今日の午前中は、某庁のお仕事で、観光系DXの案件だった。でっ、まあ、全国津々浦々の温泉地やリゾートのお話なので、ついつい脳内で観光地の風景が再生されてしまう。
なかには、行ったことのある場所もいくつかあるので、とても懐かしいし、また行きたいななんてことを思いながら、話しを聞いていた。
ところで、観光業系でのデータ利活用も、とどのつまり抱える課題の根本は、他のデータ連携の課題と共通している。結局のところ、データは宝の山だ的な戯言のせいなのか、集合智や共通利益の導出のために、データを共有するのには、まだまだ抵抗が多いようだ。
一方で、午後は公共系のデータ整備の話だったのだが、こちらはこちらで、お気楽にデータ連携とかデータ基盤とか言ってるけど、まったくそこに存在する脅威や責任というものに意識がないのが酷い。
なんか、みんなデータは宝とか言ってる割には、その提供に対する責任とかガバナンスのこと考えてないんだよね。それで、データフォーマットとかいじってるのって、設計なき実装の典型だわ。