動画サイト全盛の今、掲示板やBlogには、投稿された動画へのリンクや紹介が沢山掲載されている。 この中には、TV放送を録画して投稿したパターンのものもあり、その多くは著作権等の観点から、非合法的なものが含まれている。 もちろん,中に放送局自らが利用しているものあるので、全てではないけれど、多くは削除依頼があったら削除されてしまうものだ。
しかし、今日ここまで動画投稿サイトが普及してしまったら、送信可能化権利だとか制作著作権だとかに対する知識を持たない人にとっては、多くの人が利用している大手のサイトに掲載されている動画=何も問題ないとなってしまう傾向がでてくる。 まぁ、実態に合わせて、法律が早く追いつくべきなんだろうが、いまのところはこんな矛盾が氾濫しているわけだ。
知人が半導体ベンチャーの立ち上げに参加したそうで、その紹介に来た。 もともと、数年前に起業した無線LANのSOCを開発したベンチャーの人達が、結局大手に事業譲渡し、その後に事業解散となったのだが、やはり夢をもう一度ということで、再立ち上げしたようだ。 ただ、とても残念な事に、彼らの強みが見えないしビジネスモデルにも不透明な点が多のいで、かなり厳しいだろうなと思う。
本当に、沢山のベンチャーや投資、M&A案件の相談や紹介を受けるのだけど、残念ながら厳しいことしか、最近は言えなくなってしまった。 駄目出しばかりで、自分でも嫌なくらいコンサバになってしまっている。 決して、自分は悲観論者ではないんだが、どの話もあまりに幼稚というか思慮が足りない。 ちょっと、周りを見回してみれば、競合の状況やトレンド、周辺環境などの情報があるのに、そういうものも調べていないというパターンが多い。 こういうのって、結局はアンテナの高さというか感度の問題なんだろうが、それが低い。 昔,知り合いのSE系な人が、視点と視座を変えてものを考える事が重要だと話していたけど、まさにそれなんだよなとひとりごち。
仕事で協業しているビデオジャーナリストのMさんが来られて、上野原市内を案内する。 丁度,今日は地元の大きなお祭りで、朝から街中がいつもとちがう賑わいを見せている。 この市には、旧上野原町の中心部という甲州街道沿いや、山を切り開いて造成されたコモアしおつ(四方津)という大きなベッドタウンもあり、さらにはゆずり原、西原、秋山(旧秋山町)という、中山間地まである。 今日は、今後の番組つくりのために、市内をひととおり車で走ってみてもらった。 Mさんは総務大臣賞も受賞しているビデオジャーナリストで、多くの番組制作をし、また情報通信や医療分野でも、沢山のVIPインタビューなどを行なっており、多くの地域を取材で回っている。 このMさんをしても、この市が自然豊かな山間地から町中まで、情報基盤整備を行い、情報発信までしている事は、新鮮かつ羨望的な評価をいただけた。
しかし、過去の長い市政の停滞感から市政の政権交代を目指す人達が、この情報通信基盤整備などを、事業そのものの冷静な評価ではなく、ひとつのシンボル的な政治題材にしてしまい、いまもって執拗な誹謗中傷や妨害的行為をしているのは、とても残念でならない。 しかし、どうもいろいろと聞こえてくるのは、政権交代という名前をつかった、利権交代の構図のようだ。 結局のところ、コテコテの旧体質な利権主義的な一部の勢力が、政権交代、チェンジという言葉で、閉塞感のあった市民感情をうまく煽動して、市長交代を計ったという話だ。 もし、そうだとすると、情報通信などの具体的な施策の是々非々な対応などではなく、本当に恐ろしい利権競争の為に、情報通信などによる市民生活の向上などが犠牲になってしまうのだろうか。 ブームに煽動された人達の多くが、こういう利権絡みの人達が後ろで暗躍していることを知る事も無く、純粋に市政交代に過度な期待をしてしまうと、あとが恐い気がする。
