たまたま仕事関係で、時価会計の雑談になった。 ある会計資産Aが、簿価a、時価a'、a>a'となっているが、これは毎年αだけ価値が上がるので、一定期間後には、a=a'となるので、減損会計はしない。 ころが、このαは、別な会計資産Bを毎年-αだけ消費(減損)することによって発生するという性質のものだ。 これは、現時点で、a-a'分を一括減損してしまうか、一定期間先送りするかに他ならない。 どちらが、企業価値に対して精度の高い評価額の算定になるのかは、なんとも微妙だけど、数字の遊びに過ぎない気がする。