NPOで行なっている障害者地域生活支援の事業は、医療費等と同様に利用者が利用したもののうち、自己負担を除いた国庫補助の分を、国保連というところに申請し、支払いを受ける。
この支払い申請は、電子請求システムというのがあって、インターネット越しにWEBベースで請求出来るのだけど、そのシステムは多分に外部依存性が強くて、OSがWindowsに限定される他、IEやエクセルのバージョンまで、縛りが有る。
丁度、事務局のPCが壊れたので、これを理由に事務局もMacにしちゃえと思ったら....この電子請求がMacOSに非対応だった。 もちろん、VMでというのはありなんだけど、事務局の人にVMの使い方とかを覚えてもらうのは、Macに移行してもらう事にさらなる負担をかけるので、結局Windowsなマシンにするしかなさそうだ。
それにしても、今日Appleストアーで、新しいAirを見て来たけど、やはりいいなぁ.....お好み焼き二枚分の軽さの11"に弾かれるものがあった。
IEEE802.11では、基本的に投票権者の75%の賛成を得ないと、標準化が進まない。 これは、face to faceな会議もそうだが、ドラフトの承認などは、書面投票を行なうことになっていて、こちらでも適用される。 いまは、電子投票なので、基本的にはYesをクリックするか、コメントを入れNoをクリックするかなのだが、中身を見ずにYesを投票する人がかなりを占めるのが実態だ。
今週のチェアアドバイザリーコミッティで、あるチェアから最近のドラフトの書面投票に対して、こういう傾向から果たして十分なレビューがされたと言えるかという指摘がされ、新たな議論が始った。
明確な投票ルールがあると、合意形成をしなくても、集票をすれば自分たちの意見が通せてしまうが、やはりそれは長期的に正しい結果を生まないということだ。
こういう課題を指摘し、それについて皆で議論するという点が、この標準化団体のフェアネスの基本であり、十分な議論、レビューを堂々と行えば、投票結果で何かを決するということは、かなり少なくなるはずだ。 逆に、露骨な集票行為は、結局のところ歪みを生じて、嫌われるだけだということを、この半年でよく学んだけど、この辺りの感覚がアジアからの参加者が十分に理解するには、まだ時間がかかるかもしれない。
明日からしばらく出張になるので、収穫期を迎える大根とかがとても気になる。 最近も猿が来ているらしいのだが、幸いうちの畑はまだ被害にあっていない。 とはいえ、ここで週末を二回も飛ばすとなると、今度来たときには何も無いかも....という心配が頭を過る。
というわけで、一応のリスクヘッジで、まだ少し早いのだけど、10本ほど大根を抜いて沢庵用に干しておく。 石榴もちょうど割れたのが一つだけあったので、こちらは実をとってそのまま冷凍。 すっかり、秋の収穫モードなので、ついでに胡桃も拾っておく。 あとは、次に来るまでに大根や白菜が被害にあわないことを祈るのみ。
そんなことを思いながら,夕方ネットのニュースを見ていたら、サル撃退しようとロケット花火…小屋を全焼なんていうニュースが出ている。 これは、うちの集落から一山、一川超えたところ。 そういえば、今朝消防のサイレンがなっていたとおもったらこれだったのか。 野菜を守って、農機具と小屋が焼けちゃうんなんて.....
