午前中、国分寺の某研究機構で打ち合わせのあと、駅近くで昼食。なんか、無性にラーメンが食べたくなったので、食べログで調べた鶏ラーメンのお店にちょっとだけ遠回りしていったら、定休日だった。orz....
悔しいから、駅近くの別なラーメン屋に。 ここは、とくに調べて行ったわけではないのだけど、こってり系の醤油豚骨に硬細麺で、なかなか美味しかった。鶏ラーメンのあっさり味からは、真逆な気もするけど、まぁいいか。
事務所に戻って、もろもろの事務仕事と書き物をして、夜は新橋で会食。そのあと、近くのワイン屋さんで二次会をしていたら、香港のプロジェクトを一緒にしている知人とバッタリ。ここのワイン屋さんは、結構知り合いに遭遇する頻度が高い気がする。
朝、甲府に移動して、駅前の県立図書館で書き物とメール仕事。ここの図書館は、開架が多いのだけど、空間もかなり余裕があって、閲覧室もとても明るい。自分のパソコンを使う人は、電源付の机のあるコーナーが用意されている。打鍵の音に対する配慮で、サイレントルームという普通の読書室とは分かれているので、気兼ねなくキーボードが叩ける。
ここも一階に、ティールームが入っていて、退館しなくても同じ空間のテーブル席で、コーヒーも飲めるし、軽食もある。 そして、いくつかのテーブルは、お弁当持参の人とかが昼食をとったりできるようだ。
どこぞの図書館の件は、賛否両論あるようだけど、僕は少なくとも BGM が流れっぱなしだったり、本を読んでいる席に、コーヒーの注文を取りに来られるよりは、ここのスタイルの方が好きかもしれない。まあ、どごぞの図書館には行った事がないので、あくまで聞きかじりです。
午後は、大学に行く前に車で山梨市にあるデリーベイというカレー専門店で昼食。 ここは、先週末も遊びにきてくれた食通の知人の推薦のお店。はじめてなので、いくつかあるメニューから欧風ビーフカレーを頼んだ。はっきりいって、かなり美味しくて、いろいろなスパイスの香りがとても楽しめた。食後にデミコーヒーが出たけど、もう少しコーヒーが飲みたかったので、途中スタバのドライブスルーを利用。これも便利だわ。
今日の授業は、連休の谷間なので、欠席者が多いかなと思ったら、以外にも結構な出席率。大学生も大変だな...
僕は、国際会議の関係で、どうしても半期15コマのうち、3回くらいが大学に来れない。なので、その分を補講するか、遠隔授業をするか、誰かに代理講師をお願いする必要がある。講義の継続性とかを考えると、やはり自分できちとん講義した方が良いので、今年は原則遠隔授業で乗り切る方針にした。
この遠隔授業だけど、僕はWEB-EXを使っている。去年は、教室に一台PCを用意して、そのPCの画面をプロジェクタに投影して、PCにつないだテレカン用のマイク/スピーカーを使ったのだが、やはり教室での声を全部拾うのは大変だった。
というわけで、今年は、各自がPC やスマートフォンで直接WEB-EXに入ってもらうことにして、今日は講義の後半に、使い方のレクチャーをした。
これだと、学生さんも教室に来なくても良い。一応出席とかは、ログインで判るし、音声だけでなくチャットもあるので、インターラクティブに質疑もできるから十分だろう。
この前、某大学の人達とこの話をしていたら、いっそのことニコ生で公開授業したらと言われた。確かにそれは面白いんだが、やはり大学の講義を、勝手に公開しちゃうのはまずいので、今年はとりあえずこのまま。来年は、ニコ生授業に挑戦してみるかな。
毎年,連休は畑仕事で、野菜の定植やら種まきでつぶれるのだが、今年は、研究仕事がまったく追いつかないので、朝からひたすらパソコンで調べものと書き物。今日は、午後にLAの研究仲間とテレカンの打ち合わせもあったりで、まったく外出もなし。
なんとか、時間をつくって少しだけ野菜を作りたい気持ちはあるけど、まぁ猿に全部持って行かれるという事もあるから、今年はの夏野菜はお休みしようかな....
