今日の午後は、在日ドイツ商工会議所の主催で日独インダストリー4.0 エキスパートフォーラムに参加。午前中は、DSAの会長がDATA-EXのプレゼンもしてくれた。僕は、ちょっと他の打ち合わせがあったので、午後から参加した。
でっ、会場に着いたらいきなり元Gaia-xのC.O.O.で、今はLNI 4.0 (Labs Network Industrie 4.0 e.V.) のC.T.O.に捕まって、質問ぜめ状態。彼は、一昨年までGaia-xの幹部だったけど、まぁ一連の内紛なのかゴタゴタなのかで、軸足を移したわけで、いまはCatena-x側で、さらにManufacture-xなることを提唱している。
そんな経緯や立場からなのか、IDSAやGaia-xに対する厳しい意見を聞かされたのだが、だいたいからしていろんな団体が乱立してて、複雑すぎるぜ的なことを言ったら、日本だってそうじゃんと反発されてしまった。
そんなことはないと言おうとおもったら、この前のG7デジタル技術大臣会合の時に某省が打ち上げたコンセプトだかエコシステムと、DATA-EXの違いはなんだよ的につっこまれた。
この質問は、残念なことに僕の周りに明確にそのSoW(Scope of Works)やポリシーの違いを説明できる人がいなくて、誰に聞いても明確な答えがないので、僕も答えられない。
つまり、外国からみたら日本ってデータ連携について混沌としていて、まとまりがないよねと見られてしまってるかもしれないわけだ。もっとも、僕は欧州勢に対して同じことを言い放ってはいるので、お互い様だけどね。
しかし、これに輪をかけて呆れられてるのが、そのネーミングだ。ギリシャ神話におけるGaiaとの関係を、ちゃんと知ってるのかよお前らはと突っ込まれてしまったのだ。Gaiaの子供であり夫でもあると言われる神の名前なんて使ったら、日本は欧州に従属または真似するってことだよねと捉えられてしまったようだ。
そんなことはないよと言い返したけど、Stupid namingと笑われてしまったわ。これって、たまに外国人が意味わからん漢字のプリントされたTシャツきているのと同じようなもんかな。