金曜日の00:05分羽田発で、LAに移動。 これだとLA着が木曜日の17時過ぎというのが、なんだか不思議な感じ。 この便は、離陸後には飲み物だけでて、到着前に食事がでるけど、もう即爆睡状態なので食事も、映画もなにも楽しむ気には成らない。
今回、LAのイミグレは、指紋も写真も撮らなかったけど、これはESTNが機能しはじめたということなのだろうか? ようやく、電子申請らしくなってきたな。
木曜日はそのまま、空港近くのホテルに投宿して、金曜日の朝の飛行機でサンノゼに移動する。
サンノゼでは、IEEE802で協力してもらっている、某チップベンダーのオフィスのカフェテラスでパワーランチ。 小さなコンソーシアム的な推進母体を作るということに、彼らからも賛成意見がでたのは、ちょっと予想外だったけど、これで益々動きやすくなりそう。
その後、パロアルトにある某日経大手のVCのオフィスを訪問。 ここの現法社長とは古い付き合いで、最新のBay Areaな情報交換をする。 夕方空港近くのホテルに投宿し、N1stの日本食で夕食。 かつては,知り合いが務めていたこともある鮨屋だけど、いまはオーナーもかわって、板前に日本人がいなくなってしまったようだ。 まぁ、それでもメニューや材料は変わっていないので一安心。
午前中は、ホテルで資料作りやメールの処理をして、昼前にワイン屋でカリフォルニアワインを仕入れて、飛行場に移動。 3時ちょっとのフライトで、ダラスに移動する。 アメリカンは、500mile UpgradeというEクーポンをくれるのだけど、これは米国内でしか使えないから、いつも持て余しているので、今回はこれを使ってみた。 しかし、サンノゼーダラス-オースチンのフライトって、ガラガラ。
空港からシャトルでダラスのダウンタウンのホテルに行き、ようやくチャックイン。 西海岸と2時間の時差があるので、なんだか1日が短い。
明日から、サマータイムが終わるので、時間の調整がややこしいな。
午前中に同僚と共同研究者がホテルに到着したので、昼食がてら近くのモールまで電車で出かける。 ハロウィーン明け、クリマス商戦前の一時なのか、比較的人手が少ないような気がする。 それでも、アップルストアーは大混雑で、iPadの勢いが落ちたとはいえ、Airでまた盛り返している感じがする。
Sonyのgoogle TVも広告はあるけど、あまり人だかりはないし、Apple TVも在庫もあるけど、展示も今ひとつで、これ系は何時盛り上がるんだろう?
夕方からは、IEEEのいつもの面子が続々とホテルに現れてきて、CACミーティングで、いよいよ今週の会議がスタート。 今回は、前回通したPARのコメント待ちという、首をあらって待ってる状態なのだが、いまのところ静かなスタートだ。
今日は、参加しているIEEE802 Plenaryで、最初のFIA-Study Groupのミーティング。 今回は、他のWGからのPAR(Project. Authorization Request) に対するコメントを受けて、それに対する回答をし、金曜日のExecutive committee の承認を得る事が目的。 いまのところ、コメントはないので、今日の会議では、前回までの議事録の承認をし、念のためStudy Groupの延長に関する動議、承認をとって、開始からわすが15分で終了。 これでも、議事運営規則やマニュアルがあるので、それに沿った議事進行をしたからで、内容的にはほとんどシャンシャンだった。
夕方からは、逆に他のWGのPARをレビューする会議に参加、こちらはPARの起案者が直接参加して、文章の書きぶりを徹底して推敲。 曖昧な表現や、他の標準や規定されている用語の使い方の確認等、かなり英文添削的な会議で、とても参考になった。 我々のPARもどこかでこういうまな板に乗せられていると思うと....ぞっとするな。
IEEE802.11 FIAは、プロジェクト承認文章に対するコメントがなかったので、夜のミーティングをキャンセルして、ゆっくりと食事でもと思ったら....ぎりぎりで提出している書類の一部に書式の間違いがあったことが発覚。 内容に変化は無く、書式の用語の問題だったので、明日の朝の会議でその変更を承認することになった。
お気楽に明日の朝の会議もキャンセルしていたら、痛い目にあっていたが、なんかあったらと思いスロットを確保しておいて正解だった。 こういう会議の時間、コマの取り扱いとかも標準化ではかなり大きな意味を持つ。
今日は、IEEE802.15で日本からの参加者が新しくIG(Interest Group)を始めたので、そちらに参加。 しかし、802.15と11では、ルールもお作法も違うということを再認識。 IGは、11でいうSGよりももうすこし手前の会議で、かなり自由度が高い。 それでも、日本からの参加者が提案し、こういう会議がスタートできることは頼もしいので、ぜひ頑張って欲しいところだ。
参加しているIEEE802.11の会議は、原則Robert's Rule of Orderという会議運営規則に沿って運営されている。 この規則では、議決をとる動議(Motion)に対して、その内容を変えたり、その決議を延ばしたり、または取り消したりする2nd Motionについて、いろいろと規則がある。
