修善寺にある有形文化財の新井旅館に一泊二日での療養旅行。山梨とは一月位違うのか、まさに紅葉が最高に見栄えしている。ここの旅館は、明治五年創業で、横山大観、芥川龍之介、正岡子規など、実に多くの文人、墨客に愛された宿ということ。チェックインの後、桂川沿いの竹林を少し散策してから、有形文化財である館内の見学ツアーに参加。桂川から人工的に引き込んだ川が、庭の池から邸内を巡っていて、風呂場からは、その池の鯉が浴室に入った時に、目の高さに見えるという凝った趣向も楽しい。
久しぶりの純和風旅館は、やはり落ち着くわ。この前、ヒルトングループが日本の旅館を揶揄した動画を公開して、炎上してたけど、まだまだこいういう落ち着いた趣きは、ホテルチェーンでは楽しめないよな。
来週は、観光庁で旅館業のDXの話しをしないとならないのだけど、ちょっとしたネタを掴んだかな。