午前中、IEEE 東京オフィスの方と、来月のアウトリーチについての打ち合わせ。東京オフィスは、IEEE の出先機関なんだけど、学会活動の東京支部(Tokyo Council )とは別で、IEEE HQの出先になる。従って、SA(Standard Association)の業務も、こちらで対応してくれることになる。
日本では、相変わらずIEEEって米国学会ですよね的な見識の人が多いのだが、標準策定団体SDO(Standad Development Organization)としては、世界有数の活動をしている。具体的には、今日現在も1200以上の標準が活用されており、600以上の標準の策定や改訂作業がされている。
実際に社会実装され、日々の生活で使われているという意味では、無線LANやブルートゥース、イーサネットなどの802系だけみても、圧倒的に経済価値を創出している。
こういう実態を把握して、戦略的にIEEEの仕組みを活用しているのが中国で、正直いかがなものかと思う面もあるけど、国際的なルールに沿ってというか穴をついて進めてくる戦略性は、まさに実効支配を着実に進めるやり方だ。
こういう実態を知らず、相変わらず標準化は国や地域を代表して的なレガシーな官僚が多いのも日本の現状なので、ここはなんとかしないとならないと、予々思っている。
そんなわけで、与党の知財本部でこの辺り話しを先月にさせていただいたのだが、色々なところでその話しが参照されたようで、少し動きが出てきた。
朝から台風2号の影響の強い雨の1日。在宅勤務だったのだけど、午後のWeb会議中に、土砂災害警戒情報のレベル4になり、自治体からの緊急情報がやたらと携帯を鳴らす。
僕の住む北杜市は、かなり広くて山沿いの地域などは、避難も必要だったのだろう。僕の家は、ハザードマップを見る限りでは危険地域ではないのだけど、裏は山なのでやはり水の濁りとかがないかは気にしている。
夕方のWeb 会議の後、たかねの湯に行ったら、今日は閉店時間を早めるとの案内が出ていたけど、幸いにその時間には間に合った。
明日は、Sunnyの仲間と拙宅で一献なのだけど、仲間からバゲットを買っといてというリクエストが来た。買いに行くのは面倒なので、久しぶりにバゲットを焼いてみたけど、まぁまぁかな。しかし、クープ沼にハマってる人のとは比べものにならないけどなぁ。
夜は災害情報もあって、買い物にも行けなかったので、冷凍庫に余っていた鶏肉でオムライス。ちゃんと卵の量と溶き方を真面目にやれば、ふわとろにはなるんだよね。やっと、週末のマティーニ。
昨日からの雨は、朝に止んで晴れ間が出てきた。というわけで、午前中はSunnyに。 Alice は、昨日は1日馬房だったけど、一昨日は放牧&調馬索運動もしてもらっているので、林道の練習コースに、コース点検に行く。
足元が良くないので、基本的には常歩を中心にして、時間をかけて林道コースを一回り。途中で伐採工事をしていたので、そちらのコースは避けて、10km弱。落石や倒木、路肩の崩れなどもないことを確認。帰りは、通称紅葉のコースの見晴らしにも回り道したけど、折り返しもとくにごねることもなく気持ちいライドだった。まぁ、常歩中心で、攻めてないので、なんだか余裕を感じるわ。
午後は、Sunnyの仲間と、先月のエンデュランス大会の運営をしてくれたFさんとボランティアでコース整備や委員をしてくれたKさんに感謝の会。Fさんは、ちょうど還暦を迎えたばかりなので、赤色衣装で記念撮影。
そのあと、東京にいる仲間からも電話が入って、久しぶりに元気な声をきいて、みんなで会話。やはり馬がつなぐ縁は大事だよね。馬仲間の健康に乾杯だわ。
Aliceは、5月の大会の40kmでは、全走したもののタイムアウトで失権となった。それでも、獣医検査では問題もなかったので、まぁ八ヶ岳のコースで40kmを走りきる体力は、そこそこに出来ているのだろう。
問題は、2レグ目で頻発したエンストで、この対処をいかにするかが課題だ。もっとも、去年までは、距離に関係なく、ゴネて止まったり、反転したりばかりで、まともに馬場でさえ走れなかったし、林道のコースでの練習も厳しかった。ということは、体力がつけば2レグ目も問題ないかとも考えられなくもないけど、なんとなく違う気がする。
実際にゴネるのは、分岐や人がいる場所など、なにかのキッカケというか言い訳がつくとこで、ゴネたあと諦めると、ちゃんと一定のペースで気持ちよく走ってくれる。つまりは、こちらに対して自己主張をして試してくるわけだ。
ということは、問題はこういう時の会話の仕方で、いかに短時間にこちらのリクエストを受け入れてもらうかという、なんかメンタルな問題が大きい気がする。
