IEEE802.11aiの二日目で、二つのスロットを行なう。 技術提案のプレゼンを受けたのだが、勘違いというか痛い発表もある。
まず、そもそも目的が発表そのものにあるとしか思えないくらい、KYなプレゼンというのは、かなり痛い。 今日もそういうのが一件あったのだが、某大手ネットワーク機器ベンダーのうるさ型な人が、容赦なく質問で正していた。 しかし、可哀想なのは、この質問で発表者が困惑している間に上司が、部屋からさくっと退席したことだ。
もう一つは、標準のための標準作りに根ざしていて、その目的を見失っている自己満足型で、これもはっきりいって邪魔でしかない。 当人は、寄与しているつもりだろうけど、普段の議論にも参加せずに、いきなり発表されてもまったく迷惑な話だ。
この両方に共通するのは、時間軸の曖昧な世界に生きている人達ということだろう。