夜、山梨の家に帰ったのだが、家のすぐ近くの道路で、車の10mくらい前に鹿が三頭くらい飛び出してきた。 幸いスヒードは出ていなかったので,徐行して近づくと、 道路を横断して反対側の田圃の土手のところに立ち止まって様子を伺っている。 こちらも、ゆっくりと車を動かして、暫しお見合い状態。 でも、手を振ったら、山のほうに逃げて行ってしまった。
いままでは、柿の畑がある集落の北の方に鹿が出ても、我が家のある南側にはあまりいなかった。 しかし、去年あたりから、我が家の周辺にも出没してきて、最近は頭数も増えているようで、畑にも足跡が残っている。 このせいなのか、逆に猿が最近は来ていない。 鹿と猿は、別に天敵とかじゃないだろうけど、動物なりに縄張りがあるののかもしれない。 鹿は、野菜をとらないので、僕的には猿が来ないぶん嬉しい。
午後から、某地方都市の仕事をしていた時の仲間が遊びにきて、夜までまたりと飲んで食べて。 車の運転やらで飲めるのは、2人だけだけど、僕は帰る心配がないので、だらーりと飲む。
しかし、話を聞くにつけ、某地方都市の地方政治は相変わらずのようで、結局のところ倫理や社会的常識ではなくて、社会的感情が優先されているようで、驚かされる事しきり。 何というか,自律性の欠如みたいなのが、蔓延しているのは、やはり長年の日本の地方自治政策の失敗の結果なのだろうか。 地方交付税を中心とした、自主財政無しの運営が生んだ、税金は使ったもの勝ち、貰ったもの勝ちという感覚は、ちょっと信じられないけど、これが実態のようだ。
まあ、こういう硬い話も餌に、久しぶりの仲間と楽しいひとときで、夜が更けた。
午前中は、庭と家周りの草刈り。 ようやく、草だらけだった庭が、見れる状態になった。 11時くらいに一段落したので、ちょつと冷たいものを飲もうと思って、家のドアを開けたら,玄関の上がり間口に、宅急便の荷物が置いてある。 庭の草刈りをしている時に建物の反対側にいたので、宅急便が来た事に気付かなかったが、誰もいなくて玄関の鍵がかかっていなかったから、中に荷物を置いて行ったらしい。
しかし、届いたのは知り合いが通販で送ってくれた、冷凍ピザ。 冷凍指定、午前中指定となっているもので、それをこの気温の高い日に、無断で玄関に放置していく宅急便って....もう唖然です。
時間にすると、多分一時間くらいだと思うけど、中はしっかり冷凍が溶けてました。 まぁ、すぐに冷凍庫に入れれば良いレベルだったからいいけど、いくらなんでもこりゃまずいよね。
だいたい、受取人不在なのに、勝手に置いていくだけでも問題だし、まして冷凍指定のものを、この気温の日に放置はないでしょ。
これが、大手の元祖宅急便屋さんというのもびっくり。 まぁ、田舎なので、鍵もかけずに畑に出てるというパターンとかが多いとは思うけど、場合によっては、大きなトラブルや事故になるし、絶対にマニュアルでは認められていないはず。 結局、地方の委託業者とかなんだろうけど、こういうのって大丈夫なのかよって思ってしまった。
とりあえず、はじめてのTeXでの作章が、なんとかまとまった。 結局のところ、はまったのはIPSJのテンプレートのA4横がdvi->pdfの時に、-l指定しないといけなかった事と、画像のbbファィルの作り方が、複数あって買って来た本にでていたものでは、駄目だった事の二点。
数式は、Mthtypeとかいう便利エディタを使ったので楽だったし、表の細かい配置などは、きになるけれど。まぁこのあたりは追々直そう。
もともと、ワードでもブログラムでも、アウトラインから書いているし、設計はTopDown、実装はBotomUpというスタイルなので、以外とこの仕組みは好きになれるかもしれない。
久しぶりに、YRP(横須賀リサーチパーク)に行く。 ここが開発された当時は、サンディエゴやリチャードソン等のように、通信系企業の産業セクターの確立を目指したのだろうが、結局 何年たっても最初に建ったブロック以外は、空き地が埋まらなかった。 しかも、ここ数年の景気動向の関係か、外資も国内企業も、間借りしていたところの撤退もあり、国立の研究機構もそのフロアーがかなり縮小されたようで、歩道の植え込みの手入れなどをみても、寂れた感じが否めない。 結局のところ補助金や公共事業、官主導の地域開発って、民間が根付かないのだろうか。
