参加しているIEEE802.11の会議は、原則Robert's Rule of Orderという会議運営規則に沿って運営されている。 この規則では、議決をとる動議(Motion)に対して、その内容を変えたり、その決議を延ばしたり、または取り消したりする2nd Motionについて、いろいろと規則がある。
今日は、プロジェクト承認文章の修正(エディトリアルな簡単なもの)をStudy Groupとして承認する動議を採決をしたが、その動議の文言について2nd Motionが示され、修正するという場面があった。
この辺りは、本当に細かい事で、「別に意味は同じだからいいじゃん」で済むんじゃないのと思うよな事でも、きちとん意見がでるところが面白い。 これだけ、細かく議論したりルールを作っているので、何事にも時間がかかるという見方もあるが、日本的に曖昧さが残るルールをつくると、あとで問題を引き起こすということもある。 ただ、少なくともルールがあることで、確実に何らかの成果が出来て来る事は間違いない。