今朝の豪雨は、本当に激しかった。 東京の家の前はには、玉川上水が流れているけれど、まぁ氾濫したり溢れるようなものではないので、基本的には通勤にいくのが嫌だなというレベルで、安全面は豪雨でも気にすることはない。 今朝は、雨が小降りになって明るくなってきたころに、武蔵野市の防災放送が流れて、大雨警報が発令されていますと伝えていた。 てっきり,大雨警報が解除されたというアナウンスかと思うくらい、タイミング的には遅過ぎる放送に呆れた。 そして、なによりも驚いたのは、この放送のスピーカーがどこにあるのかは知らないけれど、我が家ではかなり大きな音量で聞こえて、しっかりと聞き取れた。 実は、武蔵野市に引っ越してから、今日はじめてこの地域放送を聞いた気がする。 もっと、土砂崩れとか心配な山梨の家の集落は、朝,昼、夜と音楽が流れるし、頻繁に放送が入るけれど、東京の家でははじめてだった。
こういう地域防災放送設備って、携帯とかブロードバンドのように外部依存がなく、自営的に運営できるので、やはり必要なインフラなんだろうと再認識した日だった。
同じ組の2軒くらいとなりに、新しく別荘を建てた人がいて、午前中はその新築祝い。 山梨のこの辺りでは,家見といって、新築の家に近所の方を招待して、披露する習慣がある。 今回は、施主さんが東京の人で、別荘だし、定住するわけじゃないんだけど、今後のおつきあいもということで、ご招待いただいたので、同じ組の人が参加。 外観からも大きな別荘だと思っていたけど、総二階建の中は、大きな吹き抜けになっていて、無垢の木がふんだんに使われていた。 施主さんは、造園業をされているそうなので、木材などかお手の物という感じだ。
ここの集落には、別荘も定住も混在しているのだけど、その性なのかとても集落の方達がオープンなところなのだ。
午後からは、グループ会社の元部下が婚約したので、そのお祝いをということで、いつもの面子が須玉に集結。 いつもは、バーベキュー系だけど、さすがに寒いのと風が強いので、今回は屋内で鍋。 カレー風味と味噌仕立ての2種類を食べながら宴会。 いつもは、ダラダラと飲み始めて、ダラダラと焼けたものから食べて行くパターンなのに、さすがに鍋なので全員が揃って、いただきます状態。 やはり、このほうが落ち着く。
昨日から泊まりに来ていたグループ会社の元部下達が昼前で解散。 午後からは、大根を沢庵漬けにしたり、昨日収穫して、天日干しした白菜を漬ける。 どうも、化成肥料を使わないためか、うちの白菜は小さいのと、虫にやたらと喰われている。 まぁ、無農薬だから仕方が無いのだけど、株間とかも適切じゃないんだろう。 とりあえず、一樽仕込みが終わったら、知り合いが白菜を沢山もってきてくれた。 こちらは、本職の農家の人が作ってるやつで、大きさも葉のつまり方も、我が家のとは大違い。 でも、漬け物は仕込んじゃったところなので、とりあえず冷暗な場所に保管して、次のロットにて仕込むことにする。 これから、暫くは漬け物シリーズになりそう。
元部下が、5カ国語の電話通訳サービスのビジネスを立ち上げた。 その着眼点というか、ビジネスモデルはとてもシンプルで、なかなか鋭いと歓心していた。
今日の夜、神楽坂の純和風な店のカウンターで知人と食事をしていたら、後からシンガポールから来たという外国人カップルがとなり席に案内されてきた。 2人とも日本語は駄目で、店側もメニューは全て日本語、店員さんも日本語Onlyということで、隣に座った縁で、メニューの説明とか通訳をすること暫し。 結果、無事に食事を楽しんでもらえ、お店の人にえらく喜んでもらって、お銚子をサービスで出していただいたりした。 これから、外国人観光客を増やそうという時代なので、こういうシーンは益々増えるだろうから、彼のビジネスには追い風だろうな。
