今日は、慶応のSFCで始めたUnwired Innovation Lab のメンバーと合宿。山梨県の共同研究先の工場を訪問し、様々な漁業関係の装置やドローンの開発者らと実際の装置の解説を受けて意見交換からスタート。こちらの指導陣も学生も、みんな実際の装置をみて、触ることで、その課題や研究の方向付けに、大きなヒントを得たようで、とても有意義だった。
工場での打ち合わせのあと、途中のスーパーで夕飯の食材を調達して全員で山梨の拙宅に移動。まずは、全員でたかねの湯で汗をながしにいき、そのあとはエンドレスなディスカッション。
昼間の打ち合わせで、共通認識が増えたので、大人しめなのかと思っていた学生さんも、自由闊達に意見を出してくれて、いろいろと面白くなってきた。
今夜の後半は、共同研究先の社長さんが差し入れてくれた南極の氷でスコッチを楽しむ。これは、しらせで切り出して持ち帰えられた氷で、なかにたくさんの気泡があって、お酒を注ぐとプチプチと弾ける音がして、なんとも神秘的。氷と一緒に入っていた説明書によると、二万年前に作られた氷で、そのなかの気泡は、二万年前に閉じ込められたものだそうだ。
というわけで、二万年前前の氷もとける熱い議論な夜だった。