久しぶりに、今日からのIEEE802 Plenaryに実会議で参加している。たまたま、去年の11月会合の直前に落馬、骨折して欠席し、その後の1月会合は、もともと欠席予定だったから、半年振りになる。でっ、まぁみんなに腕大丈夫なのか? 手術したんだって的なご挨拶をされるのも、なんだかなぁ....
今日は、たまたま某キャリアの方とランチの時に一緒になって、無線LANの黎明期の話になった。まぁ、彼も含めて今参加している人の多くは、802.11bが出てきてからの世代なので、その前のスペクトラム拡散の黎明期のことは知らない。
年寄りが昔話をするのはいかがなものかと常々思うのだけど、技術の話というのは、なぜそうなっていったのかという変遷の理由とかを知ると、意外と日頃からの疑問が腑に落ちることもある。
そんなわけで、まあちょっとだけ昔話をしたのだけど、自分の記憶も当然ながら曖昧にはなってくる。2005年以降は、諸般の事情により書いてないことも多々あるとはいえ、この日記があるので多少は辿れることも多い。
でも、1990年代初頭から始めたスペクトラム拡散の仕事の話は、一度どこかに残し置くことが必要かもしれないな。
たまたま、前職で少しだけ一緒だった方が、最近生い立ちからの色々なことを時系列的にSNSに書いている。その内容も強烈なんだけど、そういうものを残すことも、もしかしたら年寄りの役目なのかもと思うこともある。もちろん、自慢話ではなくて、何が起こったのか、なぜそうなったのか的な記録という意味だけどね。
たまたま、今回は802も802 Mile Stoneの展示とかもあって、なんか懐古的だわ。