朝、武蔵境の家をでて、立川からのあずさで甲府に。これだと8時半に甲府に着くので、9時からの電話会議も駅近くのブースから出れる。今日は、たまたま最初のWeb会議が9:30からだったので、余裕で家にもどってスタート。
今週は、とにかく標準化に関わる国内会議が沢山あって、今日の午後もその一つ。しかし、やはり日本の産業界は標準化活動を戦略的にまったくとらえていない。そもそも、ブルーオーシャンを作るといしう発想が少ない。そのくせ、外国で何かが始まると、日本企業は置いてかれるとかほざく知ったかぶりがいて、中身も確認しないのに追従することを煽る。
ちょうど、欧州のデータ連携の取り組みであるGAIA-XやCantena-xについての記事が出ていて、その底の浅さに呆れ果ててしまった。
なにが悲しいかって、根本的にSDO(Standard Development Organization)とは何かとか、何らかの基盤を提供するサービーサーとの違いとか、コンフォーマンスとは何かみたいなことさえ、理解していると思えない。
たまたま、GAIA-XやCantena-xのけんで、そういうば一昨年に、ここに繋がないとビジネスが阻害されると叫んでいた輩に、「それでは接続のための試験方法や認定は、だれがいつ公表して、いつ受付が始まるの?」と聞いてみたら、「遅れているけど来年くらいには始まるとアナウンスしてる」との返事だった。要するに、なにも中のプロセスも理解していないで、表層的な発表だけ聞き齧っているわけだ。
でっ、まぁすでにその来年なんていうのは、とっくに過ぎてるわけだけど、いまもこの質問に答えれないのに、またまた煽り発言をしているようだ。だいたいが、xxxに接続するとかいうなら、接続先のシステムと運用者くらい確認しろよと言いたい。
もう、オオカミが来るぞーってのはさ、何度も言ってると信用失うよと言いたいな。