朝からWi-Fi AllianceとDSAのリモート会議に出た後、西葛西の青森大学東京キャンパスに移動。今日、明日開催されるITRC meet 57で、今日はMohta先生の退職記念セッション。
Mohtaさんと僕は、1999年に某通信キャリアの社長の技術顧問チームとして、一緒に仕事をしたのが最初。僕自身は、インターネットを知ったり、使い出したのは1996年くらいからなので、本当の黎明期を知らない。
でも、この当時にこのチームでの議論からスピードネットが生まれ、その後Y!BBになり、常時接続、定額制インターネットが一気に加速した。当時、僕は、無線で定額制、常時接続を地方に提唱していた。
この時に、Mohtaさんの無線の最大のメリットは、移動体通信だろうという本質的な指摘から、インターネットにモビリティを与えるということを目指して、モバイルインターネットサービスの設立に至った。
まぁ、事業は残念ながら時期尚早で、3年ほどしか続かなかったけど、とにかく熱く楽しい日々を過ごし、今日の礎になっている。
そんな、Mohtaさんは、僕と同い年なんだけど、区切りのある職務なので、その長年の功績を讃えて、今日の記念シンポジウムと、パーティとなった。
僕の周りには、本当に沢山の優秀なアカデミアの方がいるけど、彼ほど物事や技術の本質を捉え、ブレずに信念を貫く研究者は、あった事がない。今日の夜の部に来てくれた、某社のT先生(元CTO)と彼は、僕の知る所謂"天才”だ。
まぁ、天才であるが故に、凡人とは折り合わないことも多々あった時代もあったようだけど、今日集まってくれた人達は、みんなそこも含めて彼を尊敬している事を再認識した。
それにしても、なんか久しぶりに楽しい夜だったわ。
しかし、Necomの命名の由来を初めて知ったよ。