今日は、プロジェクト承認文章の修正(エディトリアルな簡単なもの)をStudy Groupとして承認する動議を採決をしたが、その動議の文言について2nd Motionが示され、修正するという場面があった。
この辺りは、本当に細かい事で、「別に意味は同じだからいいじゃん」で済むんじゃないのと思うよな事でも、きちとん意見がでるところが面白い。 これだけ、細かく議論したりルールを作っているので、何事にも時間がかかるという見方もあるが、日本的に曖昧さが残るルールをつくると、あとで問題を引き起こすということもある。 ただ、少なくともルールがあることで、確実に何らかの成果が出来て来る事は間違いない。
昼にダラスのダウンタウンにでかけると、Veteran's Dayのパレードが行なわれていた。 2年前も同じ時期だったので、このパレードに出くわしたが、今年もあいかわらずものすごい数の行列。 沿道の観客は、そんなでもないのだけど、パレードしている人は多い。 High Schoolのチアと楽隊が沢山参加しているんだけど、これってどのくらいの範囲から参加してくるんだろうか? こんなに沢山、High Schoolがあって、かつそれぞれがそれなりの楽隊をもっているっていうのは、日本とは随分違う。 退役軍人やHigh Schoolの間に、しっかり地元選出の議員もパレードしていたりするのが、なかなか面白い光景だ。
夜のChair Advisory Committeeも無事に終わり、あとは明日のClosing PlenaryとExecutive Committeeを待つばかり。
IEEE802.11 FIA Study Groupとして提案、起草したPAR&5Cというプロジェクト承認文章が、本日のExecutive Committee で無事に承認された。 これにより、12月のNexComという上位委員会の決議を経て、IEEE802.11aiとして標準化の具体的な策定を行なうことになる。
一連の標準化は、WNG ( Wireless Next Generation)という独立委員会でプレゼンを始めてから、約2年かかったが正式に標準として策定する事となった。 この間、実に多くのIEEE802.11関係者に支援をしてもらうとともに、多くの発見と新しい関係の構築ができた。
結局、この提案が提起した問題が、IEEE802.11での共通の解決するべき課題と認識されたことが、最も大きなプレークスルーだった。 この課題認識の共有化により、深刻な議論もあったけど、時間と充分な議論により、悪戯な政策的駆け引きや集票行為に走らずに、合意形成が出来た点が今日の結果につながったのだと思う。
実際に,Chair仲間やベテランの参加者らが、いろいろと助けてくれたし、コーチングしてくれなかったら、とても続けられなかったし、自分のスキルでは継続できなかったろう。
国際標準化は、確かに戦いの場と言うけれど、それは時にそういう場面もあるが、基本的にはやはり合意形成の場であり、最初から戦いありき、多数決ありきで参加しているようでは、なにも生まれない。
今日も、ワーキンググループのクロージングやECのミーティングに最後まで参加し、自分が関わっていない他のタスクグループやワーキンググループ全体の意思決定に参加している連中というのは、このコミュニティで本当に存在意義があり、人望も厚いので彼らの提案が最後には広く採択されていくようだ。 逆に、自分の興味の範囲だけで活動している人に限って、こういう場には参加しておらず、自ずと評判が悪くなっているのだが、自己的過ぎるためにそういう評判さえも耳に入らないという悪循環に陥っているようだ。 全体のために貢献せずに、最初から標準を取る/取られるなんていう意識では、国際舞台で相手にされないということだろう。
朝05:15分着予定の飛行機が20分ほど遅れて羽田に到着。 06:35分発の国内線 山口宇部行きへの乗り継ぎが、ギリギリ。 通しのチェックインではなく、別々に購入している事も有り、グランドスタッフのリストにはないため、連絡が今ひとつ。 荷物をとって、通関して、ターミナル間のバスで国内ターミナルに移動したら、搭乗開始時刻になっていた。 グランドのスタッフがトランシーバーでゲートと連絡をとってとにくか搭乗できることに。 荷物の中にはワインが入っていたのだけど、時間がないため機内持ち込みでOKとのこと。 荷物をもったまま、スタッフがゲートまでエスコートしてくれたが、こういう時に限ってゲートが一番遠い端で、走る走る..... なんとか、普通に搭乗締め切り前に搭乗して、息を切らしていたら、CAが冷たいお茶を出してくれた。 結局、僕よりも後に数人まだ搭乗客がいたりもしたけど、定刻出発だった。
山口宇部からバス、在来線をのりついで柳井での研究合宿にどうにか合流。 さすがに、眠い。
午前中は、ホテルでプロジェクトの打ち合わせ。 打ち合わせのあと時間があったので、柳井の駅から五分くらいのところにある白壁の並ぶ街並を散策する。