そんな1日でも,中庭には、苺の花が咲きはじめて、芝桜には蝶々が蜜の採取に飛んで来てるし、蛙もたくさん出て来ていて、まぁ春は確実に躍動している。
今日も情報処理学会系の投稿論文の執筆で1日が終わった。それにしても、今回は不思議な事にWordがえらく素直で快適。いつものように、途中で死んでしまったり、図表が思惑と違うところに飛んで行ったりとかが起こらない。
情報処理学会は、以前に投稿したときは、A4横ニ段組みという、とてもトリッキーなテンプレートで、もの凄く苦労した。あの時は、とにかくWordでは、まともに編集ができなくて、TeXのテンプレートも、スタイルファイルの設定に問題が有って、PDFにする時にA4横にならなかったりで、悲惨なイメージしかなかった。
でも、このA4横二段組は、かなり不評だったようで、いまはA4縦二段組になっている。そのせいだけじゃないけど、とにかくWordでテンプレートが安定しているといのうは、なんだか信じられないくらい素晴らしい。
つうか、これが当たり前じゃなきゃおかしいよね...
今日は、ようやくオフモードで、朝から畑仕事。結局、じゃがいもとかは諦めて、3畝だけ耕作をすることにして、畝作りをして、マルチを張る。 ちょっと、週末に戻れない事が多くなるので、マルチとマルチの間も、藁を敷いて、可能な限り雑草を押さえるようにしてみる。苗は、明日定植することにして、今日は早めに野良仕事終了。
天気もよく風もなく、南アルプスに沈む夕日がとても綺麗。そんなサンセットを眺めながら、石窯ピザとシャンパンで夕飯。1ドル70円近い時に、ゲットしたKRUGをあける。今の為替だと、ちょっと手が出せなかったかも。
午前中は、昨日畝った畑に、野菜の定植。とにかく、少なめ、シンプルに少しだけ。それでも、トマト、キュウリ、茄子、ピーマン、ししとう、キャベツ、ブロッコリー、レタスと、まぁなんとなく一揃え。葉モノは、あとで多分追加するんだろうな....
午後は、石釜をフルに使ってみようということで、まったりパン作りと夕飯の仕込み。まずは、十分に高温にした石釜から炭を少し減らして、カンパーニュを投入。取り出した炭は、そのまま七輪に移して、その上でダッチオープンで、パエリヤ。パンの表面が焼けて、温度が少しさがったところで、下ごしらえしておいたロースのブロックを投入。
ローストビーフ、パエリヤ、カンパーニュのワンプレートで夕飯。ご飯とパンというのは、どうよというツッコミはなしね。
今日は、朝から香港、中国とテレカンを数回したあと、夜はIEEE802.11の定例テレカン。
深夜のテレカンまで時間があったので、グループ会社の若者達と会食。もっとも、お酒は飲めないので、最初の乾杯だけで、あとはウーロン茶。
この席上で、ちょっと聞いたら、皆がテレカンのテレはテレビだと思っていたことが判明。確かに、いまやビデオ会議が当たり前だから、そう思うのも仕方が無い。しかし、欧米では、相変わらず電話メインは多いし、どこの会社でも会議室の机の上にヒトデが置かれている。
もっとも、僕も最近はもっぱらWEB-EXかGoGoMeetingとかなので、純粋に電話だけという会議に参加する機会は大分減っている。
ところで、ビデオ会議って、なんでテレビ会議じゃなくて、ビデオなんだろう?
