今日は、仕事で関係するとある三つの組織間の打ちあわせが、とてもスムーズにいった。 じつは、指導的立場にある組織では、いままでの責任者が基本的に他組織との連携に消極的であったため、本来連携すべき組織間の連携が無く、仕事を進めるのにその調整にとても難航していた。 しかし、人事異動があって責任者が変ったことで、一気にこの展開が開けて、今日の打合せになった。
どこの組織でも、中間管理職の裁量判断は、人的感情に左右されることが多い。 このような非合理的なマネージメントは、内部統制ルールやワークフローの整備、第三者チエックなどで軽減することは出来るが、無くす事は出来ない。 なぜならば、感情は仕事のブロセスの初期段階から介入し,以後の道筋を根本的に変えてしまうからだ。 ということは、人によって構成される組織である以上、避けて通れない障害なのかもしれない。
こういう人的障害を減らすには、人事異動が変化をもたらす手段であることが判ったけど、でもくだんの管理職は新しい異動先で新しい問題を生じさせる可能性があるとなると、これまた解決ではない。 ということは、やはり人事効果、査定でいかにそういう感情的裁量をする資質のある人材を主要なデシジョンメーカーにしないようにするかだけど、これにはやはり360°評価とかが有効ではないかと感じた日だった。