今日の午後は、ドイツ日本研究所と公益財団法人 NIRA総合研究開発機構共催のビッグテータに関するワークショップに参加。
ビッグデータをテーマに、技術とアプリケーション、データ共有、ポリシールールなどについて、三つのセッションで、各々四名のプレゼンテーションと質疑。
僕のセッションでは、モデレータからスライドは5枚までの指定があったので、ポジショントークは、簡潔明瞭を第一に行う。しかし、あいかわらず、この類で、時間を守らない発表者ってのはいるなぁ....
各セッションでは、プライベート企業、官僚、アカデミックとバランス良く、異なる立場の話が聞ける。そして、全体でも30人程度の参加者が、円卓の各々の席から質疑というスタイル。
同時通訳はついたのだが、さすがに官僚の皆様は、最新の注意を払って日本語で答弁してるのが面白い。しかし、同時通訳の人が優秀だとしても、多分ニュアンスがうまく伝わらないことはあるんだろなぁとは思う。
今回は、一年くらい前に行なった講演を聞いてくれたドイツ研究所のフランツ所長がエブリセンスのビジネスモデルを覚えてくれていて、お声がけをいただいた。ところが、これも不思議なもので、最初のセッションのモデレータは、UCSDの知り合いの教授で、彼女とも久しぶりに再会。
こういうラウンドテーブルでの討議というのは、同じ英語のディスカッションでも、標準化とは違った流れというか楽しさがある。他人のQ&Aが、いろいろと勉強になる。
やはり成熟したディベートやディスカションができる場やファシリテータが、日本ではまだまだ不足なのかもしれない。