久しぶりに、国際会議ではない意思決定の為の、そこそこに重要な会議に出席したけど、体というが体質がすっかり議事運営規則慣れしてしまっているせいか、とてもプライベートチックな会議は、疲れる。
それでも、まだ外国人がいるので、それなりにディスカッションは出来るんだが、発言者が限定されてしまう会議って、なんかしっくり来ない。
ものすごーく疲れたので、夜は馴染みの店で,和食のあと、ついつい三軒もはしごしてしまい、寝落ちしてしまった。ニ軒目で出してもらった、久保田の季節限定生酒が効いたのかも。
午前中は、某研究機関での打ち合わせ。それにしても、納期を過ぎでもなかなか収束しない。進捗の責任者として、かなりめげてきた。企業の開発とちがって、研究系のお仕事って、とても旗ふりが難しい。この案件は、本当にこれでいいのだろうか....なんだか頭が痛すぎる。
さらに、もう一つ僕の研究に関係するほうも、お願いしている委託先の進展が見えない。こっちに至っては、もう1年以上もズルズルだし、僕の研究計画が、まったく狂ってしまって、死活問題になりつつある。実験結果をまとめて論文投稿したいのだが、結局実験が出来ない状況では、なにも成果が出せない。幸いに、投稿〆切が一週間延びたのだが、その〆切にも結局間に合わない可能性が大になってしまった。こうなると、もうタイミング的に、投稿てぎる特集号もないので、本当にどうしたら良いんだろう。 シクシク。
このままだと、研究計画が根本的な駄目になってしまい、さらに共同研究先にも迷惑をかける。結局のところ納期が長過ぎる仕事って、後回しにされて他の仕事優先にされてしまうだけなのだろうか。
午後の大学での講義で、若い学生達と話をしたら、少しだけ気分がやわらいだけど、この進まない実験のことを思うと、もう胃が痛くてしかたがない。
朝、東京に行く前に、サニーフィールドさんに寄って乗馬。いままでは、経験乗馬的に外乗で近くの林道にいったりで、いわば遊覧乗馬だったけど、折角なのでちゃんと乗馬を教わりたくなって、今日は馬場でレッスン。乗馬の場合、レッスンの単位は、一鞍、ニ鞍と数えるそうで、これ以外にも、手前だと隅角とか、いろいろと用語があるらしい。何事もそうだけど、新しい事にチャンレジし、知らなかった事を知るのは楽しい。
今日は、手前を斜めに変えるといって、四角い馬場を対角線上に横切って、周回方向を変える練習や、軽速歩の練習。いままでは、オーナーさんの馬が前にいたけど、今日は騎乗は僕だけ。速歩のリズムに慣れるのは、リズム感が無いので、なかなか難しい。しかし、これで駈歩まで出来るようになったら、とても気持ちいいだろうな。
午後は、某通信会社で打ち合わせをしたあと、夜は秋葉原で十八年振りに日本に帰国した知人を囲んでの歓迎会。彼は、東北で高専を中退してアメリカに渡り、MIT に入学して、博士を取った人で、いつもボストンからコミュニティのメーリングリストに楽しい話題を提供してくれていた。僕は、彼が渡米してから、そのコミュニティに参加したので、リアルで合うのは今日が初めてだったけど、やはり面白い人は面白い。
もっとも、面子はかなり濃い技術コミュなので、同伴された奥さんはかなり退屈になってしまったようで、ちょっと配慮がたらなくて申し訳なかった。十八年ぶりの日本を,暫く堪能されるそうで、良い旅をしてくれればと願う。
朝から某国内学会での発表原稿書き、早くしなきゃと思いながら、ついついギリギリになってしまうのは、小学校の時から変わらない.... 夜の便で成田からホノルル経由でコナに行くので、成田エクスプレス、ラウンジでも絶賛お仕事継続。今回は、ホノルル〜コナの便の乗り継ぎが悪かったので、ホノルルの空港でも暫しお仕事。
三時前にコナについて、会場のHilton Waikoloaに到着。しかし、毎年この会場で、IEEE802 Wireless Interimを開催しているのだけど、この季節に来るのは初めて。いつもは、3月で2ヶ月しか違わないのに、思ったよりかなり蒸し暑い。
今夜というか明朝は、マウナケアに星空観測とサンライズを見に行くので、早めに近くのモールで夕食をとって、一旦就寝。ツアーの説明だと、前日はアルコールを飲まないようにとのことだけど、さすがに暑かったので、レストランでイタリアンモヒートだけ一杯。 これは、ほとんどアルーコール入っていない。
早朝01:40にホテルのロビーでピックアップしてもらい、星空観測&サンライズツアーに参加。まずは、標高2800mのオニヅカビジターセンターに向う。途中の道沿いで、野生の白フクロウに遭遇。なかなか珍しいそうだけど、運転のガイドさんがすかさず見つけて、Uターンしてゆっくりと近づいて暫し観察。
オニヅカビジターセンターでは、ツアーガイドが用意してくれた手袋とオーバージャケットに着替え、暖かい飲み物をのんで、いざ星空観察。とにかく、半端じゃない満天の星空に感激することしきり。ガイドさんがレザーポインターを使いながら、主な星座や惑星などを説明したり、木星やベガ、アルビレオなどを、天体望遠鏡で見せてくれて、あっという間に2時間近くが経過。
