今日は、蘇州の二つの工場を視察。 一つは、板金関係でオーナーは、台湾人。 壁には5Sの標語が掲げられ、フロアに不要なものはない。 ここは、大手コンピュータメーカーや日本の携帯電話の部品などを手がけているだけあって、話も通じるし、普通に安心してみれる。
二つ目は、セットトップボックスとかの電子機器工場で、SMTラインや組み立てラインがあるものの、半分は大手に場所貸ししている。 インラインでの品質チェックとか、スクリーンの管理、半田の管理等それっぽくなってるいけれど、IQCもOQCも実態が伴っていないことが随所に見て取れる。 板金やモールドなどの外注部品のIQCでも、印刷や外観等の主観的評価について、限度見本の取り交わしなどがされていないことが判り、かなりがっくりしてしまった。 しかも、QAの責任者と称する若者が、まったく話が通じないのもつらい。
今回は、無錫の金型工場、射出成形工場、蘇州の板金工場、電子機器工場と四カ所を視察したけど、大手との取引をしているところはそれなりで、それ以外はとてもおつきあいしたくないレベルだった。 それでも、モノつくれるし、見かけは綺麗だったりはするんだよな。 とほほ。