そんなわけで、少し普段の練習メニューを変えて、いろいろと試してみることにした。この前は、短いほうの林道のコースで、いったん舗装路の出口まで変えてきた後に、折り返してもういちど林道コースに行かせた。でも、距離が7kmくらいだったからなのか、まったく素直に2往復してくれた。
それではということで、今日はいつもの10kmのコースをあまり攻めないけど、やすませずに速歩でしっかりと一往復し戻ってきたあとに、クラブの馬場に入らずに通過して、裏の林道コースに行かせてみた。案の定、途中の分岐でゴネたものの、ほとんど崩れずにすぐに進んでくれた。
今日は、たまたまその先のコースの一部が倒木で通れなかったし、ちょうどクラブの仲間が帰ってきたのと行き合ったので、途中で折り返して戻ってきたけど、このクラブ前通過を2周くらい素直にできるような練習を少し入れてみるかな。
そのあとは、いったん馬場で馬装をといて、休憩してからもう一度とか、午前、午後2回とかの練習を、比較的涼しい時に取り組んでみよう。
午後は、畑できゅうり用のネットを貼って、少しだけ草刈り。いつもの温泉で汗を流して、今週の朝食用のマフィンを焼いておく。
夕飯の後、夜は"緑園の天使"を鑑賞しながら一杯。いやー、12歳のエリザベスティラーが可愛いのはもちろんなんだけど、馬のパイがとっても素敵で見惚れてしまったわ。
今日は、終日山梨での在宅勤務。しかし、今日は暑すぎなく、湿度も高くなくて、とても気持ち良い気候。こんな日は、山の鳥の鳴き声を聞きながら在宅勤務できるのが嬉しい。
といっても、机というかPCの前でずっと作業しているのだけど、集中力が続かないので、たまに内職。今日は、粒あんの消費と庭の草取りを兼ねて、蓬のパウンドケーキ。
今日は珍しく、夜の会議とかもないので、普通に夕飯と入浴して、夜は昨日に続いてエリザベステイラーの"The Last Time I Saw Paris/雨の朝巴里に死す”を鑑賞。
これ途中に出てくる競馬場のシーンは、"National Velvet/緑園の天使"と同じ映像で使い回しなんだね。しかし、あっちはロンドンの競馬場だったのに、こっちパリって、ちょっと手抜きすぎないか....
しかし、1950年代のテクニカラーの映像って、それなりに味があるなぁ。とりあえず、スクリーンの向こうに合わせて、こちらもマティーニ。
今日の午後に相談を受けた案件は、かなりなんだかな案件だった。諸々の制度の課題と個別の業者や自治体間での話しがぐちゃぐちゃで、こういうの聞くと日本の社会ってめんどくさいなと思ってしまうわ。
夕方からは、欧州のIDSAと標準化についての会議。IDSAでは、IDSAコネクタなどの基準を策定していて、一部ドイツの国内標準であるDIN規格にしているものの、国際標準ではない。そんなわけで、彼らとしては国際標準化したいのだけど、そこのあたりについて内部に会議体を作って議論したいということで、要請によりそのメンバーとして参加。
ISOやCEN/CENLECで活動している人もいるので、そこそこに話が通じるのが嬉しい。日本だとGaia-xの標準で...とか、Catena-xの標準に合わせてみたいな、まったくピントのズレた発言をする人がよくいるけど、そういのがないのが嬉しい。
ただ、IDSAの場合は、SDOじゃないのでSEP(Standard Essential Patent)の扱いなどについても、特段の取り決めをしていなかったようで、そのあたりの整理も必要そうだ。
国際標準を作る時には、既存の標準に対してAmendmentをする話なのか、既存の標準をAdoptする話なのか、新規にDevelopする話なのかを、まずしっかりと決める必要がある。
さらには、標準仕様の話と、その実装の時に互換性や適合性の審査の話は別なので、そのあたりのガバナンスも重要になるけど、そこがまだはっきりしていないのが判った。
なんか、この辺りの人材不足やナレッジ不足って、世界共通だよな。
この会議の後、夜はDATA-EXの進め方について、副査になってくれたDSAの会員と打ち合わせ。遅くなったけど、近くの蕎麦屋で一献して解散。
午後の移動で山梨に戻る前に新宿の本屋で探し物。あいにくと在庫がなかったので、他の本屋と思ったけど、移動経路に本屋がない。しかたないので、甲府について帰路にある本屋に立ち寄ったけど、こちらにも在庫なし。
しかし、駅構内とか含めて、本当にリアルな本屋が少なくなってるんだよね。今日の一軒目は、新宿のコクーンタワーの本屋で、ここはかなり豊富に扱ってるんたけどね。ネットで買えばいいんだけど、ちょっと買う前に内容確認したいのになぁ....