夕食は、横須賀在住の知り合いと会食。 横須賀中央からすぐの裏道にあるシェ田坂なるフレンチ。 ハンバーガーとカレーのイメージの強い横須賀でフレンチってどうなの? と思って入ったら、案の定ちと不安な雰囲気。
ところが、いざ料理がサーブされたら,シェフが拘って厳選した食材とその良さを引き出すシンプルな調理方法に、びっくり。 これは、恐れ入りました。 夜は、テレカンがあるため、ワインが飲めなかったのが残念。
ドブ板通りも綺麗になって、なんか子供の頃に背伸びして、遠征してまで遊びにきた街とは変ってしまった感じだった。
Mac上で使える会計ソフトを入手したけど、これがかなり酷いことは、以前にも書いた。 なにが、酷いかっていうと、根本的に複合仕訳が出来ないというのが、超致命的だ。 いまさから簿記学校の宿題じゃあるまいし、諸口なんていう仕訳はできないし、複式に展開できないから意味が無い。
名だたる弥生とかPCAとか大蔵大臣とかのシリーズも、Mac判は無いし、最近のSAAS(最近はクラウドと呼ぶらしい)でも、Windowsのみだったりする。
銀行のオンラインバンクも、Windowsしかサポートしていない(厳密には、Windows+IE)というのも、まったく???な現象だけど、事実だからしょうがない。
結局のところ、こんれだけ周りにMacユーザーが増えているように見えても、やっぱしMacは15%のマイナーシェアなのだろうか、やれやれ。
総務省の主催する「ICTグローバル展開の在り方に関する懇談会」と連携して進める「ICT国際標準化会議」を傍聴。
会議の席上、今後検討推進するテーマとして、無線LAN関係を追加することが提案された。 これは、スマートフォンの普及に伴うデータトラフィックの増加を背景に、Wi-Fiへのロードバランスなどのニーズが上がってることもあり、IEEE802.11を中心とした無線LANの国際標準化関連も推進検討すべきテーマとしようという話。
また、会議場九月に沖縄で開催されるIEEE802 Wireless Interimも、開催が成功するように支援をするということが提案、合意された。
これで、僕の肩にずっしりと乗ってる、沖縄インターリムの件が、すこし見えてきた気がする。
関東甲信越も例年より早く梅雨明け。 今朝も、畑を軽く点検して、とりあえず猿や鹿の被害は出ていないことを確認。 茄子、キュウリ、トマト、ピーマン、ししとう等が、これからはひたすら収穫になる。 とうもろこしは、獣除けのネットを先週張ったので、あとはひたすら育つのを待つしか無い。 じゃがいもは、今年はおそくに植えたけれど、今月末には収穫になる。
さて,問題は明日から出張続きで、山梨に月末まで来れないから、20日くらい間があいてしまう。 今年は、全体を囲う猿落君ネットを張っていないので、余計心配。 とりあえずは、猿害除け祈願をしながら、明日の出張にそなえて東京に戻る。
午後に成田から上海に移動。 上海からさらに車で2時間かけて蘇州の同里に移動し投宿。 同里に来るのは三回目で、最初はピュアに上海からの日帰り旅行で水郷の同里を楽しんだけど、前回と今回は中国の電子機器製造工場の見学というか視察。 逆に、前回と今回は同里に宿泊で、それなりのホテルなので、宿は快適。 でも、TwitterとFacebookは、フィルタされていて、VPNでも通らない...orz
まぁ、中国もかれこれ過去20年近くいろいろいな所を仕事で旅しているので、こういう都会というか大都市に近いところでは、とりあえず安心感があって、お気楽。
