今朝は、久しぶに慶應大学のSFCを訪問して、旧知の先生にW3Cについてのインタビュー。ちょうど、データ流通推進協議会では、国際標準化を重要な方針に位置付けていて、データカタログなどについては、W3Cの定めるDCATを参照している部分もあり、改訂版へのレビューコメントをという話もある。
日本ではよく海外の国際標準化団体(SDO)とMOUを交わしても、それで終わり的なことも多く、それはまったく意味がない。そこで、コメントを付すならば、明確にリエゾン関係を相互に構築することが望ましく、その結果としては、責任のあるレビューを真摯に行い合うことが重要になる。まぁ、論文でいえば査読を相互に頼み合うみたいなものだ。ところが、どうも言語の問題なのか、空気を読むガバナンスのせいなのか、オフィシャルな付き合いというのを、棚上げする傾向が強い。
そんわけで、今日はW3Cの事務局も務め、実際の標準化策定でも活発な活動をしている先生たちに現状と付き合い方について、いろいろと意見交換をさせていただいた。
結論は、オフィシャルなリエゾン関係を締結するこことが望ましいということになったけど、では誰が具体的に活動できるかというと、そのリソースが..... というのが、いつものよに課題として残った。