昨日のIEEE802.11 Standard Association のボードで、提案しStudy Groupのチェアをしていた、旧FIAがIEEE802.11aiとして承認された。 これで、ようやく1月からはTGになる。 とりあえず、1月の会合までは、仮チェアとしてマネージし、1月会合でチェアの選挙等を行なう。 当初、Task Groupのチェアは、ちょっと重いなと思っていたのだが、結局のところ言い出しっぺの法則と責任で、立候補することになりそう。
幸いに、国内で呼応する体制もできつつあるので、これから盛んな議論がされることを期待して、なんとか取りまとめて行きたいところだ。
今日は、朝から急遽打ち合わせがはいって、予定していた午後に使う資料を印刷する時間がとれなった。 ちょうど、午後から甲府に移動したのだけど、移動中の特急の中からイーモバ経由でネットアクセスし、セブンイレブンのネットプリントに印刷するファイルを転送し、甲府の駅前のセブンイレブンで印刷してみた。
実は、この仕組みは数週間前に、やはりセブンイレブンでコピーを使った時に知ったのだが、こんなに早く利用する機会があると思っていなかった。 実際に使ってみると、簡単だし、ほとんどのセブンイレブンで使えるようなので、出張などの時にはかなり便利だ。 でも、こんなの使いだすと、出張先で使う資料とかを、ギリギリまで書かないことになりそうな予感もする。
帰りは、高尾でCATVの仕事の時の仲間とインド料理。 インドというかネパール、パキスタン、タイ、インドネシアとなんでも有る感じ。 でも、基本はカレー屋さん、ナンもカレーも美味しくて、幸せ。
Thunderbirdがパニックダウンしたら、起動しなくなってしまった。 新規のメールが読み書き出来ないどころか、フォルダー内のメールも読めないため、かなり焦る。 移動中のため急遽、同僚に連絡してAppleStoreのサポートカウンターを予約してもらい、打ち合わせの後銀座店に行く。 予約時間になってカウンターに通されたものの、その後ひたすら待たされる。 しかたがないので、待ってる間に似たような事例をネットで検索。 ターミナルからSafeモードを指定して起動すれば良いらしい事を発見。 そのとおりにやったら、すんなりと起動した。 このあと、一旦終了して通常モードで再起動できる事を確認したら、サポートカウンターの順番が回って来た。
午後からAndroidに関する打ち合わせ。 技術系の打ち合わせというのは、初対面でも言葉が通じるし、話が早い。 しかし、不思議なものでオープンソース系とかの開発者には、なぜか独特の雰囲気がある。 NetBSDとかでもコアな人との付き合いが多かったけど、今日打ち合わせした人も、なんとなくオープンソース類コア系な雰囲気が充分に醸し出されていた。 こういうのって、企業の大小には関わらずにあるものだと再認識。
今日は、深夜にIEEE802.11のテレカンなので、途中広島によって広島のホテルに投宿することにした。 とりあえず、同僚等と駅ビルでお好み焼きを食べる。 MacAirのパロディPVでは、11"のAirがお好み焼き二枚分なんていうフレーズがあったけど、どう考えてもお好み焼きの方がボリュームありそう。
