午前中は、内閣府CSTIのSIP/BRIDGE プログラム統括チームの会合。SIP第三期の14テーマと、Bridge型について、ガバニングボードでの議論の前の前捌きがミッション。
SIP第三期では、科学技術の社会実装を重要視していて、従来の技術成熟度指標に加えて、社会受容、ビジネス、制度、人材などの視点で、それぞれの成熟度を定めるxRLという指標が導入された。
さらに、SIP第三期には、科学技術のように発見、発明から開発、製品化、ビジネスというよう流れが分かりやすいテーマもあるけど、豊かな食生活や包摂的コミュニティや学び方・働き方などの、人文学というか社会課題的テーマも多くて、これがなかなかに定量的に評価するのが難しい。
だからこそ、このチームのように様々な経験と実績のある複数のメンバーが参加して、意見交換することがとても重要になってくることを実感する。
日欧共同研究のHorizonでも評価側になったことがあるけど、欧州の場合には予め評価委員や採択者のチーム構成のマクロ比率が定めされていることがあって、そいうのを日本ではシステム的に出来ていない。各省庁の有識者会議なんて、まさにこれがないのが痛いと思うことが多い。
男女比率だけでなく、専門領域や組織規模、産学官のマクロバランスを定めることを、そろそろ取り組んでもいいのにな。
午後から八王子で打ち合わせだったのだけど、昼に東京駅でカレー屋さんに入ったら、6月12日が恋と革命のインドカリーの日とのことで、レトルトのカレーがプレゼントされた。これ結構なお値段らしいので、なんか大盤振る舞いだわ。