たまたま、先週村上春樹の雨天炎天というギリシャとトルコの旅行記を読んでいたのだけど、あの内容と比較したらここは天国だ。 それにしても、彼の旅行エッセイって、絶対的に読んだ人がその場所に行きたく無くなる書きぶり。 それだけじゃなくて、トルコやイタリアとかギリシャにの人や社会に対する表現も、きっと政府観光局とかの人が読んだら訴追してもおかしくない感じに楽しい酷評がならんでいる。 大抵の場合、酷評したあとに、それなりに肯定的な評価があるし、その評価が極めて主観的私感や限定的制約という前提にあることが書かれているけれど、どうみてもそれって文筆家の社会適応的記述でしょって感じで、直感的にはあれを読んでトルコやギリシャに行ってみたいという人は減る事はあっても、増えることはない感じなのがおかしい。
僕も、中国を何十都市と旅していて、もし文才があったら旅行記の一つも書いちゃうかもれしないけれど、その場合もきっと他人からみれば、えっーーーそなとこ行きたくない って事がメインだったりするかも。 要するに、旅っていのうは、みんなそれなりに、大手をふってここは良いところですよって言えない変化があるから、楽しいんだろうな。 やれやれ。
今日の午後は、無錫にある射出成形の金型屋と成形工場を視察。 もう、30年くらい前に初めて自分が開発主担当となって設計した製品の量産試作で、立ち上げに行った金型&成形工場と、ここの工場は変らない感じで、とてもじゃないが日系の外注にはなれないだろう的な、町工場。 これは、規模とかではなくて、5Sに代表される品質管理的な体制や体質ができていないという意味。 しかし、それでもきっとローカルな仕事も含めて、機械があればとにかく仕事がある状態なのだろう。 この工場で驚いたのは、金型製作のためのNCも射出成形の成形機も、全て中国製の機械だった。 昔は、かならず日本製の工作機械とかがあったのだが、ここにはまったく見当たらなかった。
ところで、無錫というのは、中国語だと无锡で、Wuxiと発音するのだけど、日本ではかなり昔から"むしゃく"という言い方が知られている。 これは、日中戦争で日本軍が入城した場所で、日本語読みの地名の認知度が昔から高かったことに加え、近年沢山の日系企業が進出して、工場を構えているので、継続的に日本人には、"むしゃく"という名が通っているのかもしれない。 しかし、こういうのって、なんか違和感だけが残るな。
今日は、蘇州の二つの工場を視察。 一つは、板金関係でオーナーは、台湾人。 壁には5Sの標語が掲げられ、フロアに不要なものはない。 ここは、大手コンピュータメーカーや日本の携帯電話の部品などを手がけているだけあって、話も通じるし、普通に安心してみれる。
二つ目は、セットトップボックスとかの電子機器工場で、SMTラインや組み立てラインがあるものの、半分は大手に場所貸ししている。 インラインでの品質チェックとか、スクリーンの管理、半田の管理等それっぽくなってるいけれど、IQCもOQCも実態が伴っていないことが随所に見て取れる。 板金やモールドなどの外注部品のIQCでも、印刷や外観等の主観的評価について、限度見本の取り交わしなどがされていないことが判り、かなりがっくりしてしまった。 しかも、QAの責任者と称する若者が、まったく話が通じないのもつらい。
今回は、無錫の金型工場、射出成形工場、蘇州の板金工場、電子機器工場と四カ所を視察したけど、大手との取引をしているところはそれなりで、それ以外はとてもおつきあいしたくないレベルだった。 それでも、モノつくれるし、見かけは綺麗だったりはするんだよな。 とほほ。
予定の仕事が早く片付いたので、上海からの帰り便を早い便に変更した。 問い合わせたら、羽田便は席が取れなかったので、成田便にしたけど、こちらはかなり空いていた。 羽田便って、高いわりにやはり人気があるようだ。 成田スカイアクセスのお陰で、実質的に乗り継ぎ時間があえば、羽田も成田も都内に出るにはあまり変らないのだけど、主観的にはやはり羽田が近いという感覚が強いのかも。
中国と比較すると節電していても、やはり東京は十分に夜が明るいのを感じる。 ただし、空調の強さは、中国はあいかわらず強烈で、エアコンを強くすると空気が綺麗になると勘違いしているんじゃないかと、本当に疑いたくなる。
あと、蘇州には、"Haiyatt" というハイアットホテルがあって、これがかなり立派で大きくて、アメリカの国旗とかも掲揚されていた。 今回の訪問先が、ここのホテルは部屋も広くて、コーポレートレートで泊まれるから、今度来たらここにしたらと言われたけど、なんか怖い。(笑)
