この週末は、The Tevis Cup 2022が開催されている。折角、USにいるので見学に行きたいとこだけど、導線的にも時間的にも無理があるので、Tevisの3times チャピオンであるDarolynのCypress Trais Ranchで、Endurance clinic ride。
ここには、2016年に来てから、何度かお世話になっている。そして、2019 年の夏には、SunnyのFさんと来て、15頭もの売り馬をチェックして、3頭を輸入するお手伝いをした。ちょうど、その直後にCovid19が流行してしまい、馬達は本当にぎりぎりセーフで日本に来たのが、お銀、八兵衛、ター坊だ。
Covid19の間も、かなり忙しかったそうで、エアコン付きの綺麗なレストルームが出来ているし、Waiver へのサインは、タブレットで行うと、自分にショートメールが来て認証される仕組みまで導入されていた。こういう、市井のしかもアナログ的な牧場でさえペーパーレスなとこをみると、日米のDXの差を実感するわ。
まずは、この前紹介されたBigBenというスタリオンにチラッとご挨拶してから、Sonnetという16歳栗毛の騸馬で、ダラスから来ているSさん、Darolynと3人・馬で10km。途中のビーチで、段差のある登りを立髪を掴んで駆け上がる練習などをいれながら2時間ちょっと。ちなみに、Sさんは僕にDarolynを紹介してくれたダラスのブラックマスタングランチのMonicaのとこが本拠地ということで、まあ狭い世界だわ。
CostcoとMain Eventのある施設の駐車場で、Sさんは終了ということで、馬を交換して、後半はSeymoraという芦毛。ここからは、Darolynと2人・馬で、そなりに駆歩をいれて、前半よりも速度を上げてのトレイル。途中で川を越えたりのあるコースを満喫。いつものように、前をいくDarolynは、剪定バサミでコースに出ている枝を切り落としながら進むので、後ろにいるとそれを避けながらというおまけもついてくる。しかも、最後のほうでは落ちていた小さなタイヤを回収して、それを持ちながら、速歩で進んでいくんだから、まったく大したものだ。
久しぶりに、Alice以外の馬に乗ってみたら、Aliceの柔らかでしなやかな動きの良さを再認識した。もっとも、パワーはまったく違うわけで、ここの馬達のパワーは目を見張るものがある。高温、多湿な環境なのに、ランチにもどっあとに心拍チェックしたら、すぐに38まで落ちてるのも凄い。Aliceにもパワーをつける訓練しないとな。
3時前にCypressを離れて、サドルショップとウェスタンショップで、頼まれものの買い物をしたあと、Gulf Coast DistillersのテイスティングルームでバッファローウィングとIPAの昼兼夕飯。バーボン屋さんだけど、ブランデーもつくつているので、スタッフにお薦めを聞いたら、バーボンのカスクストレングスをテイスティングさせてくれた。いきなり氷を一つ入れたのだったからか、そんなに癖もなくて良い感じなので、これを一本お土産に購入。
しかし、ほんとにヒューストンは暑くて、この暑さと湿気だったら日本なんて可愛いもんだなと思ったけど、日が落ちたら一気に寒くなるんだよなぁ。