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2008-10-12 自立支援

_ [NPO] 自立支援

  最近、NPO楽っ子のグループホームついての問い合わせが増えてきた。 進学、就職活動の時期ということもあって、息子の学校の後輩などからも問い合わせがある。 いろいろと、障害を持つ子供の親御さんは、進路に対する不安があるのは当たり前なので、可能性のある進路先には、どんどん見学などをするべきだ。 でも、最近???と思うのは、子供の自立を願っているのか、親にとっての好都合を願っているのか、はなはだ疑問に感じる人が多い。 うちの場合、グループホームは、あくまで生活の拠点なので、日中は、どこかに勤務に行くことになる。 実際には、連携している授産施設の通所作業所が同じ集落にあり、そこに働きにいくのが、基本パターンで、就労能力が高い人は、もちろん近隣の企業や他の作業所に勤務することも可能だ。 ということは、すなわちグループホームに入居するのは、そこで自立した生活を送ることであり、とうぜん勤務先で仕事をすることが前提なのだ。 従って、どういう仕事先があるのか、どういう仕事内容なのか、自分の子供にその仕事が合うのかなどをまず確認し、その上でグループホームへの入居を希望するのが普通だろう。 ところが、仕事や勤務先のことは、一切聞かず、見ず、「そちらのグループホームに入れたら週末は、実家に帰さないといけないのですか?」なんていう質問を最初にしてくる人がいる。 これは、もう典型的な、親のご都合主義で、子供の面倒をみたくない、施設に預かって欲しいというのが、第一優先なパターンだ。 こういう、発想の場合、多くの子供は親の愛情に対して、枯渇感を感じていたりするのだけど、どうもそこが判っていないようだ。

  夕方から、元同僚の方が、奥様と娘さんと三人で遊びに来れられた。 偶然にも、彼の娘さんも障害があって、今後のことをご夫婦でいろいろと検討されていて、見学がてら遊びに来られた。 この同僚の場合は、現状からどう変えていくかということを考えて、生活の場所や、仕事の内容などを確認したり聞いてみようということでお見えになった。 こういう風に、自身できちんと調べて、確認していく人は、いつだってウェルカムだ。


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