昼前に、旧知の某データーセンターの社長さんと面談、以前に自社の社外取締役をお願いしていたこともある方で,大手商社で国際的なプロジェクトを沢山されいた方なので、後輩が始めた通訳会社の話などをしたら、ものすごく的確に理解してくれた。 また、別件のネットワーク機器の話も、直ぐに関係部門につないでくれた。 仕事の出来る人というのは、仕事を人に振るのがじつに早い。 昼は、このS社長にお寿司をごちそうになった。
いくつかかの会議を挟んで、夜はこれまた旧知のアンテナメーカーの知り合いと,同僚とで暑気払い。 とくに、決めていたわけではなく、なにげに飛び込んだ駅ビルの居酒屋は、明日がグランドオープンで,今日はプレオープンのため、会計は全て半額ということで、なんだかとてもラッキー。 ここも、提携している漁師からの直買い付けをしているそうで、新鮮な魚がいろいろとあって、なかなかのもの。
というわけで、なんだか今日は昼,夜と魚づくしな一日だった。
IEEEな人達と、Santa Cruz周辺のワイナリー巡り。 $40のパスポートというのを購入すると、1,4,7,11月の第三土曜日のPassport dayに、各ワイナリーで無料テイスティングができるそうで、今日はまさに7月の第三土曜日。 10時にCupertinoのレストンに集合して朝食をとったあと、3台の車に分乗してスタート。 途中合流もあって、総勢11名のグループで、PICCHETTI,RIDGE,COOPER-GARROD,BURREL SCHOOL,REGALEと五つのワイナリーを巡った。 各ワイナリーでは、だいたい5品種くらいが順番にテイスティングできる。 今回は、僕は運転していたので、本当にテイスティングだけにしていたけど、少しとはいえ5カ所x5杯なので、まともに飲んでいたらそこそこになる。 各ワイナリーもテイスティングだけでなく、牧場やピクニックエリア等を解放していて、食事持参で食事をしている人も沢山いて、かなりの賑わいだった。 このパスポートには、Santa Cruzのワイナリーが55カ所ほど参加していて、有効期限もないので、毎年少しずつ廻るということができるようだ。もっとも、5カ所ずつでも、11回かかるから、年4回フルでも3年。 各ワイナリーでは、スタンプを押してくれて、全部廻ると記念品も貰えるそうだし、ボトルの購入も割引になる。 山梨でも、ワインツーリズムが始って、人気があるようだけど、こういう仕組みがあると面白いかもしれないな。
ワイナリーツアーの後は、スーパーで各自思い思いの食材を購入して、メンバーの1人の自宅へ行き、BBQパーティ。 モントレーの海を望む高台の自宅は、7000平米超の敷地で、日本だったら豪邸と呼ばれる部類だ。 あいにくと、霧で海見渡せなかったけど、晴れていたらサンセットがかなり素敵な場所だった。 夜は、ドイツ人の仲間らと、Santa Cruzに投宿。
朝、ドイツ人の仲間とSanta Cruzを出て、空港で同僚をピックアップし、サンフランシスコのダウンタウンに移動。 早く着きすぎて、ホテルはまだチェックインができないし、昼にはお腹が空いていないので、車を返却してから街中を散歩。 日曜日で休みの店が多い目抜き通りに、ホームレスの姿が目立つのがなんとなく嫌な感じ。
昼頃、ホテルでチエックインができたので、なでしこジャパンをの決勝戦をESPNで見て応援。 しかし、二回も追いついて、最後にPKで勝つという内容も十分にエキサイティングだし、もう最高。 日本にいたら早朝に起きてみていたかというと、たぶん無理だったので、ラッキーかも。
夕方からのチェアーミーティングで,今週の会議がスタート。 冒頭、ワーキンググループのチェアのお嬢さんが昨日結婚した事、TGfのチェアにお孫さんが生まれたことで、みんなが祝福。 ワールドカップで、なでしこが優勝したこともお祝いしてよって言おうかと思ったけど、僕以外ほとんどアメリカ人なので、さすがにパス。
しかし、九月の沖縄インターリムの申込がかなり少ないとのことで、最初から頭が痛い話題だ.....