一昨年に間違って購入した白菜の種があったので、今年は苗から栽培してみた。 去年までは、基本的に苗を購入。 8月の中旬に、育苗用の土をパットに入れて種蒔きし発芽した苗がそこそこに大きくなったので、今日定植をする。 しかし、白菜の苗って、結構弱くて、本当にこれでうまく行くかは、とても不安。 苗と種じゃ購入コストが全然違うので、これがちゃんと出来るようになると、かなり嬉しい。 究極的は、種まで自分の手で採取、保存できれば、本当に自己完結で良いのだけど、とてもそんな技量は、まだ無い。 しかし、そんな努力をしなくても、飛び散った種から毎年自生してくるミニトマトとかもあって、それはそれで強いなぁと感心。 なんとか、草刈りと鋤ができたので、来週は大根の種蒔きが出来るだろう。
基本的に、アンチョビがかなり好きなんだが、それを知ってる元部下が代々木上原にあるWelfun Cafeというバールに連れて行ってくれた。 こじんまりとしたお店で、駅からも離れているのにかなり盛況。 とりあえず、アンチョビのサンプラーとでもいうのか,モロッコ産、イタリア産、スペイン産などを、一片ずついただく。 たしかに、しょっぱさとか、肉厚感みたいなのは、違うんだげと、しょせん加工食で、あの塩漬け、オイル漬けなので、アンチョビそのものの違いというのは、どうも判らん..... でも、美味しい。 あと、このお店は、シェリーが150種もあるのが特長らしく、チーズも複数種類の蜂蜜があって、チョイスできたり、なかなか楽しかった。 あと、テーブル側に、綺麗な人がいるなと思ったら、最近はハイボールの宣伝で、若い人にハイボールブームを巻き起こした、女優のKさんだったらしい。
金融系の旧知の知人が、仕事に一段落ついたということで、久しぶりに一献。 とくに、店を決めていなかったので、通りかがった玄品ふぐというとらふぐ専門のチェーン点に入る。 ここ数年、東京ではかなりの勢いで店舗数を増やしているお店で、前からちょっと気になっていたけど、初めて入った。 トラフグの養殖技術の成果で、一年中ふぐが提供されているわけだが、品書きは定番のてっさ、鍋、唐揚げ等で、いくつかのコースが用意されている。 大阪とかは、てっちり、てっさが安いし、沢山お店もあったけど、東京ではふぐ=高級料理的なイメージがあり、それを打破したのがこの店なんだろうな。 店内は、かなり盛況でした。 しかし、たしかに東京だとお得感があるのかもしれないけど、山口とか関西での経験があると、いまひとつかな....
外部の会社との情報共有をするのに、インターネット越しに相互に編集、参照ができるDBが欲しいと思い、ちょろっと検索。 結局のところDBといいながらも、アーカイブや記事などの掲載もしたくなったり、ドキュメントも置いたりとかするとなると、一種のグループウェアになる。 Google グループも便利なんだけど、他人の仕組みにのる気持ち悪さは残る。 となると、Wiki系とかSNSぽいやつが便利そうだなと思いだして、OpenPNEというのにたどり着いた。 とりあえず、トライアル無償のホスティングとかもあるので、ちと使ってみようかなと検討中。 こういうのに,詳しい人がいたら情報くださいませ。
知り合いのVCが出資している米国のWi-Fi系ベンチャの説明に来た。 ここは、APのミドルウェアなどを早い時期から手がけて、関係会社でもこれを採用する事で、ファンクションリッチなAPを製品化した。 しかし、AP向けミドルウェアビジネスは、今ひとつ成長性がないということで、数年前にチップベンダーに事業譲渡をして、今は携帯とのDual端末などにつかうミドルウェアに軸を移している。 昨今の3GとのDualの普及などから、国内での採用先を期待して、ふたたび日本での活動をしているようだ。
基本的には、Wi-Fiがもうひつ進むには、Nomadicを如何に脱するかではないだろうか? しかも、既に充分に多品種、多運用者の電波が街を埋め尽くしてるので、それらの間を縦横無尽に意識することなく、利用できればとても嬉しいだろう。 ということで、ちとIEEEでの提案の仕方も、この辺りをくすぐる作戦に変えてみるかと思案中。
