参加しているIEEE802.11 PlenaryのClosingでは、IMT-2020 5Gへの提案を検討しているSCからの動議が出た。実は、昨日のSCの会議で、この活動としてすることを、非公式投票(Straw poll)した。
このStraw Pollでは、"Will you contribute to::"として、その下にいつくかのアクションアイテムが列挙され、それぞれがするべきと思うことを投票した。しかし、このアイテムの最後には、"802.11 should not do any of the above"といのがあって、これに投票した人もかなりいた。
つまりは、もうこの活動自体は、一旦停止しようという意見がそれなりいたわけだ。理由は、いろいろとあって、とてもそれを書き出すとキリがないのだけど、僕も、この意見のうちの一人だ。
ということは、I will contribute to "802.11 should not do any of the above"に投じたのだが、では活動を停止するのに何かをcontributeしてこそ、言行一致となる。
そんなわけで、僕は今日のClosingで出された活動範囲を広げて活動を続けるという動議に対して、まずSecondとして、動議賛同者となった。これにより、動議自体が発議される。そして、次にこの発議がされたあとに、議場で反対意見を述べた。僕以外にも、賛成も反対も意見を持つ人はいるので、議長が適切に賛成、反対の意見陳述を公平にさせ、評決となった
結果のかかわらず、これだけでも僕的には有言実行したことになるのだが、結果は僕と同様の反対意見が多数となった。何かを否決するために、発議に賛同するというのは、よくある戦術だけど、自分が実践したのは今回がはじめてだった。
午後は、ECにも出席して、BSC-SGの承認も見届けてから空港に移動して、夜サンノゼのアパートに到着。