IEEE802.11aiの会合がスタート。今日は、朝のAdhocと午後のレギュラー会合の2スロットで、いよいよ技術提案がはじまった。 ここでも、積極的なのは、LGやHuaweiという韓、中企業の勢いを感じる。 今回、他のタスクグループのチェアがHuaweiに転籍したりで、Huaweiの台頭が目立つ。
夜は、先週末にワイナリーツアーに行った仲間と、Ryoko'sという寿司レストランで夕食。 ここは、タクシーの運転手の推薦だったそうだが、なるほど大盛況で、オーナーは日本人のようだが、スタッフは日本人が若干いるくらい。 それでも、鮨はちゃんとしているし、アメリカ人好みのロールも沢山あって、まぁ人気な店には、ちゃんと理由があるということだろう。
IEEE802.11aiの二日目で、二つのスロットを行なう。 技術提案のプレゼンを受けたのだが、勘違いというか痛い発表もある。
まず、そもそも目的が発表そのものにあるとしか思えないくらい、KYなプレゼンというのは、かなり痛い。 今日もそういうのが一件あったのだが、某大手ネットワーク機器ベンダーのうるさ型な人が、容赦なく質問で正していた。 しかし、可哀想なのは、この質問で発表者が困惑している間に上司が、部屋からさくっと退席したことだ。
もう一つは、標準のための標準作りに根ざしていて、その目的を見失っている自己満足型で、これもはっきりいって邪魔でしかない。 当人は、寄与しているつもりだろうけど、普段の議論にも参加せずに、いきなり発表されてもまったく迷惑な話だ。
この両方に共通するのは、時間軸の曖昧な世界に生きている人達ということだろう。
一週間くらい前から携帯電話にスパムが来るようになった。 まだ、数はかなり少ないけれど、海外にいてメールが来たので見たらスパムというのは、なんとなく腹立たしい。 迷惑メールとしてフィルタリングすればいいんだろうけど、古い携帯をつかっていて、いまさら使い方を調べる気もしないのでとりあえず放置。
そういえば、この古い携帯 LGのチョコレートは、世界時計が着いてるのだけど、なんか時差の計算が間違っている。 サマータイムじゃなくても時間があわず、サマータイム設定すると、もっと合わない。 いったい、これはどうなってんだろう。 以前はこんなことなかった気がするんだが....
IEEE802.11の会合も、個別会議は今日で終了。 今回も、IEEE802.11aiは、私としては満足のいく一週間だった。 それにしても、今回感じたのは中国企業の勢いだ。 ここにきて、中国企業が標準化への寄与がとても目立ってきたし、今回のTGaiでも具体的な提案があり、僕らと協調すべく協議が出来た。
日中韓で比較してみると、中国勢は、個々の民間企業として戦略的に活動している。 これは、日本や韓国が大学や研究機関、民間でも研究職がメインなのに対して、比較的欧米の企業と同じでビジネスの視点で、戦略的に標準化に取り組んでいるということだ。 ようするに、国家体勢が共産主義なのに、はるかに資本主義的なのだ。
こちらでも、もと順公務員の人に、TGaiはどうですか? 勝てそうですかとか、いつが投票の勝負ですか? みたない事を聞かれたけど、こういう人って、標準化=国際競争で、勝つか負けるかという考えなので、まったく時代にあってない。 デジュール形のように、出来上がったものを持ち込んで、どっちを標準にするか的なスピード感のない、旧泰然とした感覚なのだ。
いまの時代,何かをつくって、出き上がってから、それを標準化するなんていプロセスじゃ、時代のスピードについていけない。 実務の商品開発や企画と併行して、標準化フォーラムを戦略的にリードし、気がついたら自社製品が標準とマッチしていました的な進め方が必要なのだ。 これは、設計とか品質管理でいうところの、コンカレントデザインと同じで、初期の段階から必要なステークスホルダーと協調することで、トータルの開発時間を短縮するとともに、高品質な製品やサービスが提供できるわけだ。