午後の会議のあと、夜のIEEE P3800まで時間があったので、届いてたアクションカメラの確認と、スーツケースのリアペア部品の交換。どちらも、先週Webから修理依頼したのだけど、いづれも迅速に対応しくれて、見事に復活。アクションカメラも、保証契約があったし、スーツケースはもとも永久保証だから、両方とも無償で、めでたしめでたし。
夜のP3800は、いつもよりは進んだけど、やはり不明瞭な指摘は、時間がかかるなぁ。
夕方からの強い雨の中、中庭の椅子で猫たちずっと雨宿りしてたわ。
今日は、終日在宅勤務だったけど、夕方の会議はがいつもより早く終わる幸せな週末。
というわけで、昼にバゲットを焼いて、夜はこれになにを合わせようかと思案しなが仕事してた。バゲットは、ちょっとだけ真面目に成形をしたら、それなりのクープと中の気泡もできたけど、まだまだ60点くらいだな。
買い物の時にスーパーの鮮魚コーナーに寄ったら、養殖モノの鮎が安くなっていたので、とりあえずこれをフリッターにと思ったけど、めんどくさくなって塩焼き。枝豆のピシソワーズとジャンボマッシュルーム、フォアグラ大根とで、バゲットはこっちがメインなお相手にしてみた。
この前、馬仲間の人がお土産にくれたKenzoエステートがあって、全体的に良い感じにまとまったわ。
ちょうど、Insta360も修理から戻って来たので、疑惑解消のためにパン作りを撮影してみたけど、360°カメラってやはり便利だわ。
しかし、パンの成形って、やはり大事だなと思って、物事は形から入るのもあるんだよねと痛感。
昨日の雨は朝に止んだので、午前中はAliceと林道のコースに。とても、素直に饅頭峠の道に行ってきたのだけど、帰りに通称見晴らしのコースにもと思ったら、今日はちょっとごネタ。
今日は、湿度が高くて暑くてやなんだろうなと思ってたら、案の定だった。しかし、ゴネた時には、脚とかの扶助をしても、意地を張るだけなのがなんとく解って来た。プレッシャかけるより解放する方向と時間をうまく合わせてあげるほうがいいのかもしれない。
午後は、韮崎にいくついでにSunnyの仲間を送って、そのあと本屋で昨日探してた本をゲット。帰宅してから、畑の草取りとモロッコインゲンの柱をたてて畑仕事を終了。夕方前に、今年の梅シロップの仕込み。
夜は、手を抜いて冷蔵庫の余り物ですませて、まったりと邦画を一本見て就寝。
山梨でのエンデュランス馬術協議会を運営するYERC山梨エンデュランスライド協会が、今年から新しい運営体制になるとともに、さまざまな取り組みを試みている。
先月は、その新体制での初めての大会で、いろいろと運営の皆さんは大変だっけど、厳しいコンディションの中大きな事故もなく無事に終わった。他の人の評価はともかくも、個人的にはとても楽しい大会だった。もちろん、参加者も運営側もいろいろと気づいたこと、直したいこともあると思うけど、それはこれからだんだんと進んでいくことを期待している。
そんな中、今年からサポートメンバーというのも募集している。これは、通常の大会運営のエントリーフィとは別に定常的な活動として運営をサポートするものだそうだ。さらには、メンバーの種類に応じていくつかの特典があて、その一つは写真の缶バッチだったりする。これに加えて、例えば通算完走距離や連続完走回数に応じた記念品をくれるそうだ。この前は、完走できたなかったので、こっちはもらえなかったけど、こっちも缶バッチ??
