男はどうも加齢というか高齢化すると、一気に弱くなるのだろうか? いつも、果敢に先頭に立って、家族を守る勇敢な姿を見せていた父親が最近はめっきり老けた。その分、母親は丸々と太って、元気になって、ちょっとした近所とのトラブルも自らが前面に出て対処して、父親がその陰でひっそりしていたりする。
cこの前までは、少し離れたとこで暮らしていた娘も、ちょくちょく来ては一緒に食卓を囲っていたのだが、年老いた親の面倒が嫌なのか、最近はあまり顔も出さないし、たまに顔を出しても、すぐに帰ってしまう。数年前に家出した次女は、相変わらず音沙汰もない。
でっ、ますます老けてきた父親は、どうも最近は口元がだらしなくて、いつも口をくちゃくちゃしていて、涎も出てたりする。というわけで、ちょっと気になって口元を見てあげたら、どうも歯が抜けてしまったらしい。これだと、食べる物も限定されちゃうので、少し心配だ。
でも、保険にも入っていないし、そもそも病院なんて行ったこともだろうから、どうにもしてあげられないのが悲しいなと、我が家に来ている保護猫の一家を見てて思うのだ。
今日の午前中は、歯科医で前歯の治療。反対咬合のために、なんと今回は作り直しを2回して、今日は三度目の正直。これで、ダメだったらどうしようと、先生も僕も歯科技工士の方も皆が不安になっていた。そんな中、見事にサクッと快適に適合してくれて一安心。しかも、怪我の巧妙なのかセラミックの色の合わせもとても良く仕上がった。こういう歯の治療ができる自分は、猫さんに比べて幸せだな。
去年の後半から、骨折はするは、体調は崩すは、薬害的肝機能障害は出るは、周りでは馬や人の訃報がたくさん届くは、ということで、かなりバイオリズムが低迷していた。そのせいなのか、ちょっと精神的にも後ろ向きだし、加齢による鬱的な気もしたりしていた。
でも、やっと体調も戻ってきて、Aliceにも乗れて、歯の治療もひと段落したので、これで少し活力が出てくる気がする。知らんけど.....