充電しながら1月の会議に向けた役割とマイルストーンの確認をしたあと、牡蛎を食べに行く。 宇品に牡蠣小屋があると同僚が調べたので、市電で宇品まで行ったけどどうも様子が..... 同僚がもう一度確認したら営業時間が日没まで...orz。 仕方が無いので、市内にある牡蛎亭というダイニングに移動して、牡蛎料理を数種いただきホテルにチエックイン。 さすがに、日本時間深夜のテレカンだと、東海岸から数人が参加してくる。 今日は、1月のAgendaの確認だけだったので、さくっと終了。 週に二回の深夜テレカンは、さすがにキツい。
知人が経営するソフト開発会社の忘年会に参加。 社歴の長い会社だけど、知人が代表になってからいろいろと改革をして、人も大分入れ替わったそうたが、新旧を超えて、ほぼ全員が参加だそうだ。 受付では、いきなりかぶりモノとか着ぐるみが用意されていて、参加者はどれか一つを必ず着けるらしい。 さらに例年、チームに別れて、ゲームを競い、順位で賞金がでるという余興をしていて、今年も椅子とりゲームからはじまって、知恵の輪やらケーキの早食いやらと5種類くらいのゲームを行なった。
こういう、会社の催しって、昔は花見とか忘年会、社員旅行等じつに多くの会社が行なっていたけど、最近は若い人の帰属意識が希薄化したり、各種ハラスメント的な考えもあったりで、全体としては少なくなりつつあるように思っていた。 先日、某エアコン大手の上場企業が、社員会主催の盆踊り大会等を数十年も続けているという記事を読んだが、まだまだこういう催事を大事にしている会社もあるんだと再認識。
以前にも書いたけど、固定IPを振って、自宅や会社にサーバーを建てるというのは、もはや化石的行為なのだろうか? 実験の関係で、某社の無線ルーターを入手したら、例によってUnnumbered PPPoEという設定により、グローバルアドレスなセグメントと、NATされるプライベートなセグメントは分ける事が出来る。 ところが、この二つのセグメント間の通信が出来ない。 そんな馬鹿なと思って、フィルタやらルーティングやらをいろいろと確認していたら、設定画面(基本的にマニュアルはWEB設定画面)のところに、Unnubered PPoEの場合、LAN側からWAN側への通信は出来ません.....って書いてあった。 これって、じゃ誰がどんな用途で使うんだろうか.....不思議に思うのは、人間が古過ぎる?
特に重量物が入ってるわけではないが、いつもMac Bookとノートパッド、筆箱等を鞄に入れている。 基本的に革の鞄が好きなので、鞄自体の重さもあって、周りの人からは重いとよく言われるし、確かに重い。 そのせいなのか、とにかく鞄が長持ちしない。 数年前に腰が痛かったこともあり、キャスターバックをいつも持ち歩いていいたのだが、そこそこに丈夫を売りにしているブランドの鞄でも、たいていは1年ちょっとで壊れてしまう。 半年くらい前に、キャスターバックが壊れたので、アウトレットで購入したCole Haanの革のビジネスバックを使っていたら、「会う人にあれ、今日はガラガラじゃないの?」なんて聞かれまくるので、早くキャスターバックに戻さねばと思いつつ、良いのが見つからずにズルズルと使っていた。 そして、このバックにしてもショルダーストラップとかがそのうち壊れるじゃないかなとびくびくしていたら、案の定壊れしまった。
この壊れ方がまた不思議で、ストラップの端に着いてる金具のフックとそれをベルトにつなぐ環の取り付け部分が、すっぽりと抜けてしまった。 この二つの部品は、圧入的に頭の大きな金属球部分が、径の小さな穴を通過して結合していたのだが、純粋にその穴が削れて径が広がってしまったようだ。 よく見ると、環の他の接触部分も、金属がかなり削られている。 メッキされているのたが、どうも中身は真鍮のようで、これらが使ってくうちに擦り減ったようだ。 さてさて、また次の鞄を探さねば…..