柳井は、甘露醤油が有名で、しようゆ蔵が解放されていたので少し見学。 甘露醤油は二度醸造する方法で作られるそうで、蔵の中には江戸末期から使われている醸造樽があって、そこで発酵課程のもろみがたんまりと醸造されていた。 醤油といっても、最近は本当に種類が多いみたいで、傍らのカウンタの上には、ずらりとこちらの製品が並んでいる。
帰りの飛行機は、全日空の古いマーキングの復刻版。 子供の頃に出張する父親を見送りに羽田に行った頃を思い出す。
今日は、NPO楽っ子の年次総会と味噌の蔵出し。 総会は,決算報告と次年度予算、事業計画の承認を行い終了。 しかし、小年度は厳しかった、会員やグループホーム、ショートステイの利用者増を計るとともに、コストの抑制をしないと厳しい。 施設利用も、やはり研修利用などを積極的にアピールする必要がある。
総会後は、恒例の手作り味噌の蔵出し。 こちらは、地域の障害者支援の会の人も参加して、ワイワイガヤガヤと行なう。 もう、味噌作りも長いこと続けて来たので、皆手際が良くなっていて、昼食を挟んで三時頃には302個×900gのパック詰めが終了。 今年は、一樽分を三年味噌にするということで、そのまま保存した。
今日は風がなくて穏やかで暖かかったため、猿がたくさん山から下りて来ていた。 幸い、ここ2週間の長期出張中も今日も、うちの畑は被害にあっていない。 隣の畑にいる犬の臭いの効果かと思っているのだが、最近は隣の畑の主が犬を連れて来ていないので、すこし不安。
清泉寮でのITRC meet28も、無事に昼で終了。 参加者を見送ったあと研究仲間らと長坂の翁で蕎麦。 さすがに金曜日の昼は、空いている。 ざると田舎を一枚ずつ楽しんだあと、スーパーで買い物をして我が家に移動。
とりあえず、南アの白を開けながら、一緒にネットワーク仮想化関係の研究をしているN先生とこちらの研究仲間でディッスカッション。 入手したプロジェクタは、壁に投影するとちょうど良い感じで、機論も弾む。 しばらくして、富士山の反対側から無線インターネットの師匠Sさん一家がOpusOneや米国さんキャビアをお土産に搭乗。 ウェルカムドリンクに、この前仕入れたキスラーのシャルドネで乾杯。
ディスカッションチームも一段落して、研究仲間のO先生が持参のボルドーに突入。 ピザ焼きのための石窯に薪で火をおこしはじめたころに、これまた無線仲間のTさんが市川から駆けつけてくれた。 今日の参加者が揃ったところで、OpusOneで乾杯。 Overtureも開栓してスタンバイ。 イコールコンディションではないし、比較そのものが意味のある行為かは別にして、OpusOneとOvertureを一緒に味わうというのもなかなか楽しかった。
夜の入浴後は、日本酒に移行して、深夜まで技術話やら世間話が続いた。
朝畑で摘んだカブのみそ汁とパンチェッタなどで、朝食。 研究仲間の若者チームが朝あまりおかわりをしなかったのは、昼にアフガンにカレーを食べに行くためだったそうで、 N先生を駅まで送って戻って来たら、みんなそのつもりで出発準備を整えていた。
ということで、とりあえず開店時間をねらって、大泉のアフガンに行く。 今日は、牛煮込みで辛さを一ランク高いものを頼んでみた。 ベーコンエッグカレーは、ベーコンがそんなスモーキーじゃなく、辛さ抑えめのルーとの組み合わせのためか、"カレー"っていう感じが今ひとつであったが、こちらはまさにスパイスの競演と言う感じで、適度に汗もでて美味しかった。
研究仲間らを小淵沢の駅に送り、その後車できているNさんに東京の家まで送ってもらい、着替えてリフレッシュしてからお台場に移動。 元社員の結婚披露パーティに参加。 楽隊演奏などもあり、祝福ムードに包まれた、若さ溢れるお祝い感を味わい、帰りは一緒に参加していた元社員、現グループ会社社員等と新橋で飲みなおして帰宅。
香港から家族ぐるみのおつきあいをしている旧知のパートナーが来日したので、実姉と三人で銀座のエスコフィエでランチ。 このレストランは、子供の頃から母がよく来ていて、僕も何度か同行しているが、今日は数年ぶりに来た。 香港の知人とは、年に何度か東京や香港、中国などで食事をしているけれど、フレンチは久しぶり。
今回は、ソムリエの福支配人がここのオーナーが提唱して開発した、手作りのワイングラスと普通のボルドーグラスなどで、ワインとグラスの関係をいろいろと試さしてくれた。 適切な表現が出来るほど舌が肥えていないので、講評は出来ないけれど、同じワインがグラスの形状と飲み方でこうも味が変わるのかというのを実感させられて、ひたすら驚愕。
従来のワイングラスでは、ボトルからグラスにワイン注ぐことにより、グラスの形状によって味があるていど性格つけられるのに対して、ここの提唱する複雑な形状のワイングラスは、限りなくボトルの中のワインの味を守るということを目指して開発されたそうだ。 三人で一本のワインを、それぞれ3種類のグラスで、複数の飲み方で比較して、なんだか骨までしゃぶりつくした感じで、なかなか楽しかった。
今週は、火曜日のITRC meet28の前夜祭、ITRC二日間、金曜日の後夜祭、昨日の結婚式、今日の会食とひたすら食べ通しだった。
さてさて、明日は健康診断、はたしてどうなることやら....