卒業以来はじめての中学校の同窓会の案内が実家に郵送された。 年齢の節目ということで、数名の有志が企画してくれたようだ。 東京の文京区の中学だったのだけど、代々そこに住んでいる地元の住民と、社宅や賃貸住宅などに一時的に住んでいる住民が半々くらいだった時代なので、何十年も経って、連絡の着かない同窓生も結構いるみたいだ。 今は、それこそ携帯やメイルがあるので、卒業しても比較的長期に個人に紐づく情報があるけど、当時の連絡網は家庭の黒電話と住所しかなかったというのも、トレーサビリティが悪い要因なんだうろな。 今は、もうすっかり寂れてしまった感のある"ゆびとま"にも、何人かの登録があったので、そちらの掲示板に案内をポストして、ついでにMixiのコミュも検索したら、そこにも数名同窓生がいた。 しかし、やはり僕らの年代だと、SNSとかに参加している人は圧倒的に少ないようだ。 高校や大学は、比較的情報通信に近いので、もう少しはみつかるけど、中学、小学校だと、ほんとうに少ない。 このあたりは、今の若い人達では、きっと状況が違うんだろうし、小学校から携帯なんて持っている世代だったら、人生の中での友人とのコミュニケーションの時系列的な変化も大きく違うだろう。
ウィルコムが事業再生ADR(裁判外紛争解決)手続きに入るそうだ。 XGPへの転換前に、HSDPAの普及によって、完全に存在価値が薄らいでしまったのだろう。 こうなると、XPG用の2.5GHzの周波数は、どうなるんだという話が浮上してくるし、オークションにより再割当をなんていう意見もでてくる。 しかし、オークションをしても、恐らく買手はつかないか、かなり安い価格になるだろう。 経済学的には、それは市場が決めるものだから当然で、無料で裁量行政により割り当てるより良いという意見が有る事も判らなくはない。 しかし、電波資源が結果的に死蔵することの問題は大きい。 電場資源さえと取れれば儲かるという神話で、免許取得をやっきになった事業者、事業モデルの正しい評価も出来ずに、免許を持っている=競争力&成長力があるという稚拙な投資判断をした投資家は、そろそろ目覚める時じゃないだろうか。 アイピーモバイル、モバイル放送、地域WiMAXなどは、まさにこういうブーム的な乗りでの事業参入、投資、行政判断の連鎖であり、結果としてこれらの周波数は数年にわたり利用されないか、極めて低い利用効率になっている。
一方で、MVNOへの開放などの事業分離モデルが、従前よりはるかに参入しやすくなっている現在、電波の免許取得の価値は、相対的にも下がっているだろう。 こういう時代とともに変化する価値を理解せずに、神話に踊らされるモデルは、結局長続きしないだろうな。 もうひとつの、2.5GHzもどうなることやら。
IEEE802.11 WNG(Wireless Next Generation)で、プレゼン。 いままでは、ニッチではあるが明確な用途ということで、高速鉄道や移動体というキーワードでの提案だったが、より多くの参加者の興味と賛同を得ないと、なかなか次のステップに行けない。 そこで、もうすこしプリミティブに、無線LANをNomadicな環境から、高速移動でも利用出来るモビリティに拡張しようという提案をしてみることにした。 こちらとしては、高速鉄道は、1 of applicationなので、おおきな路線に変更は無く、アプローチが変わったというこだ。相変わらず、More Discussionという意見が多かったが、それでも具体的に出来るのか? という質問もあり、実装的な話に一歩進めそうな感覚を得たのは、大きい進歩かもしれない。
今回の802.11は、なんだかいくつものセッションがキャンセルになった。802Interimとしては、参加者は500名くらい来ているのだが、802.16が同時開催なためで、11への参加者は減っているのかもしれない。
というわけで、午後の後半はお休みして、一緒にきている研究仲間とHiloまでドライブ。 会議をしているWikoloa辺りは、溶岩だらけで、緑がないのだが、山の中腹から先は、密林って感じの緑もあって、景色がまったく違う。
ちょうど、数ヶ月前に、同僚が新婚旅行で、このハワイ島に来て、お土産に有名なクッキーをもらった。 今回、たまたまそれを思い出したので、そのBig Island Candiesに行ってみた。 閉店直前だったのだけど、大型観光バスが2台ほど停まっていて、日本のツアー客も沢山で、そうとうな賑わい。 ここは、空港の売店やお土産屋に出店しない戦略のようで、ほしければ買いに来いというスタンスで成功しているようだ。 まぁ、いつまでつづくのかな....