その後、さらに山頂に移動。途中一部未舗装路はあるものの、山頂まで車で登れるが凄い。日本人が多い観光地だけあって富士山の標高3776mの所だけ路側帯にマーキングがあったりする。僕も富士山は登頂したことがあるのだが、それ以上の標高は初体験。
ゴールは、標高4200mのGemini 天文台の横で、マウナケアの山頂は、すぐ横の起伏の頂で、4205mだそうだ。待つ事十数分、陽の出る位置と反対側に地球の陰の紫の帯が広がりだした。その後、あっと言う間に雲海の先からまぶしいほどの朝日が昇った。これは、なんとも言えず神々しい。
その後、すばる天文台の近くまで行って写真を撮ったりして、もう一度オニヅカセンターにもどり着替えて、途中雲の中を抜ける時に虹をみたりしながら、ホテルに八時に帰着。今日はバンが三台で、全部で山頂にいた人が三十人くらいと少ないのがとても良い。サンセットだと、数百人がひしめくらしいので、静粛さとか神秘さを楽しみたい人には、かなりお薦めのツアー。
参加中のIEEE802.11の中間会合では、HEW(High Efficency Wireless LAN) という新しいStudy Groupの一回目の会議が今日の午後にはじまった。これについては、虚構新聞を凌ぐ素晴らしい妄想記事が日本で話題になったようなので、急遽メディアが阻む国際技術競争力という投稿をした。
さて、その一回目の会議だが、仮チェアはオレンジの人で、初めてのチェアということもあり、WGチェアがまずはStudy Groupとは何かみたいな説明を自ら行なった。その後、Study Groupのチェア等のリーダーシップの選任方法について、米国のクォルコムから提案があったが、いきなりそこで意見が割れた。某新聞の記事じゃ、二十社が合意だそうだが、技術議論いぜんにどう進めるかも、まとまっていないわけだ。
さらに、そのあとインテルが期待する利用シーンの発表をしたけど、これも過去の資料を全部まとめたもので、あまりに網羅的で、具体的な話はなくて、残念ながら光回線並の速度の話しなんて、一言も無い。
つまりは、IEEE802.11からはじまって、11b-11a-11g-11n-11ac と進化してきた無線LANの次をどうすんだ論で、皆次が欲しいのだけど、じゃあ何すんだよというのが未だ明確じゃない訳だ。
当然ながら、単に無線の変復調方式に新しい技術を入れるだけじゃ駄目だろうし、最近の無線LANが携帯と連携する利用が急増していることからも、そういうネッワークやオペレーターの視点からもシステム的な検討もしないとねということで、いまのところ総論合意、各論無しな状況だったりする。
一方で、過去の規格との互換性で長年引っ張ってきた11bについて、そろそろ互換性の保証を切り捨てても良いよねという議論も、WGではでてきた。これは、Wi-Fi Allianceでも出てる話題で、こういうのも高効率化に向けた一つのアイデアだったりする。 この日記を見て、"無線LAN規格刷新、旧方式の11bの廃止を合意"なんて、記事が書かれると困るけど....
そういえば、このHEW-SGの設置は、3月の会合で合意したんだけど、それをプレス発表することについては、一悶着あった。 何も具体的なことが決まっていないのに、プレス発表なんて勇み足だという反対意見があり、その内容についての議論があった。それほど、公平性や透明性を重要にして、集団での国際協調をしているのに、そんなことを知らないガラパゴスの国での出来事は、現場の参加者にとって共通のネタとして話題になっている。
この辺りについては、いま映画になっている「リンカーン」の原作を読むと、議事運営、演説(プレゼン)、プレスリリース等に対する人々の感度が高いのは、昨日今日の話ではなく、建国の精神にまで遡る事が判る。
今日は、ホテル内のレストランで、サンセットディナー。 しかし、たかだがマーケットで20ドルしないワインが、レストランだと3倍になっちゃうのがなんだかなではある。
メニューになかったのだけど、チーズを頼んだらメインキッチンから調達してくれて、これはなかなか良かった。
今日は、朝のWNGのあと、チェアを務める11aiが3コマで、フルな1日。もっとも、11aiは、コメントレゾリューションというプロセスに入ってるので、それを粛々と進めるため、バイスチェアにかなりお任せしている。 それでも、犬猿の中の寄与者の仲裁やら、ビジネス展開のネゴやらのきな臭い話は、後を絶たない。
話題のHEWという新しいStudy Groupは、大きなチームが仲間内で複数のバイスチェアを出し合うような絵を描いていたのだが、ちょっとしたことで、目論見が変わってきたみたい。結局、オーソドックスにチェア一人、セクレタリー一人を選挙でということになった。
この結果立候補者の一本化調整が崩壊したので、明日の午後の投票がどうなるのか、なかなかシリアスな状況かもしれない。
そんなえぐい仕事をしながらも、夜は最近恒例の持ち寄ったお酒の品評会飲み。まぁ、これが皆のエネルギーなんだね。
