朝、早出してテレカンをしたあし、羽田に移動してミュンヘン経由でマドリッドに移動。
フライトは、昼の12:30発だったのだが、Wi-Fiのサービスのあるフライトだったので、ネットの接続はそこそこに持続していた。というわけで、昼休みに発表したEverySenseのプレスリリースに対する、世の中の反応はそれなりにリアルタイムに把握できた。
ところで、遅ればせながら飛行機のなかでシンゴジラを見た。ここで描かれている前例主義、集団的責任回避、事なかれ主義のようなものが、結構ぼくの周りでは、あるある的に受けていたようだ。しかし、こういう「ここが日本人のダメなとこ」的なのを、エンターテーメントのネタとして自虐的に楽しんじゃってるのって、なんか自己陶酔的でやばくないかと思った。
まぁ、ハリウッドとかでも、スキャンダル金融系とかだと、アメリカ人あるあるネタも多いから、同じといえば同じかな。しかし、モノを決められない、責任もって意見を言わない的なことを、日本人の特性として描いて、それを変えなきゃという問題提起はわかる。でも、結局のところ、昼行灯な臨時総理も、最後は外交で頭を下げまくった良い人として美化しちゃうのも、なんだかなぁって気がしてしまった。
話題の主演女優の英語は、とくに違和感はなかったけど、僕的には市川実日子さんの毎度ながらの個性的というかオタ的キャラが刺さってしまった。かつての日テレの「すいか」でハピネス三茶の家主をしていた時と変わらないというか、きっと何やってもこんなキャラ立ちしちゃうんだろうな感が、なんなとく好きだわ...
食事中に映画を楽しんで、あとはネット使いながらメールと調べ物、後半はチャットということで、欧州線って眠らないようにできてるのね..
今朝、家をでてから24時間かけて、ようやくマドリッドのホテルに到着。さて、時差調整はどうなることやら、やれやれ。