午前中は、いくつかの打ち合わせをリアルとWebでした後、午後はデータ未来会議。日本のデータ連携関係者が集まって、One Teamでデータ社会を目指す良いスタートのイベントだった。
今日も、話題になったけど、理想と現実のはざま的な話がある。これは、SIPでも感じるのだけど、理念やビジョンに対して、実装が見えないとか、実装はわかるけど、それって理念からズレてないのという話がよくある。
もう、何回もこの日記にも書いてるけど、設計はトップダウン、実装はボトムアップという原理を理解していれば、こういうディレンマには落ちこまないと思うのだけど、自分の視点、視座でだけで物事を片方から見てると、こういう不満が募るのだろうな。
あと、今日も曖昧な言葉が飛び交ってたけど、オープンデータとか、オープンソースなんて言葉を、中途半端に使うのは、本当にやめたほうがいいのになと思う。オープンという言葉の裏にある、リスクをちゃんと理解しないで、推し進めると、そこには無責任が残るだけなのだよね。
いづれにしても、今日は150名の会場が満員になって、日本としての方向性を共有できたのが嬉しい。
夜は、ISO/IEC/JTC1のInternational Virtual Workshop/Standards Collaboration onData Use in Smart Cities。このワークショップ、今夜と明後日の二日にわたって行われるのだけど、僕は明後日に発表する。しかし、IEEEはアウェイだな。