午前中は、DSAのGAIA-Xの勉強会で、午後はISO関係の国内委員会。そして、今週は夜から明け方までが、802.11 Interim。流石に、通常のFace to Faceのように現地にいるわけではないので、なんとか日付の変わる前後の会議だけに出席。
今日というか日付が変わった後の会議では、新しい周波数の獲得というか割り当てに対する取り組みの話があったのだが、相変わらずZone3は蚊帳の外だな。無線LAN業界は、IEEEもWi-Fi Allianceも積極的に新しい周波数の割り当てに対するロビーイングもしていて、帯域の確保を進めてるのに、日本をはじめとしてZone3の人達は、こういうことに参加できてないのが寂しい。
ところで、今日のPlenary も250人近くがWebExで参加していたけど、議事運営は安定している。これは、Face to Faceでの運営をみんなが知っているからで、チェアのハンドリングも実会合を前提としているわけだ。
Face to Faceでは、議場の真ん中にスタンドマイクがあり、発言者はそこに並んで発言する。そして、このコントロールは、議長がするわけで、発言者に対して、横から質問したり、意見を言ったりはしない。こういうのは、国会などの議会中継でみる光景で、まぁアンコントロールな野次はあるけど、国際標準化ではブーイングとかCall Question とかで、国会のような品のない野次は飛ばない。
こういう議事運営を知っている802のWeb会議は、実会合と同様に、ちゃんとマイクコントロールがされているので、実に聞きやすいし、議事も進む。でも、国内やこの辺りに慣れていないWeb会議は、議長以外が勝手に発言者に答えたり、他の人の発言を促したりで、いささか疲れる。
コロナで、実会合がないとこういうことを経験する機会も失われるのかな....