ステークスホルダーが多様化し、複雑な時代に、国際競争=勝負というスタイルが表立って出る人は、残念ながら時代遅れだ。 もちろん、個々の民間企業同士は激しい競争をしているけれど、それを前面に出さずに、win winなエコシステムを提案し、うまく周りを巻き込んでいく国際協調こそが鍵だろう。
たまたまなのかもしれないが、中国の成長してる民間企業は、このあたりをうまく掴んでいるかもしれない。
IEEE802 Plenaryは、11WGのクロージングに参加して、無事終了。 いつも、クロージングでは、開催場所について、再びここで開催したいかという投票が有る。 今回のサンフランシスコは、59:1と圧倒的多数に好評だった。 さて、いよいよ2ヶ月後の9月(18〜23)は、1999年以来12年振りに、日本でワイヤレスインターリムが開催される。 開催地は那覇のため、参加者は東京やソウル経由で来る関係で、一部のタスクグループは前週にアドホックミーティングをソウルで開催することになった。
この沖縄開催については、ある団体が誘致したようなのだが、この会議の実態もよく知らず、誘致側が負担する協賛金の拠出もせず、途中から尻切れトンポで何の対応もしなくなった。 たとえ、誘致したのが自分でないにしても、日本で開催する以上、参加者に喜んでもらえる開催、運営をしないと、定常的にこの会議で活動している日本人は肩身が狭くてしょうがない。 そんなわけで、急遽いろいろと間に入って、協賛の公募やWGとの調整に奔走することになってしまったのだが、それも後2ヶ月だ。 しかも、9月の沖縄なので、台風の心配があるんだけど、もうこればかりはどうにもならない、やれやれ....
午後からは、知人の会社でミーティング、日本の通信事業の現状や市場性、そこへの訴求などについて、レクチャー&ディスカッション。 彼らの資料を添削したのだが、なかなかみんな賢くて楽しかった。 何事にも、Agree/Disagreeがはっきりしていて、反論時に具体的な代案を出すなど、建設的なミーティングは、参加していても疲れない。
夜は、先週もお邪魔したクパチーノのGOKAKUで、某移動体通信の会社の方、某大手電機メーカーの方と会食。 お店のオーナーがホテルまで、送迎してくれたので、しっかり飲みモード。 気持ち良く飲んで、食べて、宿に帰ったら、財布をどこかで紛失している事に気付く....現金はほとんど入ってないが、クレジットカード、運転免許、キャッシュカードなどがあって、真っ青になる。 さぁ...どうする、このピンチということで、続きはWEBで...To be continue.
昨夜は、いろいと探したのだけど結局財布が見つからない。 まったくどうしたものかと思いながら、とにかく明日もう一度、行動した場所を探してみようと思ってベッドに。 夜、二回ほど財布が見つかった夢を見て目が覚める。 二回めの夢では、昨日探してくれた知人に見つかった事を電話しようとして、夢だったと気づく始末。
朝になって、クレジットカード会社や銀行に紛失の届け連絡をしようと、各社の連絡先などを一通りWEBで開いて準備。 でも、明るくなってきたので、もう一度駐車場の車の中をと思って探したら...ありました。 いやー、実に嬉しくて、財布にキッス。 紛失届けとか出していたら、また面倒なことになっていたので、本当に助かった。
ということで、すっかりご機嫌モードになって、昨夜も一緒だった某大手電機メーカーの方と、Napaのワイナリーに出かける。 Robert mondavi,Beaulieu Vineyard,Elizabeth Spencer ,Orpus One,Frog's Leapを廻る。 車の運転があるので、基本的には飲み込まずにテイスティング、でもOrpusだけは高いので、ちゃんと一杯だけいただく。 Frog's Leapは、ピーチフェスティバルというのをやっていたので、とりあえず欲しかった一本を購入するだけで、テイスティングも無し。 それでも、天気もよくて、素晴らしい1日だった。