今日は、ここのところ毎日書いている、無線LANの次の標準化を検討するHEW-SGのオフィサーの選挙。あいにくと、僕のTGaiは,同じ時間に重なっているので、投票権行使が出来なかったけど、結果は嬉しい知らせ。
当初、いろいろなロビー活動で、まだ何も決まっていないのにバイスチェアを3人体勢にするとかいう話があって一悶着した結果、普通にチェア1名、セクレタリー1名の選出となった。
この結果、チェアは、11acのチェアをしていたMr.Osama/Huaweiが選ばれた。通常は、元々の発議者が仮チェアをして、そのままチェアになるのたが、今回はOrangeの発議者と2人がノミネートされて、結局実績と勢力によりHuaweiが圧勝した。
そして、なにより嬉しいのは、セクレタリーにNTTの知り合いが選出されたことだ。もともと彼は、この提案の切っ掛けを作った1人だし、何らかの形でオフィサーに入るべきと思っていたので、なによりも嬉しい。
今日は、現地は水曜日でソーシャルなのだが、僕は大学の授業を遠隔でするので、部屋にもどってリモート授業。今回は、教室じゃなくて各学生の持つパソコンや携帯端末での参加を許可して、教室に来なくても良いことにした。このせいか、途中で犬は鳴くし、家族の話し声は聞こえるし、おしゃべりは聞こえるしで、結構五月蝿い。参加している学生達は,以外と自分の声が皆に聞こえちゃってるのを、判っていないのかもれしない。
今日の夕方で、一週間のIEEE802.11aiのセッションが終了。 今回からは、コメントレゾリューションといって、起草中のドラフトに寄せられたコメントに対する回答をし、必要に応じてドラフトの修正をするプロセスに入った 。この作業は、ネット経由で受け取ったコメントがデーターベースに全て登録され、それに担当者を割り当てて、その担当者が修正案を出して承認していく作業になる。従って、この作業段階になると、参加者はかなり減って、実際の作業をする人達だけの密度の濃い会議になる。
実際には、データベースの作業や割り付けは、全てバイスチェアであるドイツ人の研究者が仕切ってくれている。彼とは、この11ai の立ち上げから一緒に働いてるのだが、不思議と馬が合うというか、阿吽の呼吸で仕事ができるのが楽だ。 今週も9つのタイムスロットをフルに使って、寄せられたコメントの約半分が解決した。
それにしても、作業には性格が露骨に出る。本来はコメントは、代案を含めて提出しなくてはならないのだが、それがないコメントが多い。また、これに対する対応の仕方でも、単純に拒否してしまうことは出来ないのだが、そういう回答の仕方を書く人もいて、これはなかなか面白い。
今夜は、チェア会議の前にエディタがもってきたケンタッキー製のバーポンをちょっとだけなめて、チェア会議のあとはバイスチェアとホテル内のイタリアンで軽く食事して就寝。
今日のクロージングプレナリーで、今週のIEEE802.11のInterim セッションも無事に終了した。クロージングでは、今回は大きな議論も無く, TGaiのベルリンでのアドホック会合も承認されたし、クロージングレポートでもちょっとだけ笑いも取れたのて良しとする。
今回は、今週なんども書いているHEW-SGがスタートしたのが大きな動きだけど、とにかく始って直ぐは何でもありで、有象無象な寄与が寄せられる。TG aiも、最初は60近くの寄与があって、一通りプレゼンさせるだけでも、相当にスロットを使った。
たまたま、今日はHEWのチェアと隣同士だったので、少し今後の予定などについて聞いたり、他の参加者から聞いた様子などから、なかなか興味深い事が判った。
HEWは、High Efficency Wireless LAN といって、その名前のとおりかなり対象範囲が曖昧だ。従って、例えばアクティブアンテナの制御とか、リモートヘッドとか、はたまたCAPとかRAP みたいな上流層制御まで、いろいろな可能性がある。
そんななか、エンタープライズ向け無線LAN機器を出しているネットワーク機器最大手の会社は、とにかくこのHEWを物理層やマック層といった、無線チップそのものに閉じる部分に抑え込みたいらしい。というのも、彼らは、上位層の様々な仕組みを独自に持っていて、それを自社の強みとしているので、その領域に標準化を踏み込ませたく無いわけだ。これに比べて、研究機関や学術系の多いアジア諸国からは、そういうビジネス戦略に左右されないピュアな提案が沢山でてくる。
というわけで、まずはSOW(Scope Of Works)をハッキリさせる必要があるねとチェアに話したら、彼はやはりメーカーのアフリエーションなので、可能なかぎり従来と同じような領域に狭めたいと言っていた。 しかし、そうなると、このグループを作る動機付けの一つでもあった、キャリア関係者にとっては、あまり期待される効果がでないかもしれない。
会議終了後は、TGaiのオフィサーやHEW設立で奔走したベテランのコンサルタント、今回から参加した日本の通信会社の若手やいつも日本から参加しているメンバーなど、12人でパーベキューで楽しい時間を過ごした。
