今日のとある会議でのこと、議事録の開示についての意見がいくつかあった。この会議は、自由闊達な意見交換のため議事録は原則非公開ということで開催されている。なんだかんだ、3年以上続いてる会議なんだけど、さすがにそろそろこれは、いかがなものかという意見が出てきた。
そもそも、非公開なら自由闊達になるという発想がいささか違和感がある。この会議の参加者の人達は、それなりの方達なので、こういうことは少ないとは思うけど、時に非公開だと無責任な発言でまとまるものもまとまらないことも懸念される。
もちろん、発言や資料には、時に競争的な要素があり、発言者としては非公開としたい内容もある。それであれば、発言者がその場で非公開で良ければ発言するという意思を示し、その上で会議体が許容したら発言すればいい。
というわけで、原則公開とし、特段の事情があり非公開とする場合は、それを合意すればよく、さらに議事録そのものは公開前に内容を確認し、承認するというブロセスにすれば良いだけだろう。
すでに、議事録の確認承認はしているので、まぁ原則公開にしてはという話で、意見を述べさせてもらったら、他の構成員からも賛意を得た。だんだん、日本の会議も変わってきたなぁ... と感じた。
まぁ、これは公的性質の会議の話で、個社、個人のプライベートな会議の話ではない。根回し、下ネゴ、コーヒーブレイクでの、まさにロビーイングは必要だけど、それを論拠にしてはならないことは、もちろんだろう。
なーんてことを思っていると、我が家の中庭では、なにやらマターリとした会議をしてる輩がいた。もっとも、一人は完全に寝てるけど。