とてもお世話になっている通信機メーカーのオーナーから、彼の会社の事業継承について相談を受ける。 基本的に、一代でそれなりのブランドを確立し、メーカーとして事業を成功させた方なのだが、継承者については、いろいろと悩みが多いようだ。 僕的には、M&Aは有効な手法だと思うし、その場合も事業理解という意味では、同業に近いところが良いと思う。 しかし、やはり自分で起業し、ブランドを確立した経営者にとっては、そのような選択は,基本的には理解しにくく、そのままの会社存続と継承に拘ることになる。 まぁ、いつの時代も、時代継承、お世継ぎ問題は、大きな課題だが、オーナー企業は、結局私企業として公開なんかしないで、世襲するのが世の中のためなんだろうな。