某案件で、データの利用に関する権利証の設計をしているのだが、その議論では、既存の証券などのアナロジーを参考にした議論をしている。ところが、こういう議論をしていると、どうしても参考にしているアナロジーに思考が引っ張られてしまう。
そももそ、類推(るいすい)または類比(るいひ)、アナロジー(Analogy)とは、特定の事物に基づく情報を、他の特定の事物へ、それらの間の何らかの類似に基づいて適用する認知だそうなので、検討している事物と参照する事物がイコールではない。
ところが、どーしても議論していると、既存の参照事物に合わせようという心理に陥ってしまう。こういうのは、やはりがっつりと違うものは違うと判断すべきなんだよなぁ...
というわけで、勇気を振り絞って言い切りたい自分と、うーん説得出るかという不安な自分が、今日はかなりぶつかった1日だったわ。