ブエノスアイレスで開催されているWi-Fi AllianceのMember's Meetingは、今日が初日。流石に、地理的な問題なのか、今回は参加者が二月の東京会合の半分。しかも、日本人は、欧州から参加している人を入れて、たったの3人。
初日は、全体会合などのほかに、AIに関するブレイクアウトセッションがあって、三つのグループに分かれてのディスカッション。ルール上、会議の内容の詳細などを書けないけど、なかなかに興味深い議論だ。
IEEE802でもそうだけど、AIの活用は避けて通れない。会議運営などでの活用も有益だけど、AIを活用することでIEEE802.11やWi-Fiがどう進化するのかは興味深い。
周波数の調整や負荷分散などは、比較的に想像しやすいんだけど、例えば推論による不正アクセスやなりすまし防止とかもできるかもしれない。
グループディスカッションの後に、チェアをしていた知り合いに、彼が会場に示した質問(お題)を、LMMに聞いてみた結果を見せてあげた。僕は、めんどくさいので、一言だけプロンプトを与えてみた。彼は、それをみて、彼が出したお題をそのまま他のLMMに与えた。
結論から言うと、数十人での議論のサマリーとLMMの出したサマリーに大きな差がなかったのが笑えたする。議論する前に、AIに聞いてみなと言うわけだ。
夜は、市内のイタリアンレストランで、ソーシャル。なぜ、アルゼンチンでイタリアンレストランなのよとツッコミたい。まぁ、それでも最後の方で、タンゴの披露があったので、まぁいいか。
基本的にアルコールを我慢して、ホテルに戻ってから日本とのテレカン。テレカンの結果、明日の夜中もSIPの会議に出ることになってしまったわ。