25年くらいつきあいのある知人の息子さんと一献。 彼は,21歳の大学生なのだが、バングラディッシュのグラミン系のプロジェクトに参加したり、ボストンに短期留学したりしているそうだ。 最近、若者が海外に行きたがらないとか聞くけど、ちゃんとこういう若者もいるのは頼もしい。
話をきていると、とてもしっかりといろいろな事を考えていて、今後の進路などについても、いくつかのオプションを検討している
グラミンは、もともとグラミンバンクがスタートで、いまから15年くらい前に僕が発表した無線による地域情報化の構想論文をヒントに、知り合いの先生が経済学の観点から地域セル的なマイクロデジット経済の論文を書かれたりしたこともあって、僕もそこそこに知っていた。
数年前に、そのグラミンがWI-MAXによるFWA事業等に進出して、そこには、日本人投資家のファンドが出資していたりするもの不思議なものだ。
日本には、昔から無尽という仕組みがあるけれど、この前読了したテンペストには、沖縄にも模合という同様のものがあることが書かれていた。 セルとかモジュールとかの概念って、いろいろなところにあるものだ。
さて、今日 会った彼のような若者が世界で、小さなセルをどんどん活性化していくとしたら、応援したいものだ。