早朝に同僚を空港に送った後、午後便の僕は知人の研究者と、Paniolo Adventures という牧場で、Horseback Riding 。
同じウエスタンスタイルでも、山梨で教わったのと、手綱の扱いや騎乗の仕方が微妙に違うけど、原則は同じ。とにかく、果てしなく雄大な草原の中を2時間半騎乗。途中、三回ほど、Trot(速足)やCanter(駈足)までさせてくれた。
僕は、まだ日本でもちゃんと乗馬として習ったのは、一度しかないので、Trot(速足)までしか経験が無かったのだけど、Canter(駈足)になった瞬間から、まったく乗り心地が違って、まさに疾走って感じ。 これは、新しい感激だった。
結局、買ってしまったGoProで動画を撮ったので、それはFBにあげてみました。
空港に向う途中、昨日TGaiのエディターをするベテランから教わった、Dave's Plate and Coffee Shack で、昼食にカツ Moco。 Loco MocoのLocoは、ハンバーガーミートの事だそうで、xxxMoco というのは、ハンバーガー以外のものが乗るやつらしい。 ここは、さすがにハワイに詳しい彼が熱く語ってくれただけあって、とても美味しかった。
最近、iPad miniでメールのやり取りすることが増えているのだが、僕はあのソフトキーボードがかなり苦手だ。そこで、なんとかしたくて、ブルートゥースのキーボードを買って大分よくなったのだけど、とうぜんまたしても携行品の重量が増えてしまった。
どうせ外出先だろうが、移動中だろうが、基本MacBookAirを用い歩いてるのだから、MacのキーボードからiPadにキー入力できないかと思っていたら、1Keyboradというのを、知り合いの研究者が教えてくれた。これだっぁというわけで、早速インストールしてみたのだが、残念ながら僕だけうまく働かない。
キーボードとしては、認識されて、iPadやiPhoneのソフトキーボードと切り替わるのだけど、タイプできない。...KeyRemap4Macとか入れてるからだろうか....orz....
あまりに、使っていた携帯が不調なので、ついにがまんできなくて、機種変更した。なにが不調って、基本的に感度が悪いみたいで、すぐ切れる、ちょっと環境が悪い場所だと、つながらないという状況だった。
というわけで、ついでにLTEの契約にしたのだが、これだとしっかり音声通話料金が高くなるらしい。テザリングも出来るので、別途契約していたポケットWi-Fiを解約して、トータルでコストダウン。
それにしても、本体価格78,000って、しっかり製品としては、高いよね。もちろん、複雑な料金体系で、見かけ上は、実質ご負担額0みたない話にはなる。この金額レベルで、3年程度のサイクルで買い替えられる家電製品って他にないから、やはり携帯電話端末というのは、製造メーカーにとって高収益製品になるはず。なので、日本の企業が撤退に追い込まれたのは、携帯端末事業が儲からないのではなくて、日本の企業の競争力が弱いからなんだなぁ再認識した。
研究している無線エミュレーションシステムの実装をお願いしている会社で打ち合わせ。このパートナーは、彼が学生の頃からの知り合いで、とても優秀な技術屋さん。
彼らは、ディジタル屋さんなので、アナログ的な皮膚感覚は、ちょと弱い。今日も、無線LANの感度特性の話をしていて、SDRの入力信号レベルがフルスケールから3ピットくらい下がると、途端に通信が出来なくなると悩んでいた。
OFDMでも、QPSKでも、高々入力信号幅が8ビットくらいの無線機だったら、所要S/Nから考えると、それは当然だよという説明をしたら、理解してくれた。
結局技術屋の皮膚感覚が分野によって違うから、きっと理論じゃなくて、有効ビット数ってもっとあるよなって期待しちゃってることが原因なんだろう。
無線LANって、いまは情報屋さんが扱うネタとして定着してるけど、情報屋さんの皮膚感覚では、無線はまだまだ不思議なんだろうな。
今日は、この打ち合わせの時と、そのあと数回に渡って、某テレビ番組の企画担当の方から、無線LANからみの電話相談があったのだか、これは一般消費者に訴求する話なので、もっと皮膚感覚の違う人達に解説したりしないとならない。
こういう時は、やはり判りやすいメタファーを如何に見つけるかが重要なんだけど、技術屋ってメタファーも技術用語や技術系だったりしゃうんだよね。
朝は、東京で某ISPの方と打ち合わせ。今日来訪された方は、実は某電機メーカーに以前務めていて、IS-95 CDMAが出来たころに、その試作機器の開発を一緒にした人だったりする。 今日はその上司の方も来られたのだが、彼は僕が公衆無線LANの事業をした時の関係会社にいた人だった。さらには、実はこのISPの初代の社長には、僕は随分と可愛がってもらったなんて縁が有る。
昼からは甲府に移動して講義のあと、甲府〜八王子〜新横浜〜新大阪というルートで新大阪に移動。それにしても、八王子〜新横浜の各駅停車の旅が長いこと長いこと.....
