今日は、東京で「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/ビッグデータ・AIを活用した サイバー空間基盤技術のアーキテクチャ構築ならびに実証研究事業」の成果発表。
本来は、会場で実会合での発表だったのだが、新型コロナウィルスの感染拡大防止のために、個別の発表をビデオで録画して、後日Youtubeで公開することになった。このため、当然な質疑応答もなく、一方通行な発表になってしまった。
なんか、やってるテーマから程遠いソリーションの選択が痛い。僕らの感覚なら、ZoomとかWebExでの開催にするし、かりに一方通行だとしてもWebinarとかを選ぶだろうと思うのだが....
この前も、書いたけどいろんな意味でこの辺りの改革を急がないとまずいなと感じるわけだ。
さて、発表資料はというと、SIPサイバー/アーキテクチャ構築及び実証研究の成果公表にて、ビデオより先行された開示された。
これが、また痛い選択だなと思う。というのは、講演や発表と資料はセットであり、スライドの文字は見やすく大きく簡潔にとなると、その行間を発表者が口頭で埋めることになる。したがって、資料だけが一人歩きするのは、望ましくないし、もしそうなら配布用資料は、それなりに細かくして、発表でポイントを伝えるのが普通だろう。
今回の場合、そういうことを考慮せずに、ひたすらスライドの量だけに拘泥して量を減らせ的意見だけを言う人がいたりで、まったく講演とか発表というもののあり方を理解していないんだなと感じることが直前まで続いた。最終的に、ある程度のとこで押し切ったけどね。
僕らは、100ページのスライドを1分で語るし、1ページのスライドで1時間語るしというのは、みんな聞く人に対してなにを伝えたいかをしっかり持っているからなんだけど、字面しか管理しない人は、そういうことが出来ないんだろうな。