実に、7ヶ月振りにAlice譲とデート。3月の下旬に彼女が跛行になって、それが治るまで4ヶ月近く騎乗が出来なかった。やっと、跛行が治ったとおもったら、僕が圧迫骨折、さらにその後に放射性膀胱炎になってしまい、調馬策でのお付き合いしか出来てなかった。
もちろん、その間もちゃんと預託先のFさんが丁寧にLSD(Long Slow Distance)を初めてくれていて、成長はしていたのだが、なにしろ7ヶ月ぶりの騎乗は、いろんな意味で不安だらけ。
まずは、僕はちゃんと乗れるのだろうか? 放射性膀胱炎の痛みは出ないだろうか、背骨は大丈夫だろうかというのが、ものすごく気になっていた。一応、先月の後半からジム通いも復活して、ストレッチもはじめているものの、そんなものは、まだ効果のこの字も遠いだろう。
さらには、出張やら台風やらで、そもそも山梨に戻るのも4週間ぶりなわけで、もうあまりに全てがタイムギャップなわけだ。
それでも、気持ちだけ前進気勢ガッツリなので、まずは調馬策。いやー、なにどうしたの君はというくらいに落ち着いてるし、停止の時にちゃんと輪線上に綺麗に止まってくれるしで、もうこれだけでも嬉しい。その後の、馬装も落ち着いていて、なんだかすっかり大人な感じ。
こちらは、自分の体が怖いので、とにかくゆっくりと長馬場で常歩と速歩までと決めて、途中で痛みとかが出たら即中止のつもりで騎乗。ところが、乗り始めたら、もうなんか本当に素直で、優しくて、100%気分爽快で、心底清々しさ満点な30分の騎乗だった。幸いに、膀胱炎の痛みも出ないし、背中や仙骨も痛みもなくて、なんか一安心。
それにしても、ちゃんと成長してる我が娘には、ひたすら感謝だわ。もっとも、放牧場に戻したら瞬殺で砂浴びするのは、相変わらずだけどね。