今日は、午前、午後と二つの検討会。一つは事務局として、一つは主査として参加するものだけど、両方とも楽しいディスカッションが出来た。
事務局のほうは、DTAとして行うもので、データ流通関係の標準化の話なのだが、三年目を迎えて、かなり具体的な議論が出来てきたかんじがする。
もう一つは、無線エミュレータに関するもので、こちらは主査を務めることになった。もともと、無線エミュレータは、僕が10年以上前に考案して、実際に小規模ながら試作開発をしてきたもので、学位論文もこの実装と評価についてまとめた。
僕は、ことあるごとにこのエミュレーション技術の有効性を関係者に訴えて、大規模化した実装を行うべきと言ってきたのだが、ようやく関係者の理解を得て相応の国プロとして取り組みがスタートした。
本当は、その研究や開発側に加わりたいとこだけど、今はとても手が回らない。でも、今日の発表を聞いてる限りにおいて、僕が設計したコンセプトが継承されていていることが確認できたので、一安心でもある。
今回は、スケールある形にするために、かなりチャレンジャブルな目標を掲げているけど、それなりに実現性はあると思うので、開発関係者にはぜひとも、目標達成をしてほしいものだ。