昼までホテルでゆっくりして、例によってコヨーテのurineを買ったりして空港にいき、LAXに移動。 航空会社の都合でUAからDeltaに変更になったので、SFOではラウンジも使えない。 Skyteamは、かつてアリタリアのFFPに入っていたのだけど、一方的なプログラム変更で、数万マイル無効にされてしまってから、どこにも入っていない。 といっても、空港内は、Wi-Fiが使えるし、電源のある机も待ち合いロビーにあるので、それはそれで便利。 バッケージロストの懸念と、デルタではプライオリティタグも付けてくれないので、LAXまでのチエックインにして、LAXでピックアップして、ANAに再チエックインしたりしていたら、ちょうど良い時間つぶしになった。
今日の月曜日は、01:00のフライトで、羽田着が火曜日の朝なので、完全に機上にて消費される。 レッドアイなので、基本的には寝れるだげ寝てしまうしかない。 というわけで、Blogも日記という意味では、飛行機乗りました、こんな映画見ました、寝ちゃいました、以上 おわり となる。
それじゃ、なんだかなぁという気もしなくはないけど、いつもその程度の事しか書いてないから一緒だけど、ちょっと出張を振り返ったりしてみた。
今回は、いつもIEEEに来ている大手日系メーカーや通信事業者の人達と、会食などをする機会があったのが珍しい。 皆さん、それなりに業界で仕事をされて、中堅くらいなんだけど、年齢的には、僕より一回以上、お若い人が多い。 ということは、当然ながら技術的な仕事のバックグランドもスタートラインも違うので、僕の話は古典になっちゃったりする。 でも、技術っていうのは、長年の蓄積なので、それなりに共通の話題にちゃんとなるところが面白い。 このBlogは、僕のボケ防止の備忘録として、完全に主観、独断、偏見で書いてるのだけど、それでも一応は、記録にはなっている。 ただ、今回も若い人と話していて思ったのは、かつて僕たちがNHKの電子立国などに憧れたように、ここ30年くらいの自分たちの周りの技術や開発、製造の変化というのもちゃんと、記録していくことが大事なのかもしれない。 回顧録じゃないけど、そういうまとめをしようかしらん。
予定よりかなり早く、朝4:30に羽田に到着。 始発もまだだから、到着ラウンジでシャワーを浴びて一休みし、メールを開いたら、出張前に受けたインタビューの記事がWEBに掲載されている通知がきた。 無線LAN認証高速化の11aiをAndroid機に先行という記事で、さすがにプロの記者さんは的確な表現で、こちらの説明したことを、記事にしてくれている。
あえて補足すると、この記事をうがった見方をすると、あたかも僕たちが先行した実装を標準化するみたいに間違えられそうだが、実際は僕らは一つのプロトタイプを実装してみただけだ。 これをそのまま標準にするというわけではないし、そんなことは出来るものでもない。 とはいえ、標準化へのブロポーサルをするには、評価も必要で、そのためには実装も必要なのだ。 ただ、僕らはチップに依存する部分のように、僕ら以外の人の知財がある部分を除けば、いままでも、これからもオープンソースで開発するつもりだ。 なので、このアイデアをポーティングしたい人や企業は、僕らに相談いただければ幸いと思っている。
それにしても、早朝羽田に到着して、今日はひたすら打合せばかりで、ようやく就寝。
僕が進めているIEEE802.11aiは、無線LANの認証接続を高速にすることが目的で、IPアドレスの設定などのネットワーク上位層のセットアップの最適化等が大きく関連するクロスレイヤーな領域だ。
先週のIEEE802 Plenaryのあと、カナダで開催されているIETFでは、IEEE802.11aiに参加しているメンバーが、IETFで関係しそうなWGのアクティブメンバーと協議を開始したようで、その報告等がMLに上がって来ている。
欧米の企業は、標準化活動を戦略的に行なっており、チームのメンバーがIEEEだけでなくIETFやWi-Fi Allianceにも、参加しているので、こういう動きが速い。 日本では、どうも縦割りなのか、こういう網羅的取り組みがないのは、あきらかに戦略、戦術の差だろう。
