GAIA-XやDSSCというデータ連携に関する活動が盛んな欧州だけど、当事者に聞いても、なかなか肝心のとこがわかりにくい。日本では、自称事情通という人が、欧州のデータ連携動向なんていうテーマの講演もしてるけど、シンポジウムの資料などを読み解いてるだけで、中の人との議論もしていないから表層的なものが多い。
そんなわけで、DSAでは、IDSA, FiwareFoundation, GAIA-Xと、正式に協業協定を締結し、直接の会話をしてきたのだけど、それでも次から次へと新しいコミユニティのようなものが出てきて、あれは俺がファウンダーなんだよとか宣う人が何人もいて、まぁややこしい。(あれ俺詐欺)
さらには、日本の人が欧州に行くと、あっ日本ならDSAが窓口で的な事も言われるらしく、とにかくカオスだ。
というわけで、もうめんどくさいから、データ連携系の人にみんな集まってよということで、Round table meeting for Data Societyを開催することにした。おかげで、欧州の主要な団体の幹部クラスがみんな来てくれることになって、想定よりも参加者も多い。
昨日で、参加申し込みを締め切ったのだけど、日本からもバーチャルでの申し込み参加者がいるけど、ちょっと時間帯がキツいかな。
それにしても、申し込みサイトがIEEEのツールなので、ちょっと判りづらいとこもあるのは確かだけど、まぁ中身ちゃんと読まないで申し込みだけしてくる人も結構いて、現地参加になってるけどいいのと確認するというくだらない仕事が結構あったりする。
さらには、日本の会社の典型なんだけど、資料をいただけますか質問が必ず来る。こういう、クレクレタコら系な人って、資料渡しても理解も活用もできないのに、クレクレ言うんだよね。大体、会議の構成や目的も理解してなかったりする。
まぁ、こんな層がたくさんいるから、知ったかぶりな評論家でも事情通と呼ばれるのかもしれないけどね。
というわけで、まずは満員御礼となったのでひと安心。しかし、これだけの幹部が一同に介するのは、なかなか無いから、これを前例にして越境データ連携の会議を常設できないかしらん。