そんなYERCでは、再来週には獣医師による『馬の脱水』というテーマでの講習会が開催される。これは、リモートでの参加もできるので、山梨にいない人も聴講できる。こういうのも、普段の大会中だとなかなか聞けないこともあるので、とても良い取り組みだなと思う。
まあ、僕はYERCの責任者のFさんのクラブにいるから、手前味噌になるけど、でもこういう新しい取り組みで、エンデュランスの裾野が広がってくれることは、多いに期待するし、ライダーとしてできることは協力していきたい。
仕事柄、さまざまな仕様書とか企画書とか提案書とかを、共同で策定することが多い。ところが、最近はの自称技術者というかSEという人達からくるのが、パワーポイントだったり、文章だとしてもやたらとボリュームの大きいのがいきなり出てくる。
ところが、どうしても論点が整理できてなかったり、構造が体系化されてなくて、まぁ論理思考的でないことが多い。こういうのって、なんでなんだろうとつくづく思っている。
最近ちょっと気づいたのは、スクラッチからものを考えたり、作ったりする経験がないことが、こういう思考体系の欠如の要因なのではということだ。
僕は、電気、電子の設計を長年してきたけど、新製品を開発する時にいきなり回路図を書くことなんてない。普通は、コンセプトまとめて、要件定めて、ブロックダイアグラム書いて、回路図書いてとだんだん詳細に落ちていく。詰まるところ、設計はトップダウン手法だ。
これに対して、実装はというと、小さな要素部品を実装して、評価して、要素部品を繋いで全体評価してというように、ボトムアップ手法だ。
これは、ソフトウェアの開発も全く一緒で、設計は最初にデータ構造とアリゴリズムありきだった。
でも、最近はアジャイルという言葉の濫用なのか、コンパイルなどのターンアラウンドが早くなったからなのか、いきなり実装からはいって全体の構造が意識されてないことが多い気がする。
なので、いろいろな資料でも、問題の整理の仕方でも、もうちょっと論理思考で整理してよと言いたくなる。
この話をする時に、いつも思うのは、昔の偉い人はすごいなということで、デカルトの以下の方法序説が普遍的に適用できるんだよなということだ。
Discourse on Method 4 rules
Rule 1: Accept nothing as true.
Rule 2: Divide into simple parts.
Rule 3: Move from simple to complex.
Rule 4: Test the reasons.
特に、Rule2とRule3は、いつも気にかけて欲しいな思うんだけど、こういうの工学部とか情報学部では教えないのだろうか。
そんなわけで、標準化とかでも、この辺りを良く説明してるんだけどなぁ...
内閣府のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)の第3期では、プログラム統括チームの構成員として、各課題間のデータ連携を推進する役割を担うことになった。SIP2期では、AIホスピタルのSubPDという研究開発をするほうの立場だったのだけど、この3期は全体の推進側になる。
最近は、テレコム系の某省とかの国プロ案件も、評価委員とかばかりで、研究開発がなかなかさせてもらえないけど、まぁ年齢的にはしょうがないよね。
そんななか、今日はSIP3期のプログラム統括チームの初回会合があった。これは、このプログラムの統括であるS先生のスタッフチームで、今日はSIPのガバニングボードの座長をはじめ、アドバイザーの関係者も一同に介した。というわけで、中には去年までは、評価される側とする側で顔合わせてた人もいたりする。
さて、肝心の会議の内容は、参加者がより良い制度としてSIPを推進して、さらに社会実装を進めようという、とても建設的で強い意志に共感するもので、とても楽しかった。
もう一つ、今日の会議でも政府CSO(Chief Strategy with Standardization Officer)制度の話題があって、標準化の重要性についての言及があった。これって、4月に某所で提言した流れなんだけど、いろいろなとこに波及効果があったみたいだ。これで、すこしでも国際標準化での日本のプレゼンスが上がれば嬉しいとこだ。
今日の午後は、在日ドイツ商工会議所の主催で日独インダストリー4.0 エキスパートフォーラムに参加。午前中は、DSAの会長がDATA-EXのプレゼンもしてくれた。僕は、ちょっと他の打ち合わせがあったので、午後から参加した。