いづれにしても、IETFで11aiとのLiaison workが始りつつ有る事は、とても嬉しい展開だ。
アメリカから来ている知人らと会食。 以前に組織的には同僚だった知人で、最近シリコンバレーのベンチャーに転職し、仕事で日本に来ている。 ちようど、日本の友人の会社とも提携したようなので、その友人も一緒に、麹町のイタリアンで会食。 この店は、イタリア人オーナーで、外人の客が多く、店員も外国人がいるので、英語で対応してくれるから、こちらも気楽で良い。 日本の友人も、外資の大手で、共通の話題が多く、かなり盛り上がってしまった。 彼も僕も、やはり英語圏の人との仕事や話は、とても楽に感じるスタイルで仕事をしているから、こういうディナーは本当に楽しい。
僕は、東京の下町生まれ、育ちで、いまも半分に本のコテコテの田舎に済んでる行けれど、仕事のスタイルは、こういうドライというかロジカルなほうが合ってる。 でも、基本は両方好きということかも。
久しぶりに、TMTにある検索最大手の会社を訪問。 相変わらずの自由な雰囲気がロビーに漂っている。 原宿にあったときからそうだけど、基本的にノーネクタイ、カジュアルな会社だから、わざわざクールビズとかいう断り書きも無い。 ちょうど、ロビーにいたら、高校生か中学生の職場見学ツアーな団体が記念撮影。 こういう会社が、しっかりと日本に根付いて、いまや社会基盤の重要な担い手というのは、子供たちからみても、きっと仕事や職場に対する印象というか選択子の広さを感じさせるんだろうな。 ここの会社は、某グループの中でも、昔からある種独自色や文化があって、それを社長が拘って来た。 コーボートカルチャーというのは、よくも悪く経営者のポリシーが反映される。 ITリテラシーの違いや、コンプライアンス意識の違い、オープンかクローズかなどの差は、結局のところ経営者の意識というか性質が反映されるようだ。 ということは、逆に結局人は仕事の本質ではなくて、人をみて仕事をしているということなのかも知れない。
三週間ぶりに山梨に戻ったので、おそるおそる畑に行ったら、もう草ぼうぼうで、どこが野菜なんだ判らんぞ状態。 今年は、鹿のテリトリーになったせいか、猿はまったく来ていないのは、嬉しい限り。
朝は雨が降っていなかったので、急いでじゃがいもの収穫をしてしまう。 今年は種イモの入手次期を逸して、連休にようやく"きたあかり"を作付けしたのだけど、まぁどうにかそこそこに収穫ができた。
午後から雨がやみそうだったら草刈りをと思ったけど、振ったり止んだりの変な天気なので諦めて、十里木の知人の別荘に行くことにする。 お土産は、ワインと自家製のバジルソース、梅干し、パンチェッタ、じゃがいも、ししとう。 なんだか、最近は田舎のおじいちゃん状態だな。
とりあえず、カーナビに従って大月、山中湖経由で富士山をぐるっと回り込む感じで二時間で到着。 オーナーのご家族、遊びに来ている知人ご夫妻らとワイン三昧。 この別荘には、アマチュア無線のタワーが二本あって、すばらしい設備があるので、その見学はとりあえずあしたゆっくりと。
知人宅で一泊し、朝はアマチュア無線の設備等を見せてもらう。 二つのクランクアップタワーには、HFのアンテナがずらり。 メインの無線機には、送受信とも並列に二つが入ってるそうで、かなり複雑なスプリット運用もできるとのこと。 僕が子供の頃に憧れたSラインのような送受信機別じゃくても、一つの箱で全部はいってるそうだ。 1kW局なのでリニアももちろんあるけれど、そちらも昔から比べたらとてもすっきりしている。
昼前に別荘地の中を案内してもらい、近くの蕎麦屋で、自然薯の蕎麦をいただいて解散。 ここの蕎麦は、田舎蕎麦でしっかりと香りがあるし、なによりも自然薯がえらく濃くて美味。
帰りは、朝霧高原〜本栖湖・精進湖〜甲府南に下道で抜けて、甲府南から高速。 距離的には、行きの大月、東富士有料経由と大差ないけれど、こちらのほうが早かった。