昨年度、DX推進関係でお手伝いした某庁の官僚の方からのご相談会議。観光系の話しは、まったく門外漢なのだけど、データ連携という視点は、どこにも絡む。 この業界もPMS(Property Management System)と呼ばれる予約などの管理システムは、世界とというかアメリカと日本では随分と状況が違う。
HTNG(Hotel Technology Next Generation)と言われる業界団体主導でアメリカで進んでいるのは、これらのシステムで使うデータモデルやメタタグの定義だ。アメリカの場合は、圧倒的にメジャーのチェーンやフランチャイズが多いので、こういう標準化がかなり進んでいる。
日本でもメジャーホテルなどは当然こういう仕組みが入ってるけど、圧倒的に多い旅館では、まったく事情が違う。これって、電子カルテとかに似てるなとつくづく思う。この辺り、比較的小さな独立系ホテルが多い欧州の事情も調べた方がいいのだろうな。
結局のとろこ、オレオレなシステムと、カスタマイズでお金取るというモデルが蔓延ってるんだよね。
だからこそ、普遍性があって、繰り返し使える基本的なアーキテクチャとかグランドデザインが大事なんだけど、それさえもかなり視野の狭い、とてもアーキテクチャとは言い難いものが蔓延ってるのが悲しいな。
週末なんだけど、微妙に買い物に行く時間がなかったので、在庫の小麦粉とアンチョビでピザに庭のミントでモヒートで誤魔化したわ。