一部、執筆に関係したインターネット白書2009を版元からいただいた。 今年の表紙は、一日のうちどれだけの時間インターネット接続可能な環境にいたかと、その時の平均的な速度はどれくらいかという調査結果がグラフ化されている。 東京のビジネスマンの場合、22.6h x 25.5Mbpsだそうだ。 つぎには、専業主婦の22.2h x 21.7Mbps, 高齢者の20.3h x 23.8Mbpsが続き、学生22.4h x 20.4Mbps, 小中学生 21.5h x 16.4Mbpsとなり、最後が農林漁業従事者 20.4h x 7.8Mbpsとなっている。 いづれも、一日のうち20時間以上、接続可能な環境にいるわけで、これは早い話がどこにいても、ネットにつなごうと思えばアクセス可能ということだ。 統計データーというのは、シンボリックなわりに、実態の特異点を示してる場合もあるので、取り扱いには注意が必要だけど、こんな調査がどうどうと白書の表紙を飾る事は、まさにブロードバンド環境の整備水準が最終段階になりつつあることを示しているという捉え方くらいは、許されるだろう。