朝、事務所で書類の確認をしたあと、昼前の便で広島へ移動し、県立広島大学の情報経営学部で特別講義。今回の招聘元のS教授とは、彼が学生の時からの知り合いだから、四半世紀近くの付き合いになる。彼は、かつて関門海峡を挟んだ無線IP通信の実験を手伝ってくれた山口大学の知人の研究室に在籍していた学生さんで、その後阪大で学位を取得されて、私立の工業大学の教員を経て、いまは県立広島大学で教授をされている。共同研究などで何年かに一度は顔を合わせていたけど、今回はちょっと久しぶりに会ったら、すっかり教授らしい落ち着きのあるナイスミドルになっていた。もっとも、研究者の世界ではまだ十分に若手に分類されるんだろうな。
夜は、研究室の学生さんを交えて、一献。広島ならではの牡蠣に舌鼓を打つ。明日の朝は新幹線で博多に移動して、そこから那覇に行くのだけど、なかなか風邪が抜けない。