グループ会社の同僚とフリーディスカッション。 多角的かつし真摯に会社の課題や仕事の課題について向き合ってることが、ヒシヒシと伝わってくるのが嬉しいし、とても楽しい時間を過ごした。
たまたま、社員教育の話になったのだけど、僕は若手の教育は、体系的なカリキュラムを作って、それを若手に教えることは賛成だけれど、教育で習得した知識や技術を彼らが職場で活かせるかがとても気になるという意見を述べた。 慣習的に仕事をしているベテランは、技術であれ営業であれ、部下が自分の知らない理屈(たいていは正論)や知識を使うと、それを疎ましくおもったりすることが多い。 素直に部下の技量や知識に対して、自由にそれを駆使させたり、褒め称えたりするような器量がある上司だといいんだけど、そんなに器のでかい人は少ない。 このことは、スキルアップした部下が、そのスキルを発揮する機会を失い、仕事のモチベーションを下げる。
だとすると、細かい事は別にしても、理論や技術の骨子は、まず管理職層に教え込んで、それを体系的に理解させる事で、上司が知らないけど部下が知ってるという状況を減らす事も必要だろう。
昔から、「やって見せて、やらせて、褒める」とよく言うけど、上司がやって見せれないのは、救い用が無い。 親の背中じゃないけど、やはり教育は先人が背中で語るのが一番なんじゃないだろうか。