地域WiMAXの子局の技適取得が終わったので、上野原で免許されている基地局と通信をする子局の申請をする。 このまま、何も無ければ電監審を経て、来月には免許が下りる予定だ。 基地局は既に免許されていて、運用開始期日の日限が迫っているのだけど、WiMAXの場合には、子局が無い事にはエリア測定も出来ないので、結果的に子局の免許日に左右される。 今回は包括免許のため、最大運用局数を申請するのだけど、その数が基地局の収容数に対して適切であるかの説明が求められた。 しかし、そもそも回線交換ではないし、さらに上流もパケットなので、この辺りは従来の無線設備の概念とは大きくことなる。 同時接続可能数≠利用端末数なわけで、同時の概念もどこのレイヤーで判断するかによって大きくことなる。 この辺りは、まだまだ無線屋さんの技官には、なかなか理解しづらい点が多いようで、文言のすり合せに、多少時間がかかったけど、まぁこれもご愛嬌。
それよりも、既に予備免許を取得している地域のCATV局などでは、設置期限の延期の申請をするところ等も出ているようだ。 結局、本来の制度の目的や技術的な可能性を判断せずに、夢の移動体通信技術であり、さらには圏域免許であるというような扇動に乗ってしまった地場のCATVさんが悲惨なようだ。