久しぶりの太平洋線だったので、自分的には珍しく往復で計3本ほど楽しんだ。
行きはウォーターボーイズの矢口史靖が監督、綾瀬はるか主演のハッピーフライト、まぁANAの提携映画なので、上映してて当然なだけど、一応飛行機事故の映画なので、これ機内上映するのって感じはしなくもない。 とはいえ、全編とても漫画チックで、まぁシリアスさは無い。 CAとかパイロットだけでなく、地上職員、オペレーションセンタ、整備スタッフ、管制など、実に多くの関係部署をくまなく網羅しているところが、さすが提携モノという感じ。 空港近くの公園で航空無線を聞きながら写真撮影していたり、空港内にたむろしていたりする航空系オタとかが登場するのも笑える。 こういうのをみると、鉄に限らず、完全にマニアというかオタクは、一種の市民権を得たと再確認してしまう。 僕のまわりにも、こんな人が何人かいます。
帰りは、懐かしいコットンクラブとカリフォルニアワインネタなボトルショックの二本。 コットンクラブは、昔にみたことがあるけど、LAX->ロデオドライブ->プリティウーマン->リチャードギアというつながりで、なんとなく若い頃のリチャードギア見たさに見てしまった。 ボトルショックは、1976年にパリで行われたテイスティングで、ナパのスタッグス・リープ・ワインセラーズの「カベルネ・ソーヴィニヨン 1973」とシャトー・モンテリーナの「シャルドネ 1973」が1位になった実話にもとづいたお話。 2004年に公開されたサイドウェイは、ひたすらワイン好きの呑んべぇ視点だったけど、こちらは作り手視点というか、まぁストーリー重視かな。 超ワイン通(痛)には、つっこみどころ満載かもしれないけれど、話のネタに見るにはお手頃。