夜九時過ぎに大阪について、今日から開催されているITRC研究会に参加している同僚らと一献。
今日は、昼も夜も電車で駅弁だった....
参加しているITRC研究会で、某大学のコンテナデータセンターの導入に関する発表があった。面白いのは、導入にあたつて基本的に可搬性/移動性というのは考慮していないことだ。コンテナだから可搬性/移動性というわけではない。でも、数年前に某大手ISPが最初にこの発想で構築しはじめた時は、可搬性/移動性も重要なファクタだったけど、大学での導入はそこに動機はなく、普通に建築物としてデータセンターの建物を増設するよりも、コスト面、導入までの時間などが節約できるということらしい。特に、耐震性などの面で相当する建築構造物を新築する場合と比較すると、かなりの差になる。
導入での指標の大きな点は、やはり運用性だそうで、ただコンテナだからじゃなくて、やはり中での作業性、コールドゾーンの広さなどの、運用者ならではの視点があるようだ。こういうのって、実際にそれなりの規模で運用していないと判らないことが沢山あって、箱ビジネスとは違う世界が有る。
今回の研究会はでは、もう一つICTと農業とか、小電力水力発電の話などがあって、やはりICTが社会基盤としてその応用でどう展開されるかという上位層の話に広がってきてるのが面白かったな。
大阪から東京経由で甲府に久しぶりに戻る。新幹線は、無線LANがあるし、新宿〜甲府もほぼLTEが使えるので、某研究のデーターの整理やらメール対応やらをしながら移動。
そんななか、日経BPのウーマンオンラインで、「美文書作りには「方眼紙」シートを使う」 なんて記事の話題が飛んできた。いやーまいった。本当にこんなの推奨しちゃうメディアがあるんだ。
そうじゃなくても、結構な量の達人系エクセルに悩まされている事務仕事で、こういうのを見て、さらに増殖する予感、いや悪寒かも。
僕の周りの人は、えっ何がいけないの?なんて言う人はいないだろうから、いちいちつっこまないけど、日本の情報教育の問題の根幹を垣間見た気がした。
丁度、先週も大学の講義で、作章にあたっては、キーワードを整理し、アウトラインを考え,肉付けをして、最後に修飾をしてなんていう話をし、適切なツールを使うということも触れたところだったのに、こういう記事が出てくると、なんだかなぁだ。
同じような感想を持った人は、結構いたようで、すでにまとめサイトなどが、いくつか上がってるので、興味のある人はそちらで。
甲府の駅についたら、駅前で春の蔵出しワインバーなんてイベントをやっていたのだが、車なのでそのままスルー。温泉で出張の疲れを癒して、夜は新大阪で買った551。
数年前から、早朝や昼間に、コンコンと僕の家の壁を叩く輩が出没していた。ところが、その音に気づいて窓をあけると、誰の姿も見えない。そんなことが、暫く続いたあと、屋根の軒下側に大きな穴が開けられているのに気づいた。
どうやら、この輩は、壁を叩いてるではなくて、この軒下の板を叩いて、穴をあけているらしいと推察。ところが、結局のその現場を捕まえる事が出来ない。たまには、窓を開けた時に、奴が逃げて行く気配は感じるのだ現場が抑えられない。年月が経ち、いまや我が家の軒下には、二つの建物あわせて、十カ所くらいに穴が開けられてしまった。このままにしておくと、天井裏に蜂の巣でも作られたら困るとと思いながら、あまりに高所で一切の作業ができないままになっている。
というわけで、修復作業を人に頼むと、そこそこに費用も発生するので、なんとしても犯行の確たる証拠を押さえて、奴に謝罪と賠償を要求しようと、つねづね思っていた。
たまたま、この前GoProというヘビーデュティなスポーツカメラを入手し、同僚が窓に取り付ける吸盤マウントを貸してくれるというので、昨夜セッテイングして、今日奴が来るのを早朝から期待してた。Wi-Fiでのリモコンもばっちりつながるので、コンコンと犯行の音がしたら、動画撮影をと思って朝から待っていたのだが、こちらのカメラに気づいたのか今日は現れなかった。
それにしても、キツツキって,なかなか頭が良い...
