某案件のシステムの整理をしているのだが、システムの利用開始から終了までの手順を整理して記載してほしいといっても、なんかとても不思議な図表が出てくる。
図表の中で、時間のながれ考慮されていないので、逆行したりループしたりする。はたまた、同じ情報というかデータが、参照されることなく、複数箇所で別々に生成されたり、入力されたり、異なる構成要素に与えられたりする。
何かを一意に示すIDが未定義だったり、二重定義だったり、体系なく使われたりしてて、話を聞きながら少しずつ整理しているのだが、なんだかとても出口が見えない。
結局のところ、システム設計というのを、おそらくは経験したことがなく、いきなりPythonとかJavaとかで、なにかを書いたりして、あら動いたわ的なことの集大成なのかもしれない。
全部ではないだろうと信じたいけど、いまはそういうのが大半なのかもしれない。どこで、そのオブジェクトが定義されて、生成され、それにはどういうメソッドがあって、または消滅してなんていうことは、あまり考えていないのかなと思う。
なにを入力して、なにを参照して、どんな処理をして、なにを出すということも、整理されていなかったりするのが、かなり刺激的だ。
プログラミング教育の問題なのか、人の資質なのかわからないけど、なんか頼むから、ちゃんとロジック考えてよ問題に、今日も翻弄されてしまった。
オプジェクト言語という狭義な話ではなくて、オブジェクト指向とか、ちゃんと教育してほしいなぁ...情報系の学校。