帰りは、ちょつとスコールがあったのだが、そのあと綺麗な虹が出て、虹の根本とかまでくっきり見たのは、はじめてで、なかなか感動ものだった。
一緒に来ている同僚が早朝に釣りに行くというので、朝の5:30に一緒にWikoloaのビーチに行く。 彼はルアー釣りを日本でも毎朝のようにやっているそうで、今回も釣り竿持参。 砂浜と磯場の混じった海岸から何度かルアーを振っていたら、15分くらいでついにヒット。 50cmくらいのカマスのような魚が釣れた。 自分で釣った訳じゃないけど,横で見ていてもなかなか感激ものだった。 食べるかどうか少し悩んだけど、結局は写真を撮ってリリース。後で,彼が調べたら毒性があって、食べるのは危険な種類のバラクーダだったそうだ。 それにしても、三回目のハワイで、はじめて海に触れたというのも、なんだかな...である。 午後からは、ホノルルに移動。
飛行機の都合で、昨日コナからホノルルに移動して一泊。 ホテルは、ワイキキの街中。 オアフ島には、以前にいちど来たことがあるけど、その時は知り合いの会社の事務所兼自宅に宿泊して、どこにも出かけなかったので、ワイキキにははじめて来た。 なんというか、まぁ観光地ですね完全な。 熱海のデカイのというか、熱海がワイキキの小さなのというか、まぁ典型的な古いタイプのシーサイドリゾートであることが理解できた。 ホテルもみんな古いし、繁華街は煩雑だしね。 それにしても、本当に日本人が多いのでびっくり。 すれ違う人の半分以上は日本人なんじゃないだろうか。 世界中どこに行っても、観光地は日本人が多いけど、こんなに凄まじいのは初めて。 高齢者の人とかには、ある意味安心、お気楽でいいかもしれないな。 僕的には、ブライベートで来てみたいとは思えないけど....
財)TELECでOFDMA広帯域移動無線アクセス作業班の会合に参加。 今日は、いわゆるリピーターの試験方法策定の会合。 OFDMA云々というのは、早い話WiMAXとXGPで、これらがビルの中や電車の中に電波が届きにくいため、簡単な中継装置を使う。 今回は,法令が整備されたのを受けて、これらの中継装置を実際にどのうよに試験し、技術基準への合致を確認化するかという具体的な試験方法の策定のための会合。 既に、固定的に使う陸上移動中継局の基準があり、それに対して今回は小電力リピーターという簡易型のシステムについての審議なので、大きな部分はあまり疑義がなかった。 とはいえ、測定時の機器の設定条件の表記などで、いささか誤解を生じる表現があり、そのあたりの再検討などの課題は若干残った。 こういうのは、個別の用語や表現の一字一句をどうするかが重要となる。 まさに、先週まで参加していたIEEE802.11のTask Groupでの議論も基本的には一緒で、やはり言語としての正確さの議論になるので、ネイティブじゃないとなかなか難しい。 今日の会合に、日本語ネイティブじゃない人が参加していたら、きっと???だったろう。
それにしても、巷ではXGPの先行きに懸念がでているのに、電波割当は決まっているので、こうしうて日々法令や制度整備の作業が進行しているというのも、不思議なものだ。
使っているEmobileの機種が、どうも最近調子が悪いし、7.2Mbpsや21Mbpsも出て来ているので機種変更をしにいく。 ところが、いままでの機種は2年縛りなので、解約費用が高い。 そこで、キャンペーン中の7.2Mbpsの新規契約をすると、機器代金は1円で月額最低が580円だそうだ。 これだと、今の機種の解約縛りが明けるまで、追加で580円を支払ってもはるかに機種変更より安いとの提案。 実際には、毎月定額上限までパケットを使っているので、定常的にはいままでの契約サービスのSIMを新機種に入れて使い、今回契約したSIMは、使わない=580円最低に固定ということだ。
このキャンペーンは、今日までということなので、この提案に乗る。 ただ、このキャンペーンは、オプションの有料遠隔サポートサービス315円/月に加入が必須ということ。 それだと、ちと高いじゃんと思ったら、オプションは、契約期間縛りがないので、直ぐに解約できるとのこと。 つまり新規契約して、契約月内にオプション解約を申し出ると、初月だけ+315円ということだ。 たまたま、月末だったので、新規契約して、その日のうちにオプションだけ解約するということになった。 結果的に、今日のお支払いは、1円で、ポイントで支払い。 これって、なんか本当に、だれかがどこかで被っているんですよね? まったく、不思議な話だ。