハウスで一献。しっかり、肉りました。
参加しているIEEE802 Plenaryは、水曜日恒例のソーシャルパーティ。今回は、会議場のホテルからバスで移動して、Telus Science Worldという、科学館のような場所での開催。
展示会場の中に、軽食を提供するブースが設置されての開催なんだけど、スシが人気で長蛇の列。しかも、飲み物はひとり一杯まで無料というのもなぁ...
こういうのをみると、神戸のソーシャルとかをどこまで何するかが悩ましい。まぁ、Locao Arrangementのお仕事は、今回が最後なので、ちゃんと喜んでもらえるような企画にしたいとこだ。
明朝は、IEEE DTSWGが早朝からあるので、今日は早めに撤収。
データスペースて何だよというのは、本当に千差万別な解釈がいろいろな組織から示されている。しかも、いずれも微妙に細かさが違う。イタズラに特定の技術用語が入っていたり、データ連携の形態につてい規定まで突っ込んでいるのもある。
というわけで、欧州のGaia-X,Cantena-X,IM-X,IDSA,FiWareやインドの研究者らも進めるているIOFDS(International Open Forum on Data Society)では、せめて最低限の共通認識は合わせようということで、何度も議論をしてきた。
あくまで、最低限の定義なので、これに何かを追加したりするのは、それにより内容に齟齬が生じない限りは自由なのだけど、どうしても自己の定義に盛り込みたがる人がいたりして、合意形成に相当な時間が生じた。
それでも、何とかここにきてマジョリティな合意を得られた文言をここに書いてみる。
" Data Space" is a decentralized ecosystem with common policy and rules defined by a governance framework that enables secure and trustworthy data transactions between participants while supporting trust and data sovereignty.
日本語訳としては、
「データスペース」とは、ガバナンスフレームワークによって定義された共通のポリシーとルールを持つ分散型エコシステムであり、信頼とデータ主権を維持しながら、参加者間の安全で信頼性の高いデータ取引を可能にする。
こんな感じだ。
参加しているIEEE802 Plenaryの本会議の初日。今回は、日本からの参加者が結構多い気がする。それにしても、相変わらず議事運営がまともな会議は、参加していて楽だわ。
一方で、こちら夜の時間に、某省のデータ連携に絡む会議に、オブザーバーとして出席。去年も同様の会議があって、まぁその派生なんだけど、相変わらずに失礼な会議だわ。オブザーバーには、意見も聞かなければ、発言も積極的に認めず、ひたすら事務局業務を受託している会社の、資料の説明。しかも、その内容がちょっと浅慮だったりする。
結局は、役所仕事としてガイドラインという成果物を作りたいだけで、それを使う実態やサービスのアーキテクチャや要件さえも決まっていないのには、呆れ果てる。
法政関係者を集めてのガイドライン作るのが先行しては、何も事業創出にはならいだろう。しかも、世界の動きからも離れているのでは、また屍を作るのかと悲しくなるな。
現地時間の夜まで会議が続いて、その後久しぶりにTGubに参加して、ちょっとだけ寝酒。
午前中は、流石に疲れたので部屋でのんびりして、午後は少し先週の会議と、今日から始まる802系の仕事の整理。
夕方の802 Wireless Chair meetingで、一月に開催される神戸の情報を少しアップデートして報告。すでに参加申し込みは開始されていて、ホテルは結構混んでるいてる。
というわけで、まぁこちらでも少し書いておくことにする。2015年1月12日から17日に、神戸の国際会議場にてIEEE802 Wireless Interimが開催されます。日本での開催は、14年前の沖縄開催以来になります。コロナ以降、Web会議との併催になっているとはいえ、なかなか国際標準化の会議に参加いただく機会がない人もいると思うので、この機会にぜひ参加してほしい。今回は、学生価格も格安なので、学生さんにも国際会議で物事がどう決まっていくのかを、ぜい体感してもらいたい。
また、今や当たり前のように誰もが使っている無線LAN/Wi-Fiや近距離通信/Bluetoothなどだけど、その規格の決まる過程などを知ることは、他の分野にも役に立つことが多いと思う。
今回は、これに合わせて025年1月11日に、日本の皆様特にアカデミアの若手研究者らの標準化に対する興味喚起と理解を進めていただくことを目指して、IEEE802 Wireless workshopを開催します。
ということで、みんな神戸に来てね。
朝、フランクフルトのホテルをチェックアウトして、直ぐ横にある空港から、バンクーバー行きに搭乗。特に、遅延もなく、順調なフライトで、昼過ぎにバンクーバーに到着。
フランクフルトも寒かったけど、バンクーバーも雨でちょっと寒い。今回は、アウターを持ってきてないけど、まぁなんとか我慢できるレベルかな。
ホテルにチェックインしてから、しばし休憩して、色々と昨日の会議の結果の整理。明日からは、IEEE802の会議なので、頭をデータ連携から無線に切り替えないとならない。
夜は、現地入りしている知人と、シーフード&ステーキ。昔から、バンクーバーに来ると立ち寄るレストランで、流石に土曜日なので混んでいた。それでも、オイスターバーが丁度空いていたので、待ち時間なしで入れたのはラッキーだった。オイスターの後は、ロブスタビスクとステーキにして、久しぶりのダックホーン。
食事の後、ホテルに戻ってラウンジバーで、他のホテルに滞在している仲間と合流して一杯。ちょっと、素敵なスモーキーカクテルがあった。
ところで、アメリカのMPC、カナダCBSAとか、最近はどこの国も、入管、税関がとてもスムーズになっている。アゼルバイジャンも、キオスクで、サクッと電子ビザが無料で出る。そんなわけでチェックインバッケージがないと、到着からほぼ歩く速度で、サクッと入国できるのがありがたい。
しかし、日本のようにピグミンが一杯いるのは、他の国では見たことないんだけど、あれはやはり人材派遣会社の既得権益を守るための措置なんだろうか? はたまた、人を沢山配置することがおもてなしと勘違いしているのだろうか? あれで、決して効率化されているとは、とても思えないんだけどなぁ。