802.11 Wireless Interimは、午前中のClosing plenaryで無事に会期終了。最近は、あまり議論が白熱するようなことがなくて、クロージングもかなり早く終わる。あの、牛歩戦術まで飛び出す緊張感は、ある意味懐かしいんだけどなぁ...みんな安穏として、革新性がなくなってきてるかもしれない。
それでも、来年の3月に任期を迎えるWGのオフィサーポジションについては、またぞろルーマーが聞こえてきたし、微妙な打診も耳をつく。標準化の人材が高齢化、不足している今、勢いがあるのは中国とインドの人達なので、IEEEの中でも最大かつ影響力の大きい802.11のリーダーシップが誰になるかは、ちょっと注目しておくことかな。
午後の便でLAXに移動なのだけど、同じ旅程の知人と、空港にいく前にダウンタウンのInner Voice Brewingで、ピザとビールのランチ。大のクラフトビール好きの知人のチョイスできたのだけど、確かに美味しい。これが、クラフトビールなのかという感じだ。
LAXまでのフライトでは、隣の席の女性が島根で6年間英語教師をしていたということで、日本語混じりでしばし歓談。LAXには予定より少し早く到着したのだけど、荷物が出てこない。いろいろと確認したらATL-LAX-HNDなんだけど、HNDまでチェックインしてしまったらしい。確かに、アプリで確認するとLAXにきてるけど、明日のHND便に載せることになっていた。まぁ、朝の便で今夜だけなので、身軽になっただけという感じだ。
ではということで、知人と空港からMonkish Brewing に直行。今日リリースの新しいものなど含めて、いろいろと試したのだけど、確かにここも美味しい。ワインにしても、日本酒にしても、僕はお酒そのものを単体で評価するほど詳しくないし、飲んでも銘柄とか背景とかまでを蘊蓄を語るほど覚えることはない。
基本的に、料理にしてもお酒にしても、お店にしても、誰とどういうシチュエーションで、何を食べ、何を飲んだかが心に刻まれる。でも、今回は、あークラフトビールの美味しさって、これなのかと痛感した。
山梨の家の近くにあるうちゅうブルーイングさんは、日本でもとても流行っているし、最初に飲んだ時のインパクトもあって、結構好きなんだけど、あの類のクラフトビールの原点を垣間見た気がする。
実は、ワインも数年前に祇園の知り合いのお店で飲ませてもらったブルゴーニュで同じような体験をした。どちらも、お酒単体で、奥深さや味わいというのが楽しめた感じだ。
というわけで、今日はビール好きに連れられて、Beer to Beerな移動だったわ。