朝、八王子で八高線に乗り換えて、無線エミュレータの研究委託をしている知人の会社で打ち合わせ。 たった一駅の北八王子で下車したのだけど、ここの駅前って、良く知ってる業界の会社の工場が沢山。
さて、肝心の打ち合わせは、ディジタルの無線エミュレータを開発していて、そのシステムの中に無線LANのSDRが入るのだけど、どうも測定したら特性がおかしいので、今日は直接訪問してヒアリング。
よくよく、話を聞いたらフロントにチャンネル帯域のパンドパスフィルタを入れてるとのこと。まず、フロントにこんなチャンネル帯域のフィルタをいれるのが間違いということを説明。 しかも、このフィルタは、結構が頑張って隣接チャンネルをカットするような高Qで設計してるらしい。ということは、当然のように群遅延が大きいことが想定されて、そりゃ駄目だよねということで、まぁ課題が明確になったので、一安心。それにしても、フィルタの話なんてしたのは、何年ぶりだろう。
午前中は、都内で無線関係の打ち合わせのあと、新宿から甲府に移動。今日は、中央線が遅延していたので、講義の時間ギリギリに大学に到着。先週あたりから、ブレストなどをやらせたこともあり、学生もそこそこに反応が良くなってきた気がする。
講義のあと、今日は東京に戻らずに山梨の家に。まだ明るかったので、ちらっと畑を確認したら、先週すこしずつ丸まり始めていたレタスが、何者かに芯のところだけ食べられていた。もぎ取ったというよりは、そのまま上から食べた感じなので、猿というより鹿のような気がする。だいだい、いままでレタスなんて獣害にあったことはなかったし....その横にあるリーフレタスは、無事なのも不思議だ。
昨夜は山梨に泊まって、東京に出る前に一鞍予定していたのだけど、急遽東京で打ち合わせになり、朝の特急で上京。それにしても、仕事をしているといろいろな事が次々に起こるなぁ ... まぁ、何も起こらない退屈な日々というのは、それはそれでつまらないだろうけど。
今日は、某大学の情報工学特別講義というのを、知り合いの研究者に頼まれて、夕方から日吉に行く。キャンパスの入り口の歩道が、子育て中のカラスが人を襲う危険があるという理由で、通行禁止になっていたけど、そんなにカラスいるの?講義をするキャンパスまでは、一谷越えるんだけど、この谷越えを毎日するので、ここの先生は、インターネット系でも、某藤沢方面のような体型にならないのかな...
講義は、学部の3年生が対象で、90人くらいの聴講生。無線通信の技術的な話しをと思ってたら、社会系な話をというリクエストがあって急遽テーマと資料を差し替え。技術系ベンチャーの起業や運営について、僕のいままでの体験談的な話や、関係した会社のケーススタディを交えて、最近の話題までを講義。
質疑応答も,最初は大人しかったんだけど、そこそこに出て、終了後も数人の学生さんが教壇の回りで個別の質問をしてくれたりして、なかなか楽しかった。
今回の講義に招聘してくれた研究者の方とは、同い年で、一緒にサーキットで実験等をした仲。この実験当時、学生として別の大学から参加していた知人も講師として転籍されていて、今日の講義でも質疑もしてくれた。
というわけで、夜は彼のアレンジで、日吉の魚よしという魚の美味しいお店で、久しぶりに一献。今年初物の鮎をいただいたあと、金目の煮付けや刺身等の美味しい魚と日本酒で、久しぶりに再会を祝した。
丁度、帰りに渋谷に出たので、今朝打ち合わせをした知人と合流して、プロのモヒートを堪能して帰宅。