でっ、会場に着いたらいきなり元Gaia-xのC.O.O.で、今はLNI 4.0 (Labs Network Industrie 4.0 e.V.) のC.T.O.に捕まって、質問ぜめ状態。彼は、一昨年までGaia-xの幹部だったけど、まぁ一連の内紛なのかゴタゴタなのかで、軸足を移したわけで、いまはCatena-x側で、さらにManufacture-xなることを提唱している。
そんな経緯や立場からなのか、IDSAやGaia-xに対する厳しい意見を聞かされたのだが、だいたいからしていろんな団体が乱立してて、複雑すぎるぜ的なことを言ったら、日本だってそうじゃんと反発されてしまった。
そんなことはないと言おうとおもったら、この前のG7デジタル技術大臣会合の時に某省が打ち上げたコンセプトだかエコシステムと、DATA-EXの違いはなんだよ的につっこまれた。
この質問は、残念なことに僕の周りに明確にそのSoW(Scope of Works)やポリシーの違いを説明できる人がいなくて、誰に聞いても明確な答えがないので、僕も答えられない。
つまり、外国からみたら日本ってデータ連携について混沌としていて、まとまりがないよねと見られてしまってるかもしれないわけだ。もっとも、僕は欧州勢に対して同じことを言い放ってはいるので、お互い様だけどね。
しかし、これに輪をかけて呆れられてるのが、そのネーミングだ。ギリシャ神話におけるGaiaとの関係を、ちゃんと知ってるのかよお前らはと突っ込まれてしまったのだ。Gaiaの子供であり夫でもあると言われる神の名前なんて使ったら、日本は欧州に従属または真似するってことだよねと捉えられてしまったようだ。
そんなことはないよと言い返したけど、Stupid namingと笑われてしまったわ。これって、たまに外国人が意味わからん漢字のプリントされたTシャツきているのと同じようなもんかな。
午前中は、東大でDATA-EX の打ち合わせ、そのあと客先での打ち合わせをして、海浜幕張に移動。このタイミングなのでインターロップだよねと言いたいんだけど、今日の目的は昨年他界された高橋徹さんのお別れの会。
僕は、インターネットの黎明期の時は、パソコン通信くらいしか触ってなくて、全くインターネットを知らなかった。1996年にスペクトラム拡散の無線機を開発した後、PRUGと出会い、若い人達にインターネットについて教えてもらった。その当時、知人の紹介でインターロップに出展する機会をいただき、そこで高橋さんを紹介いただいた。高橋さんには、その後もなんどもお会いしてるけど、いつも励まされていた気がする。
当時は、商用インターネットがはじまって間もない頃で、高橋さんだけでなく、村井先生をはじめとして、インターネットの先駆者の皆さんと知り合えたのが、なによりも大きな転機になったものだ。
そんな高橋さんのお別れ会は、まさにリアルインターネット老人会的で、まぁ懐かしい面々にお会いできて、これも高橋さんだからこそだなぁ痛感する。
久しぶりの幕張なので、今夜はアパホテルに投宿して、PRUG の仲間とラウンジバーで一献。
午前中は、事務所で某案件の打ち合わせ。その後、山梨に移動して、午後はWeb会議三昧。夕方までいろいろと詰まっていたので、夕飯は手を抜いて、パスタだけで済ませる。
DSAの運営は、運営規定や定款などいくつかの規約がある。中には、それゆえに生産性が悪いというか、不便な点も多々ある。とうぜんながら、こういうの改訂したいとは思うのだが、そのルールが制定されている背景には、それなりの根拠というか理由がある。
物事、なんでもそうだけど、それなりに誰かが作ったものに、その背景や理由がある。もちろん、状況の変化や時のながれにより、それがそぐわなくなることはあるし、中には習慣というか過去の踏襲だけが理由のものもある。
しかし、それ変えるのであれば、少なくともその理由を知り、それを変えることで起こりうる課題がなにかを確認し、より良くなる改訂を提案するべきだろ。
ところが、たまたま自分が関わって、面倒だから的でまったく頭を使わない、あるいは調べもしない輩がいる。こういう輩の典型は、過去論を読まない系なわけだが、多分に性格にも依存しているかもしれない。
自分の見えることだけで、周りの状況や他人の境遇を配慮できない、ある意味自分勝手な輩が、こう言うことをするのではと思う事案で、週末の夜に一気に疲れてしまった。
いろいろと試すシリーズで、今日はAliceと久しぶりに2鞍。とはいえ、今週は雨続きで馬房生活だったようなので、朝はまず丸馬場でリバティー。しかし、跳ねたりすることもなく、とても落ち着いててびっくり。
午前中は、まずは馬場で30分弱の練習。この前Fさんに口が固くなったといわれたので、その辺りを意識しての練習。確かに....と思うことも多少あるかな。
昼休みを挟んで、午後は林道へ。かなり気温が高いのもあって、まぁ最初から少し抵抗気味だけど、ふつうに林道まで。そのあとも、とくに反抗もなく、短いコースを休みなしで走行。
