今朝は、朝一で畑にいって少し野菜を摘んだのだが、とうもろこしはこの前摘んだ一本目が最高の出来であとはやはり身なりが悪かった。畑から戻って、朝一からは東京都のデータ連携基盤に関する会議。
しかし、東京都と簡単にいうけど、島嶼部含めてとてつもなく広いし、人口は1300万もいて、それこそデータ関連で話題になるエストニアの十倍だ。だから、外国のスマートシティとか東南アジアの都市型国家とは、結構その地政学的な違いがある。
だからこそ、全体的最適な話と局所最適な話を分けて議論する必要があるのだが、なんか東京都というだけでコスモポリタンな人が多い。
大体がデータなんてのは、ルーラルだろうがシティだろうが存在するし、その活用を議論するのにスマートシティという冠をつけることにも、僕は抵抗がある。しかも、標準化とか共通プラットフォームとかいうなら、階層モデルをしっかりと考えて、はじめてモジュール化が出来るのに、なんか総論ばかりで、現状把握を置き去りにする議論は、かつての地域情報化の二の舞になりそうなので、責任持った発言をしないとなと感じた。
でも、教育委員会も公安委員会も、地方自治というのは、自治権というとても大切な概念の具現化の結果なので、自治論をしっかりとしないとならないと思うのだが、そんな話しは全く出てこない。まぁ、自治に拘れるほど、地方自治体は強く無いんだろうな。あー、学生時代に自治という2文字に拘った僕は、やはり時代遅れなのか。
その後の某プロジェクトの会議は、もう信じられないような老害的発言に開いた口が塞がらなかった。なんなんだろう、この事実誤認というか事実確認もせずに、GAFAに持ってかれる的被害者意識はとびっくり。
僕も片足突っ込んでるけど、日本の技術政策は、定年制度をつくるべきだろうな。