上海市の地下鉄関係者と打ち合わせで、再び今後の計画を聞いたけど、相変わらずの投資熱だ。 しかし、上海は、ほんとうに、どこもかしこも建設工事だらけの状況が何年も続いてる。 建設に伴って、農村部からの出稼ぎ労働者が都市部に集中しているけれど、その分農村部は男手不足で、一人っ子政策の影響もかなりあるらしい。 これに対して、ホテルなんかはどんどんお洒落になっていって、今回泊まっているホテルも高級ホテルじゃないけど、ワインショップがあったりする。 しかし、こんなところで誰がワインを買うのかと思うし、実際に買ってる客はまったく見られない。 日本も高度経済成長の時代は、こんな感じの混沌が東京にはあったけど、一億総中流社会になって、いつのまにか落ち着いた。 最近の日本の格差社会とは違う、もっと極端な格差社会が上海には見え隠れするのだけど、これもそのうち平衡するのだろか? 実に不思議だ。