でも、帰りに分岐でもう一度折り返しさせてようとしたら、もう行ないもん状態。問題は、この時の会話の仕方なので、いろいろと試したけど、うーん一筋縄では行かない。なんとか、下馬せずに折り返してくれたので、登り坂を少しだけ行って戻ることにした。この辺りのやりとりを、いろいろと練習してみよう。
夜は、福岡在住の仕事仲間が、自分で釣った烏賊を冷凍してたくさん送ってくれたので、イカ刺しメイン。ちょうど、ご近所に真竹の筍をもらったので筍ご飯とこれまたお土産でもらった、京都の日本酒を合わせて、かんぜんに居酒屋モードで夕飯。
いやー、それにしても烏賊が美味しくて、幸せだわ。
今朝は、6時から集落の出労で道の草刈り。なんだかんだ、8時前に終了したんだけど、そのまま一休みしたあとに庭と畑の草刈り。今年は、雨も降るけど、晴れ日も入って、野菜の生育も良いけど、雑草もすごい勢いだ。
午後は、SunnyでAlice と練習。昨日も、この前も折り返したり、放牧場を通過したりと、いろいろと嫌がることをしているので、今日はリラックモードに。もう、普通に林道の10kmコースを一往復。歩度もあまり伸ばさずに、比較的ゆっくりペース。
暑さのせいか折り返し地点で、少し息が上がっていたので、道草休憩もいれて、帰りも余計なことはせずに戻ってきた。途中で、伐採のための重機や木材が置いてある場所があるのだけど、そういうとこもまったく脇目も降らずに一定のペースで進んでくれる。以前だったら、こんな場所は、間違いなくゴネたのにね。
ちよっとびっくりしたのは、馬なりで進めさせてても、途中で足元が悪い石がゴロゴロしてるところでは、ちゃんとスピード落とす。なんか、すっかりここのコースを覚えているんだろう。
本当に、とてもリラックスして気持ち良いライドだったので、戻ってからシャワーで綺麗にしてあげて、乾くまで馬場横で青草タイム。人参あげても、青草に夢中で、人参には行かないのが笑える。
あまりに暑いので、温泉から戻って夕飯前にモヒート。なんか、今日はとてもリラックスな日だった。
今日は、終日山梨での在宅勤務。幸に、日中以外は涼しいし、過ごしやすい。それでも、日中の外はかなり暑くて、中庭ではダレダレ状態の仔たちが、伸びきってる。まぁ、毛皮着てんだから暑いよなぁとは思うけどね。それにしても、いくら仕事だからといって、本当によく寝るわ。
夜、「ザリガニの鳴くところ」を鑑賞したんだけど、なんか久しぶりにちょっと素敵な映画に出会ったわ。主題歌が、ティラースイフトというのは、ちょっと??な気もしたけど。
今日の昼は、IEEE 東京事務所のスタッフと、久しぶりにランチミーティング。しかし、メタバース系のイベントが、ちょっと怪しすぎて、話を聞くとガクブルだわ。IEEE は、Japan Councilというアカデミアなボランティア拠点と、Japan OfficeというIEEE HQ 出先の事務所の二つが東京にある。
僕が主に活動しているSA(Standard Association)については、どちらかと言うとJapan Officeと業務的に連携することになる。といっても、今までは直接HQやSC(Standard Committee)とやりとりすることが多いのだけど、日本での標準化推進という意味では、これからTokyo OfficeやCouncilとも連携を進めた方がいいだろうなと思っている。
とくに、学会活動を進める各Societyの研究者にとっては、標準化活動に馴染みがないことも多い。でも、新規制や発明性のある研究を社会実装していくには、標準化はとても有益な手法だ。また、そこで活動するためのスキルというのは、エンジニアのキャリアパスの一つの選択肢になると思っている。
なので、Councilの人達と、標準化のアウトリーチ的なことを仕掛けていきたいなと思っている。
さて、そんな中、午後には中国最大のIT、通信機器企業であるH社の訪問を受けた。同社は、ちょうど、数日前にSEPに関する特許料の請求が始まったという記事が話題になっていた。
でっ、今日会ったのは、本社の技術戦略系の責任者らなのだが、彼らの社内体制などの説明もあった。その中で、しっかりしてるなと思ったのは、標準化については、統括する戦略チームの配下に、SDO毎にちゃんと担当チームを設置していることだ。そこには、メジャーなSDOのほとんどが示されていて、これが研究所ではなくて、本社の技術戦略部門にあるのだよね。この部門は、経営トップに直接繋がってるので、まさに戦略的に標準化に取り組んでいるわけだ。
はたして、日本の大手IT系企業で、こういう経営直下に標準化戦略部門をおいて、さらにSDO毎に担当チームまで組成しているとこはあるのかしらん?