たまたま、今月納期のソフト系な仕事もハード系な仕事も、納期直前になってかなりバタついている。 最近不思議なのは、ソフト屋もハード屋も仕事のリリース品質がかなり低い。 ソフトもハードも、顧客に渡した後に修正するという事が、あたりまえのようになっているせいだろうか? 顧客へのデモとかでも、その場で不具合が露呈するなんていうことが、平気でまかり通る。 こういう、仕事の仕方に対する技術屋の感覚というか品質意識が、かなり低下しているのだろうか? 僕が現役の時代には、ソフトはマスクROMに焼き付けられるし、ゲートアレイとかも一度失敗すれば再制作になり、そのコストが膨大だったので、リリースとかデモ前には、胃に穴が開くくらいに神経を擦り減らして試験をし、ロールプレイをしたのだが、そういう光景がみれない。 最初から条件つきリリースが前提だったり、納入後改修が前提のような感覚が蔓延っている。 これって、結局創造力の欠如なのだろうか? 技術に限らずプレゼンとかでも、事前にロールプレイをするとか、想定問答を検討するとか、もっと簡単にいえば、こう言ったら相手はどう思うだろうかという創造が出来ない、あるいはしようとしないのだろうか? あるいは、もっと単純に、この仕事に対してやる気が無いということなのかもしれないが、なんだかとても悩ましい。
午前中は、柳井での自律分散無線ネットワークの実験に参加。 今年は、3年計画の最後の年。 去年まではいろいろと不具合もあったが、どうにか今年は無事にシステムとしての稼動実験が成功。 別件の東京で進めているハードの実験の経過がいま一つなので、急遽午後早めの便で東京に移動する。 早い便は、予定していたANAではなくてJALになる。 ビジネス切符(往復割引)だと、片道では払い戻しできないということなので、残りの片道をオープンにして、JALの方も往復割引で、片道をオープンで購入。 これで、一月に山口に来る時に、また使うことにする。
東京の実験は、ちと???なところもあるが、予想していたよりシステムの内部ノイズが少ないようで、こちらももう一息と言う感じだ。 今年も、あと残りわずかだけど、ここ数日がバタバタ続き。
今年、取り組んで来た無線の電波伝播をエミュレーションするエミュレータが完成した。 10台の無線LAN機器の間の90ある伝送路の遅延やフェーデイング、減衰などを、任意のシナリオに沿って変化させることが可能なった。 これまでの、計算機シミュレーションと違い、実際に無線LAN機器等を接続して、システムとして稼動することが出来るので、フィールド試験に限りなく近いことを、定量的に行なえる。
今回はの開発は、旧知の開発仲間らとのドリームチームを構成して、取り組んだのだが、積極的な取り組みとアイデアの提案で、当初予定したものに限りなく近いものが実装できたし、機器のNFとかも予想以上の性能が達成できた。
いよいよ、これからはこれを使って、プロトコル層などの改版提案の評価などを行なうことになるが、その実行がいまから楽しみだ。
仕事を部下に振ると、当然ながらその結果を待つことになる。 ここで、明確に日程を決めて、進捗会議とかでフォローするようなプロジェクトではない、デマンドベースな仕事の場合、大至急などと言わない場合には、依頼者と被依頼者の時間軸が一致しないことが多い。 ここで、「あれどうなった?」と聞くようなケースは、たいてい依頼側がしびれを切らして聞いているのだが、逆に「あれどうなった?」と聞かれるまで、報告も相談もないというのが結構多い。
仕事の進め方の上手な人は、「あれどうなった?」と聞かれる前に、「ご依頼の件ですが、xxまでには、概要を決めて、一旦報告出来そうです。」なんて報告をしてくれる。 こうなると、「あれどうなった?」「はい、先日お伝えしたとうり、今週中に報告できると思います。」となって、安心感が残る。 技術屋とかでも、複数の企業やチームで仕事をする場合、外注とかでも、なしのつぶてな人と仕事するのは、結局いつも「あれどうなった?」を繰り返して、イライラだけが積って行くのが辛い。
今年も今日で仕事納め。 今年は、年末ぎりぎりまで、いろいろとトラブルや納期対応があったりで、この一週間がやたらと忙しかった気がする。 今日も、ハードウェアの不具合対策で部下に相談を受けたのだが、彼らの望んでいる対応にはNo!と言わざるを得なかったので、結局問題の解決は年越しとなった。
全体として今年のは、仕事に関する限りいろいろなアイデアや新規の規格が具体的に動き始めて、今後への見通しとかステップがはっきりと見えてきた充実した一年だった。
夜は,元部下が立ち上げた会社の納会に顔をだして、若い人達と一献。 若さと元気さをひしひしと感じる会社というのは、とてもワクワクするものだと感心。