午前中は、事務所でWeb会議。そのあと、五反田で昼食しながら意見交換をして、午後はからAIホスピタルな会議。
それにしても、同じ予算枠組みの中で、似て非なるシステムを、なんで沢山開発するんだろう。この類の根幹にあるのは、システムの導入側が、実業務を正として、それにシステムを合わせろと要求するからなんだろうな。
日本では、技術の本質やアーキテクチャ的なことを論理的に整理出来ないなんちゃってな自称技術を知ってる人がシステム導入を進める。そして、何が起こるかというと、現在の運用形態に合わせてカスタマイズの名の下にシステムを個別に改版する。
「うちの会社は、今の伝票はB5なんで、それに合わせた出力じゃないと使えないよ。」
「お任せください、そこはカスタマイズできます。」
というような感じで、結局はオレオレな独自システムになって、ベンダロックインが進む。
これに対して、広く成功しているグローバルなシステムは、「今、世界標準としては、こちらが主流で、今後さらに普及が進みますよ。なので、この際、御社の業務の方を直しませんか?」という提案をしているだろう。
つまり、システムに業務を合わせることも大事なんだけど、そのために基本的な概念やアーキテクチャを知らないとならないのにね。