夜は、今朝欧州から戻った知り合いにお土産もらったので、そのまま久しぶりに大塚で和食とバー。大塚は、ほんと変わったな。
マナンバーカードと保険証や口座番号の紐付け問題では、いろいろな批判や意見がネットに溢れている。そんななかで、人手を介する以上誤りが入るのは当然だという意見は、まさにその通りで、当然ながらシステム設計としては、それは想定の範囲内だろうなと思う。
しかし、システムに問題はなくて操作や運用の問題と開き直るのは、大きな間違いだよなと思う。一般的には、「システムとは、個々の要素が相互に影響しあいながら、全体として機能するまとまりや仕組みのこと。」などと言われるので、コンピュータのプログラムや装置だけでなく、運用なども含まれると僕は理解している。だからこそ、システム設計する時には、機能要件と非機能要件なども明確にするわけだ。
でっ、今回の名寄せの話しは、僕には今ひとつ理解できない部分がある。銀行口座の口座番号というのは、銀行が番号を発行していて、その発行にあたっては、なんらかの形で本人確認をしている。一方で、マイナンバーカードの発行においては、各自治体が本人確認をしているが、この二つの異なる番号の発行過程における本人確認のために使う情報は同じではない。
つまりは、二つの番号体系があって、それぞれが個別に個別の情報により本人確認をしているのだから、それぞれの番号と本人の一意性を確認できるのは、番号発行主体でしかないはずだ。銀行の口座番号が、僕のものであることを確認できるのは、銀行だけだよねということだ。
となると、僕がマイナンバーに登録した口座番号については、銀行に確認する必要があるはずだ。でも、一連の報道からは、銀行とのやりとりの部分は見えないので、多分そんなことはしていないんだよね。
僕らが振込をするときに、振込先から口座番号を聞いて振り込むけど、いちいち銀行に口座所有者が振込相手かの確認はしない。昔は、オンラインでも相手の口座名は出てこなかったけど、最近は口座名が表示される。一般的には、口座番号と口座名(フリガナ)を、振込先から提供してもらっているので、ある程度の確認ができる。
ということは、まぁ実際に振込をしようと思えば、そこで名前違うよね的な確認はできるのだが、マイナンバー側に登録される漢字名と口座名(フリガナ)は、同一ではないので、これも完全ではない。
となると、原理原則的に言えば、銀行にxxxxという御行の口座番号が登録されたんだけど、この口座の持ち主に確認のためにマイナンバーカードの管理側に連絡するように伝えてください的な、流れがいるんでないのかなと思うのだけど、違うんだろうか? どうも、この辺りがすっきりしないんだよね。
まぁ、それ以前に、人が介在するのであれば、複数人での読み合わせ確認とか、指先確認の徹底くらのこと、運用規定として明確にしているのかしらというのも不明だけどね。
最近、他でも同様だけど、どうもプロトコルを設計しない人が多い気がするのは、僕だけかな....
今夜は、山梨にもどったら予約していた伊藤園の柘榴100%果汁が届いてたので、ジャックローズ。ちょっと、レシピを調整したら、甘すぎない大人の美味しさになった。このあたりも、材料だけでなく、作る手順(プロトコル)が大事だね。
終日雨のなかで在宅勤務。午前中は、某社の取締役会と株主総会で、とくに大きな混乱もなく終了。
雨がそこそこに降ってるので、軒下でずっとハコヅメ状態の猫たちが笑える。
夜は、IEEE P3800だったのだけど、インドから参加している人のコメントがほぼ片付いたので、やっと進める感じがしてきた。
この前、福岡の仕事仲間が釣って送ってくれたイカは、刺身が最高に美味しかったけど、まだ2はい残っていた。ちょうど、ご近所さんから頂いた餅米もあったので、今日はイカ飯にしてみた。
イカ飯って、初めて作ってみたけど、思ったよりしっかり詰まった感じになるのでびっくり。味付け的には、もう少し濃くても良かったかも。
午前中、Alice と林道の練習コースを12km。今日は、いつもよりペースを早めにと意気込んでいたのが見抜かれたのか、出足で何度か嫌がるそぶりを見せる。でも、おおきく崩れることなく、ちょっとだけ早いペースでの一往復。
午後は、山梨エンデュランスライド協会の講習会。 リモート参加の方もいるということで、会場が公民館から拙宅に変更になったけど、特に問題なく2時間ほど馬の脱水に関しての講義。
エンデュランスでは、脱水の話しは避けて通れないけど、大会の時とかではなかなか細かくは聞けないので、こういう機会に獣医師に色々と教えてもらえるのは、本当にありがたいな。
講習会のあと、サニーの仲間を一人韮崎まで送っていき、代わりにバンコクから一時的に日本に立ち寄った知人をピックアップ。彼は、バンコクにある通信系の国際機関の事務局長で、今回はフィジーからモンゴルに行く途中で日本に立ちよったとのこと。
たぶん、はじめて会ってから20年以上の付き合いで、実は山梨に家建てた初期の頃にも一度遊びに来てくれた。明日は、早朝に東京にもどるということで、たかねの湯で温泉を楽しんでもらった後、ベランダで山々をみながら七輪を囲んで一献。
〆は、フィジー土産のラム酒をいただいて就寝。結構甘いので、割りものにするといいかもしれないな。
朝、知人を韮崎まで送って、そのあとSunnyに。昨日、脱水の講習を聞いたら、なんかこの暑い中にあれやこれやするのに躊躇してしまった。というわけで、今日は久しぶりに馬場で一鞍。
林道とかでゴネられた時の対応で、僕の挙動に変な癖がついてて、Fさんにすかさず指摘されてしまった。うーん、やはり馬場騎乗大事だよなぁ。
あまりに気温が高いので午後は乗らずに、洗馬してあげて青草タイム。本当によく食べるなぁ。
夜、1964年 加賀まりこ主演の「月曜日のユカ」を鑑賞。当時の横浜の景色は、なんかまだまだ戦後を感じる。ホテルニューグランドは、いまも本館が残されているとはいえ、やはり当時の雰囲気は独特だなと思う。
封切りが1964年ということは、制作も東京オリンピックの前で、まさに高度経済成長のはじまる頃で、いろんな意味で混沌としていた時代だろう。途中にでてくる決して裕福ではない庶民の町と、主人公のパトロンの暮らす裕福な町の景色も、ものすごいコントラストだ。そもそものストーリーや内容的にも今の価値基準だとかなり問題になる部分も多いけど、僕は比較的好きな時代なんだよな。
それにしても、主演の加賀まりこさんがキュートで、可愛いことといったらありゃしない。まさに目福だったわ。
朝一番で東京に移動する時は、5時に起きて朝食のサンドイッチ作って、6時くらいに家を出る。甲府7時3分のかいじ号に乗って、サンドイッチ食べながらPC開いて仕事しながら新宿に行くパターン。
でも、最近はなんか週末の疲れが残っているのか、結構な睡魔に襲われる。今朝も、普通に仕事してたけど、吉祥寺あたりでPCしまったら、そこから新宿までの間に寝落ちした。幸い、乗り越さなかったけど、新宿で焦ったわ。
午前中は、東大でDATA-EXの打ち合わせして、午後は事務所でテレカン、そのあと帰路で本屋に立ち寄ったり、吉祥寺で夕飯たべて、そこそこに早めに帰宅。
ところが、どうも眠気が強いので、風呂にも入らずに寝落ちしてしまったわ。
今日は、終日DSAの会議と、社員総会、Open Forum。今回は、ドイツのIDSAからもリモート参加してもらい、IDSA-東大-DSAで、Japan Hubを構築することの構想も発表された。
基調講演では、参議院議員の山田太郎先生がこどもDXについての講演。でも、冒頭ではDSAの活動にも気を遣ってくれて、ちょうど政府の骨太の方針に差し込まれた国際標準化のことにも言及してくれた。
世の中では、マイナンバーカード返納なんていう、まったく馬鹿げたというか知性のかけらも感じない稚拙な話が話題になっているけど、少子高齢化や多発する自然災害の時代に、デジタルの力を活用することを、感情論で阻害するのは、社会にとって不利益でしかないのになぁ。
会社の近くにある囲炉裏のあるジビエのお店は、僕が一時的に近くに住んでいた頃は、まだ開店当初で予約なしでも入れる感じだった。ところが、その後評判になって、いまはなんと予約が半年先まで埋まっているという、謂わゆる予約が取れないお店になってしまった。
そんなお店で、今日は久しぶりに席がとれたので元部下と一献。ここの店主のお父様は、熊本の鮎漁師で、この時期は鮎がメイン。前回は、春先でジビエ系だったけど、ずっと鮎の時期に来たかったので、本当に久しぶりに願いが叶った。
この前、あまりに我慢ができずに、スーパーで買った養殖物を食べたけど、やはり香りも食感も、全く別物で、やっと初夏を感じれたわ。
今日は、たまたまWeb会議の隙間を狙って、11時新宿発のあずさ号で山梨に移動した。しかし、金曜日とはいえ、昼間のこの時間のあずさ号がかなり混雑していてビックリ。
そして、とにかく外国人の旅行者がとても多い。フランスでは、観光客が多すぎで削減政策が出てるらしいけど、日本はこれからサマーバケーションシーズンになって、もっと増えてくるのだろうか?
まだ、中国からの観光客は少ないようだけど、これから増えてくると、相当に中央線特急も混みそうだわ。
夜は、手を抜いてビーフシチューでバー飯。