午前中は、年に一度の健康診断だった。 先週の飽食週間がたたって、しっかりと体重が昨対2.9kg増で、肥満度UPだった.....
僕は、WPW(Wolff-Parkinson-White syndrome)という心臓不整脈が昔からある。 この場合、胃のレントゲン撮影の前に、胃の活動を抑制するブスコパンという注射をしないほうが良いらしい。 ところが、ここの健康診断は、その年によって、看護士さんの判断がまちまちで、注射したりしなかったりだ。
というわけで、今年もこの注射の前に、その判断課程がありました。
僕 「WPWです」
看護士「いつもどうしてますか?」
僕 「毎年、人によって言う事がちがうので、その年の人の判断に従っています。」
看護士「うっ....すいませんね....ちょっと確認してきます」
看護士さんは、心電図をとる部屋に行くこと10分
看護士「どうしましょうか?」
僕 (えー....結局 俺に決めろというのか....)
僕 「今年になってから、たまに心臓の動悸が激しくなることが数回あるのですが...」
看護士「じゃ、今年は無しということで」
しかし、もう何年も同じところで検診しているけど、申し送りは一切されたことがないというのも、本当にすばらし過ぎる。
僕がWPWで、今年になってから動悸が激しくなったことが何度かあるという話をしたら、先週我が家に集った研究仲間らからは、カテーテルアブレーションをしろと強く勧められたんだけど...とりあえず、いちど循環器系の専門医にみてもらうかな。
日曜日の午後に楽しんだワイングラスの話に興味のある方がいるので、端折らず、ソムリエさんが私たちにしてくれた実験を以下にちょっと説明します。
実験1:ワイングラスの縦と横
最初に、テーブルに横に置いたブルゴーニュグラスに、ボトルからゆっくりと注ぐ。 この注がれた状態を上からみると、ワインは当然真円ではなく、涙目のようになります、またこの状態はボトルに入ってる状況からの変化はほとんどありません。 a)そこでこのまま、グラスを立てずにワインを飲みます。 b)次に、今度はグラスを立てて(普通に)ワインを飲みます。 あら不思議、a)とb)で確かに味が違うんです。 ここで、b)は結局飲む度にグラスが横になるのだから、飲む時の縦か横の差でなく、一度グラスに入れたワイン(縦)の状態b)にすると、そこで味か変化して、そのまま維持されるということだそうです。
実験2:グラスの違い
同じワインを、普通に大きさの違うボルドーグラス c)、d)に注いで比較すると、これまた不思議と味わいが異なります。
実験1:2からの推論
実験1と2から、ソムリエさん曰く、結局ワインはグラスに注いだ時に、そのグラスにより性格付けがされて、それ以降はそれが維持されるということだそうです。
実験3:オールマイティー・グラス“樹"
さて、次にこのお店のオーナー考案のオールマイティー・グラス“樹"が登場。 これは、手作りでワイングラスを扁平にした複雑な形状をしています。 このグラスと実験2のボルドーグラスでは、これまた味わいが異なります。 これって、結局ワインの空気に触れている表面積の違いじゃないの? と私は思ったのですが..... 今度は、この変形したワイングラスの飲み口の方向をかえて飲んでみます。 すると、これまた飲み口の方向で味が違います。 これは、同じグラス=同じ表面積でも味が異なることになります。
ソムリエさんの説明によると、変形したグラスは、飲み口の方向により口に流入する流体の幅が違います。 そこで流体速度が速くなる細口の方向で飲んだ時のほうが、ワインがより舌の奥の部分に届くので、刺激される味覚が異なるそうです。 舌は、感じる味覚が場所によって違うのは、良く知られています。
普通のグラスは真円ですから、飲む方向で流体速度は変わらないわけで、一度性格づけられたワインで、同じ味覚が刺激されるという点でも、よりワインによる性格づけが鮮明になるということのようです。
さてさて、この理論が正しいのかどうかは別として、確かに上記の実験でワインの味わいは異なりました。