先月の定期検診では、この日記に書いたように、癌のほうはPSAの再上昇もなく問題ないという診断だった。ただ、腰の痛みが気になっていたので、MRIの診断をしてもらい、その結果こっちの日記のように、圧迫骨折が判明した。
でも、実はこの時に、仙骨にびまん性転移性腫瘍があるという診断がされてしまった。PSAも上がっていないし、遺伝子検査も陰性だったので、すっかり回復モードだと思っていたのに、骨転移の疑いというのは、主治医も想定外ということで、かなりショッキングな結果だ。MRIのT1/T2強調画像/STIR画像での信号異常ということで、とにもかくにももう少し詳しく調べることになり、PET/CTを受診することになった。
一昨年の暮れに癌が見つかった時点で、骨シンチレーションを行なった時には、遠隔転移は発見されなかったのに....とか、放射線治療するのだろうかとか、抗がん治療になるのかとか、いろんなことが頭のなかでぐるぐるまわって、ここ半月近くはかなり鬱だった。これで、また存命率とか変わるのかとか、もう脳内妄想が止まらない。ネットでいろいろと調べても、PSA上昇がなくて、いきなり遠隔転移という事例は、見当たらない。
逆に、MRIのT1/T2は、筋肉の炎症などでも信号異常が検出されるという事例はあって、癌の大家である知り合いの先生に聞いたら、そういう可能性は高いという意見ももらっていた。
というわけで、先週の金曜日にPET-CTを受診した結果を、今日の午後に主治医の診断をいただいた。結果は、仙骨脆弱性骨折が見つかり、前立腺癌術後、再発、転移は認めませんということだった。つまり、骨転移はなかった。
骨折の方は、明らかに乗馬の怪我なので、整形外科の予約を入れてもらい、そちらは来月はじめに診断してもらえることになった。
そんなわけで、本当に不安で鬱々としていたけど、やっとスッキリした。
PET/CTの画像ももらったのだが、ビューワーのOsirX Liteの無償版だと、さすがにもう全部は見れない。いっそのこと、有償版にアップデートしようかと思うけど、医者じゃないので